ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『名建築で昼食を』

 こんばんは。お疲れさまです。

 AmazonPrimeVideoで見つけました。オススメですって。たしかに、こういう作品は気になってしまいます。

作品紹介

『名建築で昼食を』(めいけんちくでちゅうしょくを)は、文筆家である甲斐みのりの著書『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)を原案として、テレビ大阪と松竹撮影所の共同制作により、2020年8月16日(8月15日深夜)から10月18日(10月17日深夜)まで、BSテレ東(衛星波・4K)およびテレビ大阪の「真夜中ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演は池田エライザ田口トモロヲ

2021年日本民間放送連盟賞テレビ/ドラマ番組部門優秀賞受賞。

あらすじ 

有名建築家を父に持つ建築模型士の植草千明はノスタルジックで可愛らしい建築を巡るのが趣味で、訪れた時の様子をSNSで随時更新しており人気を博している。一方、広告代理店で働く春野藤は別れた彼氏からぬか床を預かる羽目に遭い、複雑な心境を抱いたままかき混ぜる毎日を過ごしている。そんな藤だが、実はカフェを開くことを夢見ており、その参考になればという気持ちから千明のSNSをフォローしている。いつしかSNSを通じてメッセージを交換していくうちに、2人は東京の名建築と呼ばれる建築物で昼食をすることになった。

キャスト 

  • 春野藤(はるの ふじ)演 - 池田エライザ 都内の広告代理店勤務の女性。カフェを開くことが夢で、その参考として建築模型士である植草千明のSNSをフォローしている。
  • 植草千明(うえくさ ちあき)演 - 田口トモロヲ 建築模型士。ノスタルジックで可愛らしい建築を表す「乙女建築」を巡るのが趣味で、SNSで訪問した時の様子を更新している。
  • 山口綾子(やまぐち あやこ)演 - 小川紗良 藤の大学時代からの友人。藤とともにカフェを共同経営するのが夢で、その参考としてチェーン店のカフェで修業中。
  • マスター 演 - 三上寛 千明行きつけの喫茶店のマスター。千明の悩みを聞きアドバイスする良き相談相手。
  • 小林健吾(こばやし けんご)演 - サトウヒロキ 藤の元恋人。藤にぬか床を預けて姿を消すが、ある日突然藤のところに姿を現す。

スタッフ

  • 原案 - 甲斐みのり 『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ
  • 監修 - 甲斐みのり
  • 企画 - 清水啓太郎(松竹撮影所)
  • 監督 - 吉見拓真
  • 脚本 - 横幕智裕
  • 音楽 - ベンジャミン・べトゥサック
  • オープニングテーマ - Gi Gi Giraffe 「Picture」
  • エンディングテーマ - 浦上想起 「未熟な夜想
  • チーフプロデューサー - 金岡英司(テレビ大阪
  • プロデューサー - 山本博紀(テレビ大阪)、清水啓太郎(松竹撮影所)、東島真一郎(松竹撮影所)
  • 制作 - テレビ大阪、松竹撮影所
  • 製作 - 「名建築で昼食を」製作委員会

(ウィキペディア「名建築で昼食を」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 気楽に観られるかな……と思って、夜勤明けに少しずつ進めて、ようやく完走しました。なんというか、筋が入り組んでいないので分かりやすいです。ぼんやり観られます。

 でも、最初にタイトルから思い浮かべた雰囲気のドラマとはちょっと違ったかなって思いました。もっと、食事の場面がフォーカスされるかと……昼食>建築>ドラマかなって思っていたら、建築>ドラマ>昼食だったかなって。ところどころ「今日は特別です」っていうのがあって(いつもはランチをやっていないとか、一般開放していないとか)、この作品を観て、実際の建物を探訪したくなる……というのは、狙っていないのだなって思いました。

 ちょっとだけ、大好きなNHK Eテレの番組『ふるカフェ系 ハルさんの休日』に似てるかなって思ったけれど、よく分からないです。ハルさんのほうは、毎回「ブログやってて、写真撮らせてもらっていいですか?」って店主に確認する場面があるので、そういうちゃんとしているところが好き。

 意外と長くなってしまったので、目次をつけてみますね。お好きなところから……というより、まだご覧になっていなければスルーしていただいても大丈夫です。それでは、どうぞ!

第1話 アンスティチュ・フランセ東京|坂倉準三

 SNSでやりとりしていて、乙女建築が好きで、気があって、会いましょうってなったら相手がオジサマでビックリの回。藤(池田エライザ)さんが好きです。怒ったり、泣いたりっていう感情の起伏は少ないけれど、いろんな好きやこだわりがあって、素敵♪

 「いちい」って分からなかったのでスルーしたのですが、そのあと植草(田口トモロヲ)さんが「しせいだね」って言っていたので「市井(しせい)」のことですね!なるほど!って思いました。

 ランチが、おいしそうです!

第2話 自由学園明日館|フランク・ロイド・ライト

 植草さんの独白から始まる回。「朝の誰もいない遊園地が好きだ」最近は、こういう気持ちを「エモい」とか言うのかもしれないけれど、ボクは「センチメンタル」と呼びたい。(だったかな?) 他にも、植草さんの好きなもの→閉園直前の植物園、誰も乗っていないスワンボート、雑草の咲く時期と名前を覚えること、旧地名の看板………そして、路地を歩くこと……

 そんな植草さんは、路地を歩いて、職質されています!

 自由学園明日館には、生徒たちが描いた壁画があります。「旧約聖書 出エジプト記」に題をとったその絵は、長い間 漆喰に塗り込められてきました。太平洋戦争の際、キリスト教ということで壊されてしまうことが危惧されたため、大事に隠されてきたのです。でも、そのおかげで、こうして時を越えて、出会うことができる。

 ショップで買えるクッキーというのが、可愛くて、おいしそうでした。クッキー良いなぁ。買えるのかな?って検索してみたら、なんと!おとりよせできるみたいです!(8月は製造・販売をお休みされる、とのこと)*1

 名建築は1日にしてならず

 試作のカレーに飽きているっぽい藤さんです。

第3話 現存する日本最古のビヤホール ビヤホールライオン銀座七丁目店 

 カフェメニューの試食は必要なこととはいえ、続くとツライでしょうね。なんだか、藤さんと相方の価値観が微妙に合ってなさそうで気になります。無理してるんじゃない?

 誰も見ていないと思っていた自分の仕事を、ちゃんと見てくれているひとがいた。楽しんでくれていたひとがいた。それって、すごく励みになりますね!そうとは知らない植草さんに認められていて、ちょっとうれしそうな藤さんです。

 認められるとうれしい!(食べものもおいしそうでした!)

第4話 東京都庭園美術館|アンリ・ラパン 権藤要吉

 今回は、ほぼメモ書き。カッコ内は、わたしのこころの声。

 ルネ・ラリック グラジオラス

 トマソン愛好会 トマソンとは:「街なかで見るなんの役に立ってるんだろうっていう建造物。どこにもつながっていない階段とか、ビルの壁の上の方についてるドアとか」

 植草さんの弟子?!(何人いるんですか?)

 植草さんの職業が明らかになります。建築模型士

 藤さんと相方がすれ違っていく……

第5話 目黒区総合庁舎|村野藤吾(改修設計)安井建築設計事務所

 村野藤吾さんは、階段の魔術師。浮いているように見えます。浮いているようなイメージで作り上げた。吊り階段のような浮遊した階段のようなイメージ、とのこと。

 植草さん、また職質されてます!

 小確幸「小さいけど、確かな幸福」を略して単語化したもので、小さくても確かな幸せを感じて生きていけば、なんとかなるというニュアンスで用いる。村上春樹が自身の著書『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫)』の中で用いた造語である。(日本語俗語辞書より抜粋)(元の記事は「なんとななる」と表記されています)

第6話 国際文化会館前川國男 坂倉準三 吉村順三

 西荻窪 しみずやさん パンがおいしそうです。

 それなりにしあわせ (大事ですよね!)

 植草さん「不幸にはアンテナをはるけど、しあわせには鈍感になりがち」「そうならないようにすること」

 お互いに飲み込んできたことをぶつけてしまって、これといった理由もなく関係が悪くなってしまった藤さんと相方さん。植草さんと建築巡りをした藤さんは、素直に「あやこに謝ろう」と思います。

第7話 山の上ホテル|ウイリアム・メレル・ヴォーリズ

 藤さんが植草さんに、特に理由もなく友だちと喧嘩してしまったと相談すると

 植草さん「それは早く連絡したほうがいい」「友達との関係はいい加減でいいんだよ」「自分には厳しくしたほうがいいけど、他人には寛容じゃないと」

 藤さんの服が可愛いです♪黒地にお花の刺繍……(だったかな?)

第8話 旧白洲邸 武相荘 

 藤さんにぬか床を託して、去っていたカレシが戻ってきます。出張……だったのかな?だったんだな。海外で、ぬか床を持っていけなかったとか。

 甲斐甲斐しく、お茶やぬか漬けを振る舞う藤さん。

第9話 国際子ども図書館|久留正道

 行ってみたいなって思いました。旧い建築と新しい建築が混ざっている感じ。昔のレンガを触れる!スゴイ!

 藤さんとカレシが再会したのと時を同じくして、あやこも元彼と再会します。結婚して、彼氏の転勤についていくことを決めたあやこ。カフェ計画は、一旦白紙に戻すことになりました。

 最初から歯車が噛み合ってない感じはあったけど、離脱されてしまうのは納得いかない……藤さんの気持ちは分かります。それでも、なんだかんだあって仲直り。良かったですね!

 そんな二人は、3つの約束をします。「しっとしない」「くらべない」「うらやまない」(だっけ?……仲良くね…)

 藤さんがよく着ている黒のギンガムチェックの部屋着が可愛いです!好き!

最終話 江戸東京たてもの園 

 旧い建築物のテーマパークみたいな場所です。行ってみたいなって思いました。楽しそうです!

 カフェは諦めることになったので……と植草さんの弟子をやめた藤さん。でも、最後の場面で、植草さん行きつけの喫茶店に現れた藤さんは、やっぱりカフェは「いつか」やるので建築の勉強を続けると言います。植草さん「弟子やめるんじゃ……」藤さん「そんなこと言いましたか?」(ちゃんと覚えていませんが、こんな感じ)(しれっと弟子に復帰して、元通りです。海外にも行きたいって。ふたりの乙女建築巡りは、まだまだ続きます……)

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:転売品には手を出さないでください、とありました。食べものを転売するひとがいるんですか?しかも定価より高額で?!そして、それを買ってしまうひとがいる?保証がきかないから、やめたほうが良いと思います。公式から買いましょう!ね!