こんばんは。お疲れさまです。
今月は「Disney+」押しの我が家です。って、ちょっと待って!すでに中旬?!もう少し巻きで進めていかないと!
前から気になっていたので、夜勤明けに観ました。最初は他の映画を観ようとしたのですが、父が洗濯と調理をしていて、普通に音が聞こえない!耳が悪いというより、他の音にかき消されてしまいます。だからといって、音量を上げるのは解決にならないし……ということで、そういうときは字幕のある作品!*1
作品紹介
『ミラベルと魔法だらけの家』(ミラベルとまほうだらけのいえ、英: Encanto)は、2021年11月24日に公開されたアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画である。ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作。
:日本 2021年11月26日
上映時間:102分
登場人物
- ミラベル・マドリガル 今作品の主人公にしてヒロインの15歳。アントニオの魔法のギフトを授かる儀式の際にカシータがひび割れ奇跡のろうそくが消えかかる幻を見た事でカシータに秘められた秘密と見た幻を回避するため奮闘する。
- イサベラ・マドリガル マドリガル家の長女でミラベルの一番上の姉。22歳。「花を咲かせる魔法」が使え、カシータの自室は様々な草花で彩られている。
- ルイーサ・マドリガル マドリガル家の次女でミラベルの二番目の姉。19歳。大柄な体格で「怪力の魔法」が使える。ストレスを感じると瞼が痙攣する癖がある。
- ブルーノ・マドリガル ミラベルのおじ。「未来を見る魔法」が使える。50歳。彼の自室は砂に覆われた遺跡のような部屋となっている。
- アブエラ・アルマ・マドリガル ミラベルの祖母。75歳。かつては夫ペドロと子ども達と共に幸せに暮らしていたが、迫害を受けた事で家と夫を失った過去を持つ。
- フリエッタ・マドリガル ミラベルの母親。50歳。「料理で人を癒す魔法」が使える。
- アグスティン・マドリガル ミラベルの父親。50歳。マドリガル家の婿養子でごく普通の人間。よく蜂に刺されては手や顔を腫らしている。
(ウィキペディア「ミラベルと魔法だらけの家」より抜粋)
感 想 (ネタバレも!)
なんとなくで選んだら吹替版でした。日本語字幕。映画を選んだり、なんだかんだしている間に騒音もおさまったので、もしかしたら音声も明瞭に聞こえるかなって思いましたが、途中で聞こえなくなるのはストレスなので字幕は外せない。でも、吹替版がしっくりきたので、このまま観たい。ということで、普段はやらないけれど、吹替版+日本語字幕で観ました。すごく混乱した!(聞こえる言葉と目にする文字が合わないから)
次は、英語+日本語字幕か字幕なしの吹替版で観ようと思います。ディズニー映画は、何度観ても良いものですからね!このところ『私ときどきレッサーパンダ』『ソウルフル・ワールド』と観てきて、すっかり忘れていましたが、ミラベルが家族を紹介するのに突然 歌いだして、(そう!これがディズニー映画ですね!)って思いました。でも、せっかくの作品の肝なのに、日本語の歌詞と字幕が合ってなくて、どちらもあたまに入ってきません。集中できない。むずかしい。そんなこんなで、音楽が評価されている作品なのに……ブルーノの曲しか覚えてないです。あと、マドリガル家の歌くらい。マドリガール♪ なので、もう一度 観るのは確実です!今度は、母と一緒に観ようかな!
魔法の家・カシータと、そこに住む魔法をつかえるマドリガル家のひとびと。画面が明るく、華やかで、すごく楽しかったです。そんななか、魔法をつかえないミラベルは悲しい。思うところはあるだろうけど、変に屈折することなく、明るく振る舞うことができるのはディズニーヒロインだなって。イイコです。でも、ただイイコなだけじゃない。完璧な姉に対して、単純に気が合わない、キライって思えるのも、共感できます。
興味のあるかたは、是非!
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自分たちは選ばれた特別な存在なのだと、だからこそ、その力(チカラ)をひとびとのために使う義務がある。5歳のとき、自分の持つ力が何か明らかになる。それなのに、ミラベルには何の力も与えられませんでした。その失望たるや。それでも、まっすぐ明るく育ったのは、ひとえに両親の愛情かなって思います。料理で人を癒やす魔法がつかえる母・フリエッタ!最強じゃないですか!やさしくて、娘のことをよく見ていて、大好きです!魔法をつかえない父も穏やかで良いなぁ。
祖母は厳しすぎます。そして、多少 相手の気持ちを慮る能力に欠けている。祖母自身は、どんな魔法がつかえるというのでしょう? 自分も魔法がつかえないのに、ミラベルのことを仲間はずれにしようとするの? ミラベル……なぜ家を出ないのだ…?(家族のみんなが大好きだから!)
従弟に請われて、一緒にドアの前までつきそうミラベル。なんですか。この従弟どのは!鬼っ子ですか!それまでの扱いを見ても、絶対に断りたいやつ!うわぁってなりました。それなのに、ミラベルは行ってあげるんだね。やさしいね。
魔法はつかえないけど、家族のために何かしてあげたいって思えるミラベルは、素敵だなって思います。それが、たとえ空回り気味だったとしても。偉大なるおばあさまであれば、そこは汲み取るべき。「そう、ミラベルありがとう。気持ちは、とってもうれしいわ。でも、もう充分よ。」余計なことをするな……って、同じ意味だったとしても、伝えかた次第だと思います。そんなつもりはなかったのにって反発したり、みんなに喜んでもらいたかったのにって悲しんだり、そういう余計な想いをさせないのが長たる者の務め。このド三流が!(悪口) *2
それでも、大好きな家族のために。大切な家のために。何が起こっているかを探るミラベル。そして、みんなを守るために冒険して、ブルーノ叔父さんを探し出し、さらなる未来を見てもらい、崩壊を防ぐためのミッション「姉・イサベラとのハグ」もできました。やったね!
それなのに、祖母には叱責され、家も崩壊してしまいます。
ミラベルは立ち去り、見つからない。祖母がミラベルを探し出し、そして過去の話を語ります。いろんなものを奪われた過去。そして、もうなにも失いたくないと思う気持ち。そのせいで、大切なものを見失っていたかもしれない。能力を得たことで、多くの責務を抱えすぎてしまったのかもしれない。
ブルーノ叔父さんが地味に好きです。間に合ってないけど、ミラベルのために駆けつけてくれたから。
みんなで、家に戻ります。街のみんなが、家の再建に力を貸してくれました。もう抱えすぎなくて良いんですよ。みんなで力を合わせていけば良いんです。カシータが再建されて、あと少しで出来上がり!
従弟どのがミラベルにドアノブを渡します。ミラベルのドアノブ。それは、能力が与えられたときに開くことのできる特別なドア、他のみんなが持っていたのと同じような金色で素敵なドアノブです。みんなからプレゼントされた、そのドアノブを、ミラベルが新しい家のドアに取りつけます。すると、みんなに魔法の力が戻って、カシータも力を取り戻します。おしまい。
……泣いてしまいますね。鬼っ子って言って、ごめんね。従弟どの。ミラベルが、ブルーノと予言のための広い場所を必要としたときに、場所を提供してくれたり……なんだかんだキミはやさしい子ですよ。
そんなこんなで、あと味は悪くなかったです。分かりやすいハッピーエンド。ミラベルが、魔法の力がない(と思われている)ままに、ようやく家族あるいはマドリガル一族の一員として認められたような。良かったね。
でも、途中経過がイイコすぎました。わたしは、何度「そうだ!ウチを出よう!」と思ったことか……。この家の外にも、集落の外にも、世界は広がっているはず。まだ見ぬ世界を見に行きたい!などという前向きな建前を用意しつつ、自分を必要としない家からは距離を置きたい一心ですよ。(ミラベルが家を出た途端にカシータも崩壊しそうですけど……) ディズニープリンセス(この場合はヒロイン?)には、到底なれそうもないわたしです。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
*1:誰もが利用しやすいデザインって何でしたっけ?と検索したら、(バリアフリー<ユニバーサルデザイン)⇒ノーマライゼーションというのを見かけました。難しそうなので、詳しく話すのは、また今度……🐥🔖
*2:本当にミラベルは家族のみんなが大好きなんだね。[なんで、みんな分かってくれないの?邪魔したかったわけじゃないのに!どうして!⇒事件]に発展しないところがディズニー。2時間ミステリー好きなわたしから見たら、いつ誰が殺されるか、燃やされるかって感じでした。ディズニーだから、それは絶対にないのは分かっているけれど。