ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『ビリギャル』

 こんばんは。お疲れさまです。

 引き続き両親と映画を楽しんでいるわたしです。『ルームロンダリング』は、かなりツボだったのですが……もっと「分かりやすいおもしろさ」を求められたので、今度はコチラ。

 実は、前から観たいなって思っていた有村架純さん主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』も両親と一緒に観ていましたが、なんだか不穏でストレスってことで、映画を合間にはさんでいます。『恋する寄生虫』で林遣都さんを観たので、次は有村架純さんを観ようという趣旨もあったり、なかったり………(ドラマを完走する日はくるのかな?!)

作品紹介

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(がくねんビリのギャルがいちねんでへんさちをよんじゅうあげてけいおうだいがくにげんえきごうかくしたはなし)は、坪田信貴によるノンフィクション作品、およびアスキー・メディアワークスにより2013年に書籍化された同名の書籍である。通称「ビリギャル」。

映 画

映画 ビリギャル』(えいが ビリギャル)のタイトルで2015年5月1日に公開された。監督は土井裕泰、主演は有村架純

キャスト 

(ウィキペディア学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」より抜粋)

感 想 (ネタバレ…?*1 )

 実は、原作を読んだことがあります。なんでだろう? 自分で持っているわけではないと思うので、誰かに貸してもらったのかな? そのあたりは、あんまり覚えてないです。表紙の女の子が、すごく可愛いなって思ったことだけは確か。検索したら、作品のモデルとなったご本人……ではなくて、モデルの石川恋さんとのこと。どっちでも良い!可愛いから!大好きです!

 それから、たまたま検索していて知ったのですが、今度さやかちゃんのモデルとなったさやかさん(……同じ?!)が、アメリカのコロンビア教育大学院に進学されるとのこと。社会人経験を経て、また学びの機会を得るというのは、日本ではなかなか難しいことだと思うので、そういった挑戦が一般的になると素敵だなって思います。(金銭面とかキャリアとか、いろいろなことを考えてしまうと思うので……。えいやって挑戦できる環境って大事だと思います。うまく伝わるか分かりませんが……やりたいと思ったときに、やりたいことをできる環境って素敵ですよね。人生は長くて、短いので。)

 話がそれました。原作を読んだときも思ったのですが、映画を観て思ったのは、さやかちゃんの家は、そんなに悪くないってことです。息子だけに期待をかけている父も、ああちゃんやさやかちゃんに手を上げたり、家を追い出したり、そういうことはしません。協力は得られないかもしれないけれど、邪魔されることもない。そこは、大きいです。だからこそ、ああちゃんがパートで働いたお金をさやかちゃんの塾の授業料に充てることができる。それに、ああちゃんの思いつきで私学の中学校へ通わせることができて、それについては父も反対していないわけだから、金銭的に余裕のあるご家庭なのでは……。それなら、弟くんだけが贔屓されてるってわけでもないんじゃないかな……? 

 

 原作と映画の趣旨としては、「勉強ができない子どもはいない。教えかたが悪いだけ。どんな子どもも、その子にあった勉強法を工夫すればのびる。」「あとは、家族のサポートと金銭的なバックアップが不可欠です!」ってことかな……と。

 

 希望の大学に入れたさやかちゃんは、よく頑張ったなって思います。友だちのことも大事にしていて、エライ。でも、受験に必要なかった科目は潔く切ってるな……って感じはしました。興味がなかったのかもしれないけれど、学校としては、大学に受かることが目標ではなくて、その学校を卒業するに足る学力をつけさせることが目標のはずだから、方針が合わないのは仕方ないですね……。(とはいえ、頭ごなしに「できない」とか「無理」とか決めつけるのは良くない。それに、いくら罰ゲームとはいえ、冗談でも、女子高生に全裸逆立ちで校庭一周というのも(いくら話の流れとはいえ)、先生としては止めないといけないんじゃないかなって思いました。そういうとこですよ、先生。)

 ギャルな有村架純ちゃんが可愛かったです。ギャルではない架純ちゃんは、さらに可愛かった。それから、さやかちゃんと一緒に塾で頑張る玲司(野村周平)くんも、グレているようでいて、なかなか素直で可愛いです。少し前にどこかで……と思ったら『あやしい彼女』に出てましたね。それから……(検索しました!)『男子高校生の日常』それだ!

 

 興味のあるかたは、是非!

 これから受験するひとの参考にはならないと思うけれど、目標達成のためには、叶ったときの姿をどれだけ明瞭に思い描くことができるかが大事なのかなって。具体的に思い描くことができれば、それがモチベーションにつながります。そのためには、自分で自分を信じるだけでは足りなくて、信じてくれる誰かの存在も必要なんだなって感じました。

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:というなら原作タイトルがまさにそれ……