こんばんは。お疲れさまです。
連勤が終わって、ほっとひと息なわたしです。休みだ!わぁい!ということで、前から気になっていた映画を父と一緒に観ました。まぁ、父はミステリーがそんなに好きではないみたいなのですが………まぁ……そこは、まぁまぁ……可愛いムスメに付き合ってもらうとして………
明けだし、眠いし、疲れているしで、頭が8割がた働いていないのは自覚しているので、そんなに深く考えることなく楽しめる作品が良いなぁって思いました。ミステリーは、筋が分かりやすいですし(事件が起こって、探偵役が事件を解き明かす)、観ている側が考えなくても誰かが解決してくれるし、犯人が分かると楽しいし、気軽に観ていられます。
作品紹介
『ねじれた家』(ねじれたいえ、原題:Crooked House)は、イギリスの女流作家アガサ・クリスティの推理小説。1949年に発表された。
原題 "Crooked House" は、作品中に引用されているマザー・グースの童謡 "There was a crooked man"(ねじれた男がおりました)の最終節の歌詞 "in a little crooked house" に由来する。
本作は、『無実はさいなむ』とともにクリスティが自作の中でもっとも満足していると語った作品である。
あらすじ
ねじれた家に住むアリスタイド・レオニデスが毒殺される。アリスタイドの孫娘ソフィア・レオニデスの恋人のチャールズ・ヘイワードは、ロンドン警視庁副総監である父や、タヴァナー主任警部、そしてソフィアとともに事件を捜査する。
やがてソフィアにほとんどの財産を譲るという遺言書が出てきて、さらに第2の殺人が起こる。
映画化
2017年に『アガサ・クリスティー ねじれた家』(原題:Crooked House)のタイトルで初映画化。
原作からの変更点
一部の登場人物の設定が原作から変更されている。チャールズは外交官を辞め、私立探偵となっており、ソフィアとも別れている。また、父アーサーは何らかの事件で殺害され、犯人は見つかっていない。レオニデス家では、ロジャーが次男、フィリップが長男になっている。
キャスト ※括弧内は日本語吹替
(ウィキペディア「ねじれた家」より抜粋)
- イーディス・デ・ハヴィランド: グレン・クローズ(唐沢潤)
- タヴァナー主任警部: テレンス・スタンプ(蓮岳大)
- チャールズ・ヘイワード: マックス・アイアンズ(村井雄治)
- ソフィア・レオニデス: ステファニー・マティーニ(英語版)(生田ひかる)
- フィリップ・レオニデス: ジュリアン・サンズ(宮崎敦吉)
- ジョセフィーン・レオニデス: オナー・ニーフシー(英語版)
- ロジャー・レオニデス: クリスチャン・マッケイ
- クレメンシー・レオニデス: アマンダ・アビントン
- マグダ・レオニデス: ジリアン・アンダーソン
- ブレンダ・レオニデス: クリスティーナ・ヘンドリックス(青山玲菜)
感 想 (ネタバレも!)
原作は、アガサ・クリスティー氏の『ねじれた家』
読んだことありますか? わたしは、読んだことありませんでした。でも、原作を知っているかたも知らないかたも、映画は映画で楽しめると思います。原作からの変更点がいくつかあるみたいなので、映画は観たけれど、原作は原作として読んでみたくなりました!(作者本人のお気に入りという『無実はさいなむ』も読んでみたいです。有名どころっぽいのに、なかなか読んでいないものだなって思いました。ミステリー好きのはずだったのに……)
おもしろかったです!
最初のうち、登場人物の名前が覚えきれなくて、そのあたりの紙に家系図をメモしていたわたしです。とはいえ、主要人物を合わせても12・3人ってところなので、そこまで多くはないのかな。どうかな。
探偵役のチャールズが、頼りになるような、ならないような……ふわふわしています。元カノに振り回されがち。ちびっこにワトソン呼ばわりされたりもしています。そうか、ワトソン………っぽいなぁ……。
それにしても、ミステリーだけあって、感想を語るのが難しいです。わたしは、好きな感じでした。おもしろかった。謎はすべて明かされるというところも、観ている側(読者や観客)に対して、フェアだと思います。なんとなくで観てしまっていたけど、あとから考えると、これは「Who done it?」というより「Why done it ?」だったのかなって。(どちらに重きを置いても、ミスリードされてしまいますけど……)
最初の事件だし、話の本質ではないので、これは言っても問題なさそうだから言ってしまうと……時代だからか、海外だからか、インスリンを扱っているはずの針とシリンジが普通のもので、量も結構あって、薬品の入れ替わりうんぬんというより、それ単体の量もそれなりに危険なのでは……って思ってしまいました。(インスリンじゃなかったのかな?)(どなたか観たら、何と何の薬品が入れ替わっていたか教えてください!) そんな感じで、その部分が気がかりだったのですが、それこそまったく関係ありませんでした!そっか!
そんな感じで、今日のところはこの辺りで。
感想をダラダラ続けると余計なことまで話してしまいそうで……おくちにチャックです。それでは、また明日!🐥💓
【おまけ】
タイトルは、マザー・グースの歌詞に由来しているってことなので引用しておきますね。なんとなく、気になるでしょう?(わたしは気になります)
There was a crooked man,Who walked a crooked mile,He found a crooked sixpence Against a crooked stile; He bought a crooked cat,Which caught a crooked mouse,And they all lived together In a crooked little house.
ひねくれおとこがおりまして ひねくれみちをあるいてた ひねくれかきねのきどのそば ひねくれおかねをひろってね ひねくれねずみをつかまえた ひねくれねこをてにいれて ちいさなひねくれあばらやに そろってすんだということだ(谷川 俊太郎 訳)(HP「子どものための美しい庭」>『マザー・グース』より「ひねくれおとこがおりまして」)