mionote’s blog

猫と音楽とミステリー、映画が好きです?

映画『秘密 THE TOP SECRET』

原作は、清水玲子さんによる漫画作品。8月6日に劇場公開されました。監督は、大友啓史さん。主演は、生田斗真さんと岡田将生さんです。

すごく良かったです!予告を観たときから気になっていたのですが、そういう映画って「予告がいちばんおもしろかった」みたいなこともたまにあるような……。でも、全然そんなことなかったです。本編も、最初から最後までスピード感のある展開でひきこまれてしまいました。絹子、とても魅力のある子でした。

死んでしまったひとの記憶のなかを覗き見て、真相を暴き出す犯罪捜査チーム"第九"が、とある迷宮事件を追いかける話。ポスターの惹句は「特殊脳内捜査チーム【第九】迷宮入り事件の謎を解く!記憶に潜入せよ。」

脳にアクセスする方法など細かい手順がきちんと描かれていて、とても説得力がありました。手続きを踏むって大事な気がします。それだけで、きちんと地続きな感じがします。

だからといって、細かすぎないところも良いなって思いました。犯行現場とかは、割とさらっとしていて、執拗に描写しすぎることもなく、全体的にバランスが良かったなって思いました。

かなり前のリメイクもののミステリー映画で、とある作り込まれたアイテムが映ったとき、それまで積み上げられてきたおどろおどろしさとか怖い感じとか不穏な感じが一瞬にしてなんかちょっとおもしろいにシフトしてしまって残念だったのです。いっそ、そのあたりはあまり見せずにシルエットだけでも良かったなって。なにか丸いものがとんでいって、飛沫的なものがぶわってなるだけで、なにか想像させるものがすっごく怖い!来年の夏あたりに公開される映画も、そんな感じでソフトに怖く描かれていると良いなぁ♪(ΦωΦ)

今日という日

いろいろ想うところはあるけれど、過不足なく伝えるのは難しいな……などと思う今日この頃です。

1945年8月9日、長崎市原子爆弾が投下されました。今から71年前のことです。多くのかたが亡くなりました。そして、後遺症に苦しめられてみえます。

平和について。声の大きいひとが必ずしも正しいとは限らない。自分で考えることが大切で、それを放棄してはいけないと思います。とはいえ、日常に追われると、判断するための情報を得るのも、それを取捨選択するのもむずかしいです。信頼できる、自分にとってのコンパスみたいなひとを見つけられると良いのかなって、そう思います。

 

レインツリーの国

有川 浩さんの描く恋愛小説。『図書館戦争』シリーズの二巻目にあたる『図書館内乱』に『レインツリーの国』という書籍が登場しますが、この作品がその実物という仕組みになっています。そういうの、なんだかワクワクして大好きです?

『レインツリーの国』(株)新潮社 2006年 書き下ろし

「レインツリーの国」というサイトで共通の思い出の本を通じて出会った「ひとみ」と「伸」のふたりが、現実世界でも会うことになって、ときにぶつかり合いながらも、お互いを理解しようとしていく話。

 Kis-My-Ft2玉森裕太さん主演で映画化されています。(2015年11月公開) そちらも観てみたいな、と思いました。

それから、参考文献としてあげられていて気になったのが笹本祐一さんの『妖精作戦』『ハレーション・ゴースト』『カーニバル・ナイト』『ラスト・レター』。作品中に出てくるふたりの出会いのきっかけとなった本『フェアリーゲーム』のモデルになっているのかなって。読んでみたいです!(ΦωΦ)☆

今日という日

広島平和都市記念碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれています。わたしたちが享受している平和な日々を、未来のひとたちへつなげていくためにはどうしたらいいのか。ひとりひとりが考え続けることが大切なのかな、と思います。

『かわいいきいろのクジラちゃん』

小さいころ読んだ絵本って覚えていますか?大好きで繰り返し読んだ絵本。あるいは、読んでもらった絵本。わたしは年の離れた弟がいて、少し大きくなってからは読んであげる側だったので、比較的いろいろ覚えているほうだと思います。『だるまちゃんとかみなりちゃん』とか『からすのパンやさん』とか『ぐりとぐら』とか姉弟そろって大好きでした?

そんななか、たった一度しか目にしたことがないのに強烈な印象を残したのが『かわいいきいろのクジラちゃん』かこさとしさんの作品です。タイトルを思い出せなくて探しあぐねていたのですが、検索してみたら見つかりました。素晴らしきインターネット。でも、今は手に入らないみたいです。なので、わたしの記憶が正確かも検証しようがありません。残念。そんなわけで、普通にネタバレというか覚えているあらすじを書いてみますね。紙芝居という形でみたのと、いつもはオトナが読んでくれるのに、この時はカセットテープだったことまで覚えてます。そして、その語り口にすごく惹きこまれたことも。

〈あらすじ〉きいろいクジラのきいちゃんは、みんなと違ってひとりだけ黄色なので、いつもからかわれていました。そのたびに、おかあさんになぐさめられていました。大好きなおかあさん。ある日、ニンゲンが珍しい黄色のクジラを捕まえにやってきました。きいちゃん逃げて。おかあさんは、きいちゃんの代わりに捕まってしまいました。折しも夕焼け(それとも朝焼け?)時で、母クジラが捕まったのもあって、海がいちめん真っ赤にそまって……。おかあさんを亡くしたきいちゃんは、哀しくて、哀しくて、深く深く沈んでいきました。きいちゃん、きいちゃん、大丈夫だよ。みんながついてるよ。それまで、きいちゃんをからかっていたクジラのこたちが、きいちゃんを一生懸命なぐさめてくれました。きいちゃんは、ひとりじゃないよ。そうして、みんなに連れられて、深いところからあがってきたきいちゃん。きいちゃんにも、みんなにも朝陽が差して、みんなキラキラ金色に輝いていました。おしまい。

子ども向けのはずなのに、おかあさんのシーンが衝撃的すぎてガン泣きした記憶があります。そして、しばらく高熱ってどれだけ繊細だったんでしょうね。小さなころのわたし。ちょうど母が入院がちだったっていうのもあって、そういうのに本当に弱かったんです。ってか、おかあさんクジラが死んじゃったくらいで態度を変えられるなら、最初からもう少し歩み寄ってくれよみたいな想いもありましたwww

軽くトラウマ……?でも、そのせいか忘れがたい作品になりました。人格形成に影響を受けてしまっているかもしれませんが、ひとはいろんな影響を受けて成長していくものですし、どう育ったかは結局のところ自分自身の責任でしかないですね。ってか未成年ならまだしも、成人過ぎたオトナが、自分自身の育ちかたを環境のせいにするなんてカッコ悪い真似はしたくないものです。きいちゃんは、きっと他人の痛みを想像できる強くて優しい大きなクジラに成長したのでしょうね。

妃は船を沈める

有栖川有栖先生の名探偵 臨床犯罪学者・火村英生が活躍するシリーズの第8長編。雑誌掲載時は中編だった『猿の左手』と後日談『残酷な揺り籠』、そこに二つの物語を接続するための「幕間」が書き足され長編として書き上がった、とのこと。

『妃は船を沈める』(株)光文社 2008年

前に読んだことがあるような、ないような。自分の記憶が不確かでなんとも……。ただ、ファドという音楽や水で割ると白く濁るお酒ウゾーといったエピソードはイメージとして強く残っているので、読んだ……かな。そんな感じで、新鮮な気持ちで読みました。

ミステリーで謎解きと犯人を言ってしまうのは、なんだかルール違反だと思うので、そのあたりには言及せずに感想をまとめてみますね。

 願いを叶えてくれる呪術アイテム「猿の手」については、CLAMPさんの『xxxHOLiC』や西尾維新さんの『化物語』にも出てくるので、元ネタはわりとなじみのある話かもです。とはいえ、元ネタ自体を読んだことがないので、読んでみたいと思いました。(できれば、作中で引用されている森英俊野村宏平編『乱歩の選んだベスト・ホラー』ちくま文庫所収の倉阪鬼一郎氏の訳文にあたってみたいです) 引用されている部分だけでは確かなことは分からないはずなのに、わたしも火村先生とおなじような読み方をしていたので、全文を読んでおなじ読み解き方になるか確かめたいです。

これまで地味に謎だった火村先生の役職名が解決しました。作中で、火村先生が「助教授ではなくなりました」「いいえ。昨年、学校教育法が改正されて、准教授に」と話しているので、現実世界の時系列に沿っているのかな、などと。ちなみに、学校教育法が改正されたのは平成19年(2007年)で、内容は次のとおりです。

2.大学の教員組織の整備(助教授・助手の見直し)(1)  助教授を廃止し、「准教授」を設ける。(2)  助手のうち主として教育研究を行う者のために「助教」の職を設ける。(助手のうち主として教育研究の補助を行う者については、引き続き「助手」とする。)文部科学省HPより一部引用 

〈追加〉コマチさんこと高柳真知子さんが初登場するのもこの作品……なのかな。刊行順に読んでるわけではないので、そのあたりまったく確実なことは言えませんが、少なくとも「はじめまして」と自己紹介をしあう場面はありました。有栖さん、なかなか手厳しいというか評価がシビアです。(←コマチコメントに対する感想)

 

〈2016年8月現在の配信情報〉

動画配信サービスは、いろいろ種類があって悩みますね。試してみるまでは不安要素が多かったのですが、使い始めたらCMが入らないし、まとめてさくっと観られるし、とっても便利です。お試し期間として最初の何週間か無料で使えるものもありますし、まずは試してみてはいかがでしょう?

わたしは、最初はドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』another storyのためにhuluさん。そこで配信されている窪田正孝さん出演作をほぼ観終わって『ケータイ捜査官7』が観られるらしいとU-NEXTさん。でも、わたしが契約したときには配信されていませんでした。(;_q)

今は、dTVさんで映画やドラマや音楽やアニメを楽しんでいます。配信が中止になることもあるので、あくまで現時点のものですが、dTVさんで観られる窪田正孝さんの出演作品をまとめてみました?

〈ドラマ〉ST 赤と白の捜査ファイル【日テレオンデマンド】/Nのために【TBSオンデマンド】/永遠のぼくら sea side blue/デスノート日テレオンデマンド】/臨床犯罪学者 火村英生の推理【日テレオンデマンド】←another storyはhuluさんだけの限定配信のようです

〈映画〉映画 鈴木先生/めめめのくらげ/ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE/闇金ウシジマくん part2

〈有料配信・別途レンタル料が必要です〉るろうに剣心カノジョは嘘を愛しすぎてる/映画 ST 赤と白の捜査ファイル/エイプリルフールズ

書きこぼしているものもあるかもしれませんが、お手柔らかに。参考程度にご覧くださいませ?(ΦωΦ)