次は何を観ようかな……って、前が『The Witches』だったから「ず」を検索してみたのですが、うまいことヒットする作品が見つかりませんでした。「ず」なら……………『ズートピア』とか?(←何回か観ているけど大好き!)
手詰まりを感じていたら、オススメの作品にこちらが出てきたので、おとなしく従ってみました。
作品紹介
Introduction_
古川雄輝×竜星 涼“ダブル主演・初共演”で贈る、癒し系“純愛BL映画”が誕生。小さな田舎町で出会った正反対の二人。あったかくて大切な宝物に変わってゆく
Story_
職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星 涼)と出会う。大和のことを「馴れ馴れしくてウザい奴」と思っていた光臣だが、父親に実家の家具店を継ぐ事を拒絶され、農園の手伝いをはじめると、大和と過ごす時間が増えていく。
ふさぎこんでいる光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しい大和。次第に、自分の弱さも受け入れてくれる大切な存在に変わっていく。
光臣は大和へ想いを伝えることはできるのか?
そして、親との確執を乗り越えて、自分の夢と向き合う事ができるのか?
Cast_
- 狐塚光臣(こづか みつおみ)役 古川雄輝
- 熊井大和(くまい やまと)役 竜星涼
- 狐塚隆利(こづか たかとし)役 甲本雅裕
- 熊井春男(くまい はるお)役 螢 雪次朗
- 鹿野涼子(しかの・りょうこ)役 村川絵梨
- 上田裕(うえだ・ひろむ)役 佐野岳
Staff_
- 監督 井上竜太
(映画『リスタートはただいまのあとで』公式サイトより抜粋)
感 想 (ネタバレも!)
さすがNetflix!オススメにハズレがありません!(……あるかも?)(オススメされても気分が乗らなければ観ませんし……😸💦)(実写のBL映画って、もしかしたら初めてかもしれません)
冒頭は、主人公のひとり狐塚光臣(古川雄輝)くん。地元を離れて東京で働いていましたが、上司から無理難題をつきつけられ、まっとうな反論をしたところ(そこでなぁなぁにせずに、ちゃんと言語化して言いたいこと・言うべきことを言える狐塚くんはエライ!)、人格否定とも言える発言をされ(それは普通にモラハラ)、勢いで仕事を辞めてしまいます。
観ながら、あんまりイラッとしたのでポチポチ打ったメモ。私怨がたっぷりこもっております……↓↓↓
「じゃあ、お前がやれよ。と。」「予算も納期もカツカツな仕事をなぜ受ける?」φ(..)
なぜできない理由ばかりあげるんだ?そうじゃなくて、どうしたらできるか方法を考えよう!……的な思想ですか?結構なことで。でも、精神論だけでどうにかしようなんて、発想が前時代的なんですよ。相手に考えさせるなら、当然 上司自身にもプランのひとつやふたつあるんでしょうね? え?ないんですか?勝算もないのに、部下にやらせるんですか?それって、失敗したら誰のせいです?もちろん、上司の責任ですよね?
私怨終了……………ふぅ。これを端的に表現すると、(うるさい!○ね!)になります。もちろん、こころの中で。
そして、実家に帰った光臣を待っていたのは、熊井のじいちゃんの家に養子にはいったという大和(竜星涼)。初対面からフレンドリーかつ馴れ馴れしい大和に、軽く引き気味な光臣。
でも、なんだかんだ関わっていくなか、なりゆきで熊井の農園を手伝うことになります。大和の明るさに、頑なだった光臣の気持ちも次第にほぐれていきます。
大和が、イイヤツです。初対面から距離が近すぎますが、礼儀正しくて、優しくて、産まれたときからその土地で暮らしていたというわけではないのに地方で生きる処世術を身につけている感じがします。そうそう、それそれ。(田舎が長閑とか、和気あいあいだなんて、そんなの都会のひとたちの幻想ですよ。そういうところも、どこかにはあるかもしれません。でも、鄙であればあるほど、薄氷を踏むというか、綱渡りというか、あちこちに視線と地雷があるというか……そんな感じだと思います。知らんですけど。)
そんな大和に惹かれていく光臣。ふとした時に、大和に口づけしてしまいます。(寝込みを襲うのはフェアじゃないのでダメなやつです!)(コラ!)(……………っても、実は起きてたのね?)
真顔で、熊井のじいちゃんに、どういうときにキスをするものなのか尋ねる大和。好きなひとでもできたのか?!と大喜びの熊井のじいちゃん。……………うん、そうなりますよね。熊井のじいちゃんも良いひとで、すごく安心できます。大和にとって、かけがえのない大切な家族なんだなって。
で、いろいろあって、いろいろあるのですが、どの場面も大切なので興味のあるかたは観てみてね!
さらにネタバレ!!!!!
先に観ておいてくださいね?(約束ですよ?)
このへん実況的なメモになっています。最初はイラッしながらポチポチしていましたが、こっちはムキーって感じです。気持ちが高まるというか、光臣と一緒になってドキドキするというか……なんだか実家に帰ってきたばかりのときはヘタレだった光臣が成長を遂げています。大和の好影響ですね!
φ(..)→ストレートに言った!「でも、しょうがないじゃん。好きになっちゃったんだから」に対して「もう少し待って」って、ごめんねじゃないんだ?!誠実!優しい!ちゃんと考えてあげるつもりなの?ってことは、脈がある?????
抱きしめていい?って聞くの可愛い。しかも、事後承諾。
大和の両親を捜しだすことはできませんでしたが、「大和」の名前は捨てたはずの親がくれたものだと分かります。捨てられたけれど、たしかに愛されていた。それが分かっただけでも、勇気を出して確認しに行った甲斐があるというものですね。
すっごくドキッとしました。大和からのキスシーン!
そして、光臣と大和は、仲良く肩を寄せ合って、うたたねしながら電車に揺られて実家へ帰ります。安心感と満たされた感じがします。ここに世界平和がありました!
最後の最後、エンドロールまで見逃せません!🦋