ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

「雛祭り」と「おこしもん」

知らないうちに3月ですよ。2月は短かったなぁ。すでに今年の6分の1が過ぎてしまったと思うと、やたらと「時間が経つのは早いな」と思います。今年度で考えると、今月で終わりですよ!来月過ぎたら、新年度。そして、今年も4分の1が過ぎてしまうのです。(分数で表現するのが間違ってる気もします)(残り時間が否応なく迫ってくる感じがするというか……あぁ!もう分かってるから!みたいな気分になる)

そんなこんなで、少しでも充実した毎日を送りたい今日この頃です。仕事に忙殺されるだけで、時間が、季節が過ぎてしまうなんて悲しい。少しでも、なんらかの足跡を残したい。忙しすぎるせいで、疲れているのに、寝るのが遅くなって仕方ないです。どうしても、今日を仕事だけで終わらせなくないとか思って、スマホのゲームしたり、動画みたりしてしまいます。翌日つらいのは分かってるのにね……。

さて、少しずつ暖かい日が増えてきたり、花粉がやばかったり、春の足音が感じられてきましたね。そろそろ、雛祭り。女児(あるいは、かつての女児)の健やかな成長を祈って、雛人形を飾ったりします。わたしの雛人形は、祖母の家に置いてあって、毎年祖母が飾ってくれています。ガラスケースに入っていて、オルゴールがついていて、とても大好きです。あまり愛でる機会はないけれど、孫を想ってくれる気持ちがうれしいですね。母のもあるので、なんだかとっても賑やかしい感じになります。

雛祭りといえば、ちらしずし・蛤のおすいもの・ひなあられでしょうか。我が家では、普通のおすいものだったり、そもそも祝い膳にしなかったり、毎年 適当に過ごしております。さらに、両親ともに信州人なので、あまり馴染みがないのですが、愛知では雛祭りといえば「おこしもん」だそうです。

仕事を始めてから、職場のひとに教えてもらいました。ウィキペディアによると『おこしものは、愛知県で桃の節句に供えられる和菓子の一種。「おこしもん」や「おしもん」、「おこしもち」、「おしもち」とも呼ばれる。(中略) 基本的な製法としては、熱湯でこねた米粉を鯛や扇などの木型に入れて成型し、蒸し器で蒸しあげた後に食紅で着色する。または、色生地を別に作っておき、成型時に白生地と一緒に詰め込む調理法もある。蒸したてのものや餅のように焼いたものを、砂糖醤油などをつけていただく。』とのこと。落雁と違って、ヒノキで出来た木型を使うそう。早い話が、米粉で作ったおもちのような食べものでしょうか。(そのものは、甘くはない) 1回だけ振る舞っていただいたことがありますが、想像した通りの味です。普通のお醤油でもおいしい。きな粉や砂糖醤油でいただくのもアリです。もちもちしないおもちみたいな。

格別においしいというものではありません。とはいえ、季節の味には違いないので、興味をもたれたかたは試してみてはいかがでしょう。木型がなければ、クッキー型などで抜いても良いみたいですよ。 


f:id:mionote:20210302021949j:image