のんびり、まったり過ごした休日も気づけば半分が過ぎてしまいました……せっかくだから、今日もなにか観ようかな。気軽に楽しめて、そんなに長くなくて、重くなくて、でもおもしろそうなのが良いなぁ。
ということで、前から気になっていたこちらを観てみました！「俳優 有村架純さんは急に休みがとれたら、どんなふうに過ごすの？」という、コンセプトがストーカー気質というか、余計なお世話というか、興味本位というか、プライバシーの侵害というか、無邪気というか……そんな感じの「フィクション」です。
久しぶりに母たちが帰ってきたので、途中から一緒に観ました。🐥📺🐥🐥
作品紹介
『有村架純の撮休』（ありむらかすみのさつきゅう）は、WOWOWプライムにおいて2020年3月21日の土曜 0:00（金曜深夜）より全8話（1話完結）に渡って放送されたオムニバスドラマ。是枝裕和、今泉力哉、山岸聖太、横浜聡子、津野愛が各話ごとに監督を務め、各監督が妄想を膨らませながら、女優・有村架純の休日の過ごし方を描いていく。全話のオープニング映像と予告映像は山岸聖太が担当しており、マネージャー役の野間口徹とドラマプロデューサー役の黒田大輔のやりとりから毎回有村架純が撮休を得ている理由が明らかになる。なお、タイトルにある“撮休”とはドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日のことを指す。このドラマは「有村架純の撮休」というタイトルではあるものの、実際の本人の撮休の過ごし方とは関係がなく、フィクションである。
脚本
（第1話）比嘉さくら（第2話）ぺヤンヌマキ（第3話）砂田麻美（第4話）篠原誠（第5話）ふじきみつ彦（第6話）今泉力哉（第7話）津野愛（第8話）三浦直之
監督
（第1話・第3話）是枝裕和（第2話・第6話）今泉力哉（第4話・第8話）山岸聖太（第5話）横浜聡子（第7話）津野愛
音楽 七尾旅人
エンディング 竹内アンナ「RIDE ON WEEKEND」
キャスト
主人公
第1話
誠（架純の実家を訪れる男） - 満島真之介
由美子（架純の母） - 風吹ジュン
第2話
優子（架純の親友） - 伊藤沙莉
田中（優子の同僚） - 若葉竜也
第3話
近藤（検査技師） - 笠松将
日村（映画監督） - リリー・フランキー
第4話
第5話
遠藤（中学生） - 蒼井旬
沢田（中学生） - 水野哲志
第6話
澤本精一（架純の彼氏） - 渡辺大知
星育子（澤本の元カノ） - 徳永えり
第7話
心 - 福島星蘭
第8話
二郎（職業不詳の男） - 前野健太
キヨシ（バッティングセンターの従業員） - 田村健太郎
おもしろかったです。１話ずつが30分弱と短いので、サクッと観られます。というか、バラエティに富んでいて惹きこまれるので、つい次の作品、次の作品と観ていくうちに、ほぼ完走していました。全8話……3時間45分……普通の映画より長かった。(気づかなかった……)
どの話も好きでしたが、2・3・4・7・8話が特に好きです。って、絞り込めているようで、あんまり絞れていないですね。
このドラマを観て、有村架純さんのこと好きだなって思いました。容姿が職場の先輩に似ているので、勝手に親近感というか、これまでも心のなかで地味に応援していたのですが、これは……大好きってなります。もちろん、ドラマのなかの有村架純さんは休日の素顔を「演じて」いるわけですが……
そんな感じなので、今すっごく語りたい！語っても良いですか？まだ観ていなくて、初めて観るときの自分の感覚を大切にしたい方は、また後ほど……(観てから、戻ってきてください)
🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾😻🍊
おかえりなさい……………ですか？
すでに観たかたには言わずもがなだと思うので、あっさりと進めていきますね。好きに含めなかった話もキライってわけではないのです。ただ………解釈違い…？それぞれ、(姉では……)(先輩からの頂きものを投げるかな……しかも食べもの)(……なんか面倒くさいな…可愛いけど)って感じです。
オープニングが好きです。毎回おなじみのプロデューサーさんとマネージャーさんとのやりとり、その後に楽屋の有村架純さん。あまりに代わり映えしないので、同じ画を使いまわしているのかと思いきや、手にしているものがメガネだったり、紙コップだったり、台本だったり……します。
(なんかカッコイイ用語があったような気がして、弟に聞いてしまいました。「バンクシーン」それだ！)(でも、このオープニングが該当するのかは分かりません)
あと、音楽が好きです！七尾旅人さん！覚えました！
第2話〈女ともだち〉
優子(伊藤沙莉)とのやりとりが良いです！女同士の友情！アリ！ほどよい距離感というか、あるあるというか、シスターフッドというか(……なんか違うか)、とにかく共感度が高いです。
友だちと一緒に食べるアイスがおいしそう。クッキー&クリーム……ハーゲンダッツかな？ 良いですよね。気の合う友だち。友だちというか、自分を理解してくれて、肯定してくれる、大事なひと。たまにはMちゃんとごはんに行きたいな！
第3話〈人間ドック〉
VIP待遇！なんというか、噂には聞いたことのある要人御用達の病院って感じです。興味津々。なんだか楽しかったです。もろもろ終わったあとのローストビーフがおいしそうでした！
わたしも少し前に人間ドックしました。もちろん普通の待遇。初めて副脾があると言われました。「先天性のものなので気にしなくていいですよ」って、逆に気になります。先天性なのに、今まで何も言われなかったの……？キミはずっとそこにいたのかい？急に現れたのなら、後天的では？？？
でも、検索してみたら悪いものではなさそう。心の片隅にひっかかりつつも放置しています。………脱線しましたね。
第4話〈死ぬほど寝てやろう〉
おもしろかったです！好き！ちょっとだけホラー風味……？
見たい夢のシナリオをストックしていて、それをカセットテープに録音して、聴きながら寝ることで、見たい夢を見る、という計画。ビックリして起きるのに、そこにも覚えのない現実が横たわっていて、混乱しながら修正しようとして、でも出来なくて、ビックリして起きる……と、それも夢で……………
ハイヒールが並んでいる感じの絵が素敵だなって思いました。あんまりしっかり見ていないけど。それから、玄関の靴。あと、ところどころ映る砂時計が気になりました。最後のとこ、砂が落ちてないですよね。ってことは、まだ続く……………？
あと、話の本筋には関係ないだろうけど、最初に帰宅したときに玄関ドアにカギが２つ付いていて、両方を施錠するあたりも好きです。ですよねって。(ドラマで、家に帰ってきたときに明らかにドアを施錠していない感じだと気になってしまう時があるので……うん！そう！って感じがしました。)
第7話〈母になる(仮)〉
4話のときも思ったのですが、朗読するところが好きです。良いなぁって思いました。今回は、台本を片手に台詞とト書きを声に出している場面から始まります。もしかしたら、有村架純さんの声も好きなのかもしれません。
近所に住んでいるらしい小さな女の子がやってきて、一緒に過ごす回。翻弄されている。ゾンビ役を演技指導されたり、一緒にゾンビごっこで遊んだり……引っ越しのダンボールがたくさんあって、引っ越したばかりを思わせます。
果汁100％の「本物の」オレンジジュースと果汁の割合が少ない「偽物の」オレンジジュースが出てきます。あの瓶には見覚えがあるような……検索したら、なんとなくバヤリースっぽい。どっちが良いとかではなくて、どっちもおいしい……と。
終盤の小さな女の子とのやりとりは、冒頭で練習していた台本そのままです。なんとなく、練習と本番を目にしたような気持ちになりました。(と言っても、わたしたちが見ているのは「すべて」本番のはずですが……)
第8話〈バッティングセンターで待ちわびるのは〉
引っ越したあとの回。なのかな。リビングのソファうしろの壁が空色なのが可愛いです。うちは、どこもかしこも白い(若干、経年を感じる)壁なので、色壁にあこがれます。パステルカラーとか、そんなに目にガチャガチャしない感じの色が良いなぁ。
バッティングセンターに行ったことがないのですが、ホームランとか打てたら楽しいだろうなって思いました。
どんな球でも、バットを振らなきゃ当たらない。なるほど。
たからくじは、買わなければ当たらない。
好きなひとには、告白しないと、想いが成就するか分からない。(そのあたりは、かけひきもあるだろうし一概には言えないのかもしれませんが…)
そんなこんなで、バッティングセンターで正しいバッティングの方法(ボールがくるのを待つこと)を教わり、教え返し、二郎さんの想い人を待ち、楽しい時間を過ごした有村架純さん。最初は、待つことが出来ずに、ボールがくる前にバットを振っていたけれど、ちゃんとあたるタイミングで振れるようになりました。
最初は少しギクシャクしてしまったマネージャーさんとも、気持ちに余裕をもって対応できていて、なんかちょっと気まずい感じになってしまったのが修復できた感じで、安心しました。
「カスミは待つを覚えた」みたいな回でした。
Netflixに入っていると観ようと思ったときに、すぐに観ることができます。これまで、映画やドラマを短期間に繰り返し観るってことはしてこなかったけど、気に入っている回を繰り返し観るのも素敵な楽しみかただろうなって思いました♪🦋
