ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『うちの執事が言うことには』

 定時であがれて、家にはひとりで、観たい番組もなく……なんだか時間があまってしまいました。普段は、長時間労働に加えてのサービス残業で、仕事が終わったら、帰って食べてシャワーして寝るだけなので、ちょっと贅沢な気分です。

 ひとりで軽く晩ごはんを食べて、ひとりぶんの洗いものをして、ごはんを炊く準備をして……前から気になってた映画を観ることにしました。仕事のあとなので、またしても軽く観られそうなものを選んでみましたよ。(あとで振り返ったときのために補足すると、弟はまたしても長期出張です。姉さんは寂しい……でも、ごはんの用意はすっごく楽です。)(ちゃんと栄養も考えようとは思います。そのうち。)

 っていうか、これを書いているのは4月10日なのですが「主従の日」っていうのをチラホラ見かけて、なんだか良きタイミングだなって思いました。めぐり合わせ……? ウィキペディアには載っていなくて、制定されているというよりは、語呂あわせで自然発生的に「そう呼ぶようになった」みたいです。4(シュ)10(ジュウ)ってことでしょうか。(……ちょっと苦しくないですかね?)

作品情報

『うちの執事が言うことには』(うちのしつじがいうことには)は、高里椎奈による推理小説のシリーズ。角川文庫より2014年3月から2016年11月までに全9巻が刊行された。続編として『うちの執事に願ったならば』が角川文庫より2017年3月から2020年8月までに全9巻が刊行された。(中略) 2019年5月に実写映画が公開された。

キャスト 

烏丸花穎 - 永瀬廉(King & Prince)

衣更月蒼馬 - 清原翔

(ウィキペディア「うちの執事が言うことには-映画」)

 名門一族の当主を若くして継ぐことになった花穎(かえい)を迎えたのは、仏頂面の新執事。仕方なく主従関係を結んだ2人が、烏丸家に降りかかる難事件に立ち向かう!(Netflixより)

 おもしろかったです。わがままで、感情の起伏が大きくて、キャンキャン騒がしくて、甘えんぼうで、ふてくされて、もしかしたら他人の悪意に鈍感で、でも決して愚かではない花穎様。なんだかチワワみたいだなぁって思いました。

 それから、執事の衣更月。好きです。あまり気持ちを顔に出さないタイプですね。それから、とても優秀で有能です。

 想いがすれ違ったり、誰かの悪意で仲違いさせられたり、窮地に陥ったり、誤解されたり、そういうストレスに弱いので、困ったシーンが長く続くのは耐えられないのですが、有能な執事が悲観的になりすぎないので安心しました。その場、その場で自分に出来ることをやる……良いですね。

 事件の着地点も、最後のシーンもとても良かったです。なんとなく、花穎様と執事が最初の出会いに比べて、少し成長したように感じられるところも素敵です。

 

 原作を読んでいないので、映画が原作通りなのかは分かりません。でも、映画がおもしろかったので、小説も読んでみたいと思いました。高里椎奈さんの作品は(作家さんのことは先生って呼ぶべきですか?でも、編集者ではないのです……)、薬屋探偵妖綺談とドルチェ・ヴィスタくらいしか読んでおらず、しかもどこかで挫折している気がします。なにかあったのかな……うっすらとしか覚えがないですが……

 前からタイトルは気になっていて、というか表紙が好きな巻があったので読んでみたいとは思っていたのです。どれだったかな……と画像で検索してみたら、「うちの執事に願ったならば」でした。続編。うっかり手にとってしまわなくて良かったです。というか、良かったということにしておきます。こうなったら、最初から順番に読みたいですから。

 これからの楽しみが増えました♪

うちの執事が言うことには

うちの執事が言うことには

  • 発売日: 2019/11/13
  • メディア: Prime Video