ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』

観てきました。前回、アナ雪の上映時間を調べていて、たまたま映画が公開されていることを知りました。ずいぶん前から気になってた気がするけど、映画化……?と思ったら、シリーズが1期・2期と続いていて、3期目も製作中とか。映画化されたのは、あるキャラクターの過去を掘り下げるものでした。

最後の最後で現れる語り部におよって思ったけど、そっちが主軸だったんですね。シリーズも追って観ていきたいと思います。キャラクター造形が美麗。宝塚の演目にもなったみたいなので、機会があればそちらも観てみたいです!

人形劇だけど、年齢制限ありで描写が容赦ない感じでした。人形なのに、生きてる。血飛沫、斬撃、そして首!走り方が、空を滑るかのようでした。なにより、まばたきする感じとか、唇の様子とか、なんかそういう小さな積み重ねで息を吹き込んでいる感じがとても素敵でした。

主人公のお母様がすごく英才教育というか、怖い人でした。そして、それだけの鍛錬を積んでおいて、長じてからロックな歌い方になってしまったのは何故だろうと、違和感というか世界観に対しての謎だったのですが、エンドロールでなかのひとを確認して納得しました。なら仕方ない。というか、この世界観的には、これが至上であり至宝なのですね……なるほど!

そういえば、わたしは小さい頃から人形劇が大好きだったらしいので、そういう点でもツボな作品なのかなって思いました。里見八犬伝が好きだったらしいけど、再放送か何かを観たのかな……玉藻の前にキャッキャしてたらしいです。だいぶ大きくなったのに、好みはあんまり変わってないな。