ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『ホットロード』

 そんなこんなで、滑りこみで視聴しました。テレビをつけて、チャンネルを合わせれば良いだけなので、そんなに気合を入れなくても観ることができます。疲労困憊って思っていても、動いてしまえば、動けるものです。

 とはいえ、出だしからイヤな予感しかしなくて、始まって数分で思わず一時停止してしまいました。え?どういう話なの???筋道さえ分からないまま観続けるのは不安しかなかったので、原作を試し読みしました。……それでも、分からなかった…

 でも、冒頭の独白も、そこから続く学校生活も原作通りってことは分かりました。アングルとか。原作が漫画だと、ものすごくこだわり抜いて撮られていることが多いなって思います。出来るだけ多くのひとに納得してもらえる、受け入れてもらえるものを作ろうとしているのかなって。

作品紹介

ホットロード』は、紡木たくによる日本の少女漫画である。単行本全4巻(絶版)、文庫版全2巻、完全版全3巻が刊行されている。

あらすじ

母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。そんなある日、学校の友人である絵里に誘われ不良の春山洋志と出会い、しだいに彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。少しずつ春山にひかれていく和希だったが、暴走族のリーダーとなった春山は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなる。

映画

2014年8月16日公開の日本映画。監督は三木孝浩。主演は能年玲奈登坂広臣で、能年は2013年前期の連続テレビ小説あまちゃん』でヒロインを務めた直後の次回作として注目された。春山役は三代目J Soul Brothers所属の歌手・登坂広臣で、本作が映画初出演である。この作品で、能年・登坂ともに複数の映画関連新人賞を受賞した。

キャスト 

宮市和希 - 能年玲奈(幼少時代:本間菜穂)

春山洋志 - 登坂広臣

ママ(和希の母親) - 木村佳乃、鈴木 - 小澤征悦

玉見トオル - 鈴木亮平、宏子 - 太田莉菜

えり - 竹富聖花、リチャード - 落合モトキ、金パ - 山田裕貴

リーダー赤根 - 野替愁平、No.2 永山 - 遠藤雄弥

医者 - 野間口徹、高津 - 利重剛

春山の母 - 松田美由紀、ユッコ - 渡辺恵伶奈

(ウィキペディアホットロード」より抜粋)

☆ネタバレしないように気をつけても、内容に触れてしまえばそれはネタバレ……☆

🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾😼🏍️

“夜明けの 蒼い道

 赤い テイル ランプ

  去ってゆく 細い うしろ姿

もう1度 あの頃の あの子たちに 逢いたい

 

逢いたい………”  (「ホットロード1巻」より抜粋)

 

 和希(当時は能年玲奈さん、今はのんさん)が独白する場面から始まります。「あの頃」?………ということは、今から振り返ってみた過去ということ?「逢いたい」って、今は逢えないの?それは、遠くに行ってしまっているということ?そこは、逢おうと思えば逢える場所?それとも、どれだけ願っても逢うことができない場所?……………死別……???

 大体、冒頭と結末は対になっていることが多いので、独白を受けての終幕なら誰かがいなくなっているのかな。それは、観始める前から気が重いです。しかも、バイクだし……

 イヤな予感しかしない……

 

 ネタバレしてしまえば、対立する族との抗争などありますが、誰も死んではいなさそうです。大怪我するとか、救急搬送とか、お葬式の場面はなかったので。安心できますね!

 それから、唐突に思い出したのが、(相変わらず日本語字幕付きで観ているのですが)「総頭」と書いて「そうあたま」なのが新鮮でした。「そうとう」か「そうがしら」って読みそうなのに……検索したら「頭(あたま)」が「集団のトップ。リーダー。」とのことなので、なんとなく納得です。(「ヤンキー用語辞典−茨城王」より引用)

 春山(登坂広臣さん)も和希とおなじ10代(という設定)なのに、なんというか大人でしっかりしていて良かったです。ちゃんと家に電話するように促したり、学校へ送って行ったり、うまくいかない母娘間を橋渡ししてあげたり、安心感があります。大事にしていることが、よく分かる。いちゃつくというか、じゃれあうところも、なんだか微笑ましいです。ほとんど全ての画がカッコイイですし、性格が男前です!あと、声が良いです!

 目の保養になりました!

 和希ちゃんも、ひたすら可愛かったです。なんだかんだ、お母さんが大好きで、幼い。14歳だものね。スカートの長さと、ヤンキー文化に時代を感じました。

 

 高熱が出ているとか、体調不良のときに運転するのはダメです。人生には行かざるをえないとき、やらないといけないときっていうのは確かにある。でも……………

🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🙀💦

 生きていて良かったね!そのひと言に尽きます!

 なにもかも遅すぎることなんてない。いつからだって、やり直せるし、なにかに挑戦することもできます。生きてさえいれば。

 

 いろいろグルグルしすぎて、バイク事故の過失割合について検索してしまいました。(←迷走しすぎ)

 お互いにスピードが出ていなかったところが幸運でしたね。

 

 そして、退院して早々に自転車って……主治医の許可は出ているのですか?というか、半身麻痺なのでは……?というか、もう少しリハビリが進んでからのほうが良くないですか?もう、ひたすらハラハラしました。っても、立位保持は出来ていそうだから、なんだかんだアリなのかな?でも、やっぱり歩けるのが先だし、麻痺側に装具は必要なのではないかな?……………リハビリは専門外なので、よく分かりません。

 でも、ふたりで歩いていく未来があって、良かったなって思いました。しあわせな今があって、この先があって、そのうえで懐かしく過去を思い出していたんですね……良かった…🦋

ホットロード

ホットロード

  • 発売日: 2015/05/18
  • メディア: Prime Video
 

ネコ出てきます🐾🐱