ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『あの家に暮らす四人の女』

 文庫版が出ていて、実は家にあります。積ん読ってやつですね。本屋さんで平積みされているのを見つけて、気になって買ってみたのですが、それで満足してしまいました。

 部屋のどこかにあったはず……と思って探したら、本棚にありました。帯に「2019年TVドラマ化!」とあったので、それくらいに買った……んだろうな…(家に読みたい本がいつでもあるというのは、なんか安心するので、買ってしまうと読まずにとっておきがちです。)(それだと、蔵書が増えるばかりなので、良くない)

作品情報

『あの家に暮らす四人の女』(あのいえにくらすよにんのおんな)は、三浦しをんの小説。2015年7月10日に中央公論新社から単行本が刊行され、2018年6月22日に中公文庫から文庫本が刊行された。2019年9月30日にテレビ東京系でテレビドラマ化された。

あらすじ

東京杉並の古い洋館に住む刺繍作家の牧田佐知と母の鶴代、佐知の友人の谷山雪乃と、雪乃の後輩の上野多恵美。同じ敷地内に長年住み続ける山田一郎も交わり、笑いと珍事に事欠かない牧田家の日々だったが、洋館にある“開かずの間”を開けたことをきっかけに、平穏な日常がにわかに変化していく。家族のようで家族でない人々の、奇妙で不思議でかしましくも和やかな日々の物語。

(ウィキペディア「あの家に暮らす四人の女」より)

 おもしろかったです。母と娘と友だちとその後輩+山田さん。

 中谷美紀さんが、刺繍作家の佐知役で、職人気質な感じがとても似合っているなぁと思いました。それから、友人の谷山雪乃(永作博美)とその後輩の上野多恵美(吉岡里帆)、母の鶴代(宮本信子)さん。母と3人の娘みたいで、わちゃわちゃしていて可愛い。

 水もれがあったり、内装業者の梶(要潤)さんに佐知が一目惚れしたり、開かずの間からあるものが見つかってしまったり、多恵美さんが元カレの宗ちゃん(中村蒼)とひと悶着あったり、牧田家に長年仕える山田(田中泯)さんがギックリ腰になったり、なんだかんだいろいろなことが起こります。

 「恋の小鳥が胸に住み着いてしまったの」(だったかな?)って、どこの女学生かとくすぐったい気持ちになってしまいそうなところ、佐知と雪乃のやりとりだと気心の知れた女ともだちって感じで良いなぁって思いました。

 山田さん、木刀が似合いますね。それから、常に眼光するどく、牧田家を守っていて、格好良いです。頼りがいがあるかは別として、唯一の男手。たまに、すねてしまうところも可愛い。

 みんなで囲む食卓がおいしそうなのも良いなぁ。

 ナレーションが、萩原聖人さんで良い声でした。コズミックのひとだ!と思いました。(父が大好きで、よく観ているのです。)

 せっかくなので、ドラマの印象が薄れてしまわないうちに小説を読んでおこうと思います!🦋