こちらも、Netflix視聴期限が5月14日まで。
たしか、もとは韓国の映画なんですよね?でも、世界各国でリメイクされているみたいです。不思議な力で若返ることができたら、人生をやりなおせたら、元気いっぱいな状態で好きなことができたら、そういう「こうだったら良いのにな……」という願望は、世界共通なのかもしれません……
作品情報
『怪しい彼女』(あやしいかのじょ、原題:수상한 그녀、英題:Miss Granny)は、2014年公開の韓国映画。
リメイク 日本版
日本では2013年公開の映画『謝罪の王様』のスタッフにより『あやしい彼女』のタイトルでリメイク版が製作された。主演は多部未華子、倍賞美津子。2016年4月1日公開。
あらすじ
女手一つで娘を育て上げた73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)は頑固でおせっかいな性格のため、周りからは敬遠されがち。ある日、ふと入った写真館で写真を撮り店を出ると、20歳のときの若々しい姿のカツ(多部未華子)になっていた。カツはヘアスタイルやファッションを一新、名前も節子にし、人生を取り戻そうと決意。その後、のど自慢大会で昭和歌謡を歌ったことから…。
キャスト
大鳥節子 - 多部未華子:主人公。瀬山カツが20歳に若返った姿。
瀬山カツ - 倍賞美津子 : 73歳。節子の本来の姿。
瀬山幸恵 - 小林聡美 : カツの娘。ファッション雑誌の元編集長。
瀬山翼 - 北村匠海 : 幸恵の息子でカツの孫。バンドマン。
中田次郎 - 志賀廣太郎 : カツの幼馴染。カツに想いを寄せる。佐竹湯の経営者。
相原みどり - 金井克子 : 通称「厚化粧シニア」。次郎に想いを寄せる。
小林拓人 - 要潤 : 音楽プロデューサー。
(ウィキペディア「怪しい彼女」より抜粋)
ネタバレしているかもしれない感想
カツさんは、最初のほうは、元気いっぱいで、頑固で、他人の話を聞かなくて、口が達者なおばあちゃんです。仕事で活躍している娘のことが自慢で、お金を大事にしている。周りのひとを振りまわしがちで、いい迷惑というか、困ったひとだな。
🐾🐾🐾🐾🐾🐱
女手ひとつで支えてきた自分の家族を大事にしているはずなのに、いつしか心はすれ違い……孫が痴漢したというオレオレ詐欺にひっかかってしまうカツさん。切ない。
でも、孫のことを想うなら、示談の前に本人に確認するなり、説教するなりしそうなものなのに、どうしてしまったの?その前に、家族とあれこれあったから、いつもなら働くはずの危機センサーが働かなかったのかな???
傷心で、(たぶん近所の)神社へ行って、帰ろうとしたときに不思議な写真館を見つけます。店先に飾られたオードリー・ヘップバーンの写真に心惹かれるカツさん。
若返って、ひったくりを捕まえてしまうカツさん(若い姿)。自身の変身っぷりにビックリすると同時に、早く走れたり、腕がよく動かせたり、身体の痛む部分がないことに喜んでいて、ほっこりしました。良かったね。周りには、ちょっと気の毒なひとを見る目で遠巻きにされていましたけど、人目を気にせず、はしゃいでいる姿は、なんだか微笑ましかったです。
せっかくだからと、新しい服を手に入れて、新しい靴を買って、自分の好きなようにするカツさん。昭和レトロな感じでとても可愛いです。冒頭は、ずっと同じ服を着ているようなイメージでしたけど、本当はオシャレ好きだったんですね。
姿が変わってしまったせいで家に帰れず、カツさん(若い姿)は「大鳥節子」を名乗って、過ごします。その間、家族と次郎さんは地味に心配し続けることになります。心配いらないという内容のメールを娘に送っていますが、カタカナのメールでは心配倍増ですよ!節子さん!
🐾🐾🐾🐾🐾🙀💦
カツさんのときから、歌は好きなのか「東京ブギウギ」を口ずさんでいました。節子さんになって、のど自慢大会で歌って、それを機会に孫のバンドで歌うことになります。節子(多部未華子)さんの歌がいろいろ聴けて、とても楽しいです!見どころ!
🐾🐾🐾🐾🐾😺
でも、なんだかんだいろいろあって、娘の想いを知って、すれ違いが解消されて、家族愛って感じです。
淡い想いは夢のように消えてしまって、節子さんがいた形跡も魔法のように消えてしまいます。ちょっと寂しい。
でも、最後の最後まで、なんというか明るく楽しい気持ちで終わっていて、後味が良かったです。エンドロールまで楽しい!🦋
ネコが出てました🐾🐱