ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『ストロベリーナイト』

 前から興味がありました。たぶん。

 興味のあることがとっちらかっていて、すぐにグーグル先生に頼ってしまいます。そのくせ激しく忘れっぽいので、実生活ではメモが散乱しがちで、ネットだとブックマークしたり、お気に入りのコレクションにしたり、スクショしたり(……って、それも多くなりすぎると検索しなおしたほうが早い気がする)、常にいろんな画面を開けているからタブがいくつあるのやら………(←閉じれ)

 なので、いつから気になっていたのかは覚えていません。でも『ゆるキャン△』の作品情報を検索していたときには、すでに画面を開いていたっぽいから、夏ごろには観たいと思っていた……みたいです。でも、Netflixには見あたらないんだな。

 他の媒体でないと無理かな、なんて諦めていたんですが(……まぁ、そのうち…)、そんななか弟がFODを試してみたって!「なんか気になるのあったら観てみるといいよ」なんて言われて、フジテレビ……でしたっけ?などと思いながらも、ためしに検索してみたら見つかりました。他にも気になるドラマがあったので、貪欲にいこうと思います!✨ 

 残念ながら連続ドラマは配信されていなかったのですが、「ドラマスペシャル」→「映画」→「オムニバスドラマ」と時系列順に追っていくことにします。

作品紹介

ストロベリーナイト』は、誉田哲也の警察小説シリーズ「姫川玲子シリーズ」を原作として、2010年からフジテレビ系において竹内結子の主演で放送された刑事ドラマおよび映画のシリーズ。

概 要 

映像化第1作となるドラマは、2010年11月13日に『土曜プレミアム』特別企画として放送された姫川玲子シリーズ第1作『ストロベリーナイト』を原作としたスペシャルドラマ(以下、パイロット版と表記)である。2012年1月6日には連続ドラマ版の放送に合わせ、若干の新撮部分を加えた『金曜プレステージ』特別企画枠ドラマレジェンドとして放送された。

2013年1月26日に姫川玲子シリーズの『インビジブルレイン』を原作とした劇場版が公開された。劇場版のタイトルもドラマシリーズと同様、『ストロベリーナイト』である。

また、映画公開に先駆け、映画のストーリーとリンクするスペシャルドラマ2作が放送された。同年1月22日から1月25日までの深夜には4夜連続で『ストロベリーミッドナイト』を、映画公開日の1月26日には土曜プレミアム特別企画として『シンメトリー』『感染遊戯』『アンダーカヴァー』を原作としたオムニバスドラマ『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン』を放送。

(ウィキペディアストロベリーナイト(テレビドラマ)」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 パイロット版が放送されたのが、2010年11月ですね。約11年前。この頃は、わたしもOLでした。スペシャルドラマは、観た覚えがあります。なんというか、Fこと妹ちゃんに感情移入し過ぎたのか、そのあたりの描写が長かったように記憶していたのですが、意外なほどアッサリとしていました。トラウマに囚われがちな姫川(竹内結子)が、それを乗り越えてというより呑み込んで、なんとか自分の足で立って闘っていこうとするところがカッコイイです。完璧じゃないからこそ努力するって、尊いです。

 当時、真犯人というか黒幕は死んでしまったとばかり思っていたのですが(恐らく致命傷になったのであろうと)、そうではなかったことに気づきました。その後の場面で「取り調べでも訳のわからないことを言っている」と言及されていましたね。

 

 原作を読んだのか、読んだとすればどこまで読んだのか……覚えていません。でも、多分、ドラマ化したあたりの原作までは読んでいるんじゃないかな……というのも、姫川がエルメスのバッグ・赤いオータクロアを愛用している設定がドラマ独自のものということを、ウィキペディアで読む前から知っていたからです。なんとなくキャラクター設定としても大事に思っていた部分だったので、原作にはないのか……と少しだけ拍子抜けだったような…

 とはいえ、当時すごく憧れました。そういうこだわりというか、憧れがあって、手に入れて、愛用するって良いなぁ。相棒って感じがするな……って(新品なら車が買えてしまいますね)

 お嬢さん呼ばわりを拒絶しつつも、たまにヒステリックなところにドキドキしたり(オンナが感情的になると、すぐに「これだからオンナは……」とか「オンナのヒステリー」みたいに評価されるから良くないです。それを分かっているからこそ、働く女性は、そのへんの男性よりもよっぽど自制心を働かせていると思う)、諫められて素直に聞き入れるところは好もしいなって思ったりしました。だからこそ、部下もついてくるんだろうなって。

 

 映画は映画で、とてもおもしろかったです。これもテレビで放送されたのを観たことがあった……かな。あまり覚えていませんでした。菊田(西島秀俊)が不憫だったような気がしていたけれど、そうでもなかったです。いや……不憫なのかな……

 姫川班の解散。でも、正義はまっとうしたという感じ。

 

 後日談のドラマも良かったです。こちらもリアルタイムで観ていた……のかな。前に観たときは、姫川が出ている作品が少なくて、ちょっと寂しく思ったような気がします。でも、今は、また違った印象をもちました。

 姫川班の面々が新しい場所で働いていて、それはすごく良いなぁって。仕事を辞めずに、くさらずに、自分の正義をまっとうしているんだなって思いました。

 姫川が、新しい職場で、自分の正義を胸に、自分のやりかたで仕事をして、最初は目の敵にされるものの、最終的には同僚に認められた……感じがするところが好きです。それから、日下(遠藤憲一)さんと井岡(生瀬勝久)の凸凹コンビが愛おしい『左だけ見た場合』もおもしろかったです。(原作では姫川が主人公とのことなので、オリジナル要素が多いのでしょうか?)

 

 携帯が携帯というか、折りたたみ式なところに時代を感じました。スマホに切り替わってから、まだ10年経ってないくらい……でしたっけ? とはいえ、携帯以外は時代を感じさせないというか、わたしがファッションに疎いだけかもしれませんが古くさい感じがしなくて(刑事ものってことで皆さんスーツだからかもしれません)、そういうところも好きです!🦋