mionote’s blog

猫と音楽とミステリー、映画が好きです?

薬師寺涼子の怪奇事件簿

田中芳樹さんの描く伝奇アクション小説シリーズ。「ドラキュラもよけて通る」で「ドラよけお涼」の異名をもつ警視庁刑事部参事官のキャリア官僚・薬師寺涼子警視が、美貌と美脚と才能をいかんなく発揮して、部下を引っ張り回しつつ怪奇事件を解決していくというストーリー。参事官付の常識人・泉田警部補による一人称視点で語られています。

「魔境の女王陛下」講談社ノベルス 2012年

「海からなにかがやってくる」祥伝社ノン・ノベル 2015年

 ミステリーの合間に上記2作品を読みました。「魔境の女王陛下」は、北の大陸が舞台になっていて、ネタバレをさけて感想を言うなら、中華料理がおいしそうでした。あつあつの水餃子とか。大好きです? 「海からなにかがやってくる」は、気づかずにさらっと読んでしまったのですが、キャラクター造形的に緑色をイメージカラーにしている政治家さんが出ていて、ここへきて「わぁ」と思いました。出版された年月日を意識して読むと、見えてくるものがあるかもしれません。ないかもしれません。

シリーズの最初の方は、もっと伝奇色が強かったというか、怪奇現象を主に物理攻撃でぶちのめす感じが爽快でした。怪奇現象に説明がつけられたというか、文献にあたってみる描写も少なからずあったように思うのですが……また読み返してみたいです。(ΦωΦ)