こんばんは。なんとなく毎日更新しようと決めているのに、またしても連続記録が途絶えてしまいました。時間外労働が連日2時間っていうのは、長いのか短いのか分かりませんが……チリも積もればチョモランマですよ。しかも、全然2時間では終わっていないですし。できるだけ残業しないように言われているから過少申告しているだけですし……(それもどうだか……)
ままなりませんね……
いっそのこと、月に何日か更新しない日を決めてしまえば、更新できなかったからってクヨクヨすることもないのかな。(実は地味にクヨクヨしています)(クオリティは大したことないから、せめて「毎日お届け」ってところに存在意義をかろうじて見出したいのに………)(クヨクヨ)
さて、そんなデスマな連勤もようやく終わって、明けです。
観ようと思って、途中になってしまっている映画の続きを……と思っていたら、AmazonPrimeVideoで見つけてしまったので、前から気になっていたこちらを観ました。ありがとう、弟!
映画が公開されるって時から気になっていたけど、時期が時期だったから、我慢したんですよね……新作なのに観られるなんて!うれしい!
作品紹介
『水曜日が消えた』(すいようびがきえた)は、2020年6月19日に公開された日本映画。監督・脚本は吉野耕平、主演は中村倫也。
概要
事故により解離性同一性障害を患う1人の人間が曜日ごとに異なる7人の自分の様子を、火曜日の「僕」の視点を通して描く。 吉野にとっては本作が監督デビュー作となる。
登場人物
- 7人の"僕"(斎藤数馬) - 中村倫也 主人公。小学生時代に遭った交通事故の影響で、曜日ごとに7人の人格が入れ替わってしまう青年。
- 一ノ瀬 - 石橋菜津美 主人公の元同級生の女性。7人全員と交流があり、頻繁に家にも訪れている。
- 新木 - 中島歩 安藤の助手として主人公の治療に関わることになった若い医師。
- 高橋 - 休日課長 月曜日の僕の友人。ミュージシャン。
- 瑞野 - 深川麻衣 図書館で働く女性。
- 安藤 - きたろう 主人公を長年見守ってきた主治医。主に診察に来る火曜日の僕とは親しい仲。
スタッフ
- 監督・脚本・VFX - 吉野耕平
- 音楽 - 林祐介
- 主題歌 - 須田景凪『Alba』(unBORDE / Warner Music Japan)
- 製作 - 沢桂一、新井重人
- エグゼクティブプロデューサー - 伊藤響、福家康孝
- 企画・プロデュース - 櫛山慶、谷戸豊
- プロデューサー - 田中誠一
- 撮影 - 沖村志宏
- 照明 - 岡田佳樹
- 美術 - 丸尾知行
- 録音 - 山田幸治
- 編集 - 佐藤崇
- 音響効果 - 柴崎憲治
- 音楽プロデューサー - 和田亨
- CG・VFX - 金子哲
- 衣裳 - 袴田知世枝
- ヘアメイク - 酒井夢月
- スクリプター - 大西暁子
- 助監督 - 蔵方政俊
- 制作担当 - 斉藤大和
- 配給 - 日活
- 制作プロダクション - ジャンゴフィルム
- 製作 - 『水曜日が消えた』製作委員会(日本テレビ放送網、日活)
(ウィキペディア「水曜日が消えた」より抜粋)
感想とネタバレ
おもしろかったです。サスペンスなのかなって思ったら、検索結果のところにはファンタジーってありました。そっか、ファンタジー……なるほど…?
曜日ごとに異なる人格の僕。原因は、小学生のころの交通事故。詳しくは語られていなかったけれど、その事故で家族を喪ったりしているのかな。どうなのかな。そうだったとしても、淡々と現在の日常生活を送っていて、不便ではあるけれど、不幸ではない。良いなぁって思いました。
火曜日は、割と几帳面。綺麗好き。月曜が散らかした家のなかを片づけて、掃除して、シャワーを浴びて、水色のコップで歯を磨いて、火曜日の服を着て、観葉植物たちに水やりして、通院して、作家の原稿を取りに来ては火曜日の家で時間をつぶしていく一ノ瀬(石橋菜津美)と話をして、健康のために卓球をします。情報番組の動物コーナーはネコ。図書館はいつも休館日。
そんな火曜日が、ある日、目覚めると水曜日で……いつもと違う状況に戸惑いながら「水曜日」として過ごします。情報番組の動物コーナーはイヌ。図書館は開館中。いつもすれ違うだけだった綺麗な女性は、図書館の司書をしていて、ようやく言葉を交わすことができました。良かったね。
一ノ瀬さん、どっかで見たことがあると思って検索したら「大豆田とわ子と三人の元夫」の小谷翼さんでした。でも、顔が同じだけで、キャラクターは全くの別人で、俳優さんはすごいな……
いろいろあって、「火曜日」だけになってしまったのかと思いきや、ミロを入れる時キチンとすりきり1杯にしていなくて、とても不穏すぎました。と思ったら、やっぱり月曜だったの?
そうして、消えてしまうかと思われた他の曜日のみんなも戻ってきて、めでたしめでたし……なのかな。良かったね、で終われる作品で良かったと思いました。
フセンでのやりとりが可愛いです。情報共有のために必要なんだろうけど。エンドロールでも、歯が痛くて、誰が通院するかでやりとりしていて、微笑ましかったです。(火曜日が「ぼくが行けばいいんでしょ」って受け容れてた。←諦め?)
映像がお洒落でした。ガラスが散らばったり、割れたサイドミラーに映る鳥が何羽にも増えたり(7羽に5羽に)、逆に減ったり(2羽に0羽に)、曜日のフォント、本編からエンドロールへのつながり、などなど。それから、図書館も素敵でした。水戸市立西部図書館。感染症が落ち着いたら、あるいはワクチンが行き渡って今よりも自由に動けるようになったら、訪ねてみたいです。
主題歌も素敵だなって思って、検索したらシャルルのバルーンさん。前に関ジャムで観ました!広く活躍されているんですね。