ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

肩ひじはらずのんびりと

 おいしいものが好きです。食べることが好き。ひとりで食べることは苦にならないし、むしろ好きなタイミングで好きなものを食べられるのは贅沢だと思います。自分の作りたいときに作るなら、料理もそんなに苦痛じゃない。この手で創り出すおいしい料理!むしろ楽しいです。自分の口に合えば良い、というのは気楽なものですね。ちょっとくらい塩気が足りなくても、あとから塩コショウを振れば良いですし。なんといっても、自分が作るなら、採点は激あま です。自分の気分は自分で上げていくスタンス。なにせ、オトナですからね!

 ただ、それが「やらなければならないこと」になった瞬間に色あせてしまうのは、どういうことでしょう。別に苦ではないけれど得意というわけでもなく、片づけは果てしなく面倒くさい。ありあわせで何とかしたいところ、「お肉が食べたい」「ラーメンで良い」「チャーハンが食べたい」って……なんとか希望を叶えてあげたい気持ちもあるけれど、こっちだって仕事帰りですよ!

 ラインで了解の意思をスタンプで送って、気づいたら力尽きて、帰ってきた弟を悲しませてしまったこともありました。両親には、期待させておいて非道いって責められた。すまないねぇ。でも、食べたいものは重ならないし、味の好みは違うし、正直モチベーションが上がらない。そろそろ姉さんの味つけにも慣れてほしいものです。別に薄味というわけでもないはずなのに、出した料理にアレコレかけられると、なんだかしょんぼりしてしまいます。

 そんなこんなで、おいしい料理を作れるようになりたい!さらには、楽しく料理が出来るようになりたい!

 

 そこで手に入れたのが、こちらの商品です。(なんだか通信販売っぽい流れになってきた)

『ちょっとフレンチなおうち仕事』著者:タサン志麻 株式会社ワニブックス 2020年6月1日発行

 「伝説の家政婦」シマさん初の暮らし本!(帯のコピーより引用) 青ベースの装丁がすっきりしています。収録されている写真がすべてカラーなところ、字体が読みやすいところ、イラスト・写真・文章のバランスが良いところ、レシピが載っているところ、料理のコツや家事の工夫が分かりやすくまとまっているところ など、いろいろパラッと読み比べて、特に気に入りました。

 帯に、旦那さんとの年齢差や国籍がしれっと書いてあって、そこは興味ないというか、他所様の家庭事情に踏み込むのは品がないなぁと思いました。販売戦略的に「アリ」と判断されたんでしょうか?購入してしまえば、買った側もそれを「アリ」としてしまったのだと受け止められそうで、なんだかもやっとしますが……でも、全体的な内容は素敵なのです。章立てが細かいので、どこからでもパラッと読めるところも好きです。必要なときに、必要な部分をすぐに探すことができます。

 って書いておきながら、今 探している情報を見つけることができなかったのですが……。お料理をするときに、なにから始めるかという手順の話で、まずはお湯をわかすってあって、ウチの母がまさにそんな感じなので、さすが家事のプロだなって思いました。母に習えば良いのでは……(料理の手際と采配は上手ですけど、教えるのはすっごく下手だとは思います)(ウチの母は、言語化が苦手なタイプ)

 

 この本のレシピ通りに料理をする機会は、まだないのですが、料理に対するモチベーションはすごく上がりました。だいぶ前に、NHKでタサン志麻さんの番組を観て、その場でチョコもちを真似して作ってみて、すごくおいしくできたのです。

 きっと、他の料理もおいしくできるはず!


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お題「#新生活が捗る逸品」 料理のレシピ本