ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

思いつきではダメですよ?

 こんばんは。お疲れさまです。

 集合住宅なので、規約で犬や猫を飼うことができない我が家です。ウサギや小鳥などの小動物は良いとのことで、ちょっと分からないのですが、ケージに入れるか入れないかの差でしょうか?

 なので、ハムスターや小鳥は合法的に飼えます。

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 お呼びですか?!

 ハムスターが可愛いのは周知の事実ですが、小さい生きものは寿命が短いのと、異変に気づいてあげられなさそうなのと、なんらかの治療を必要としたときに高額費用がかかる、だけなら何とかしますが「なすすべがない」ということになりそうで、飼うかどうかとなると二の足を踏みまくって、飼わないって言いがちなわたしです。

 でも、ハムスターは可愛いんですよね。分かります。

 

 母が、友だちの家でハムスターを見せてもらってきました。抱っこもさせてもらったみたいで、すごくハムスターに魅了されて帰ってきた。手のひらに載せてもらったらしくて、小さいけど温かくて生きていて毛並みがなめらかで………

 「ネコちゃん、飼いたい?可愛いよ。ウチでも飼えるよ?」

 ハムスターは2年くらいで死んでしまうし、そうなったら悲しいでしょう? (しばらく落ち込みそうです。喪失感が怖い。)

 「ネコは飼えないけど、ハムちゃんも毛並みがいいよ。なでなで〜って出来るよ。」

 場合によっては、ハムのストレスになりますよ? ふわふわな生きものをなでたい……? 悪いことは言わないので、Qooboにしよ?ね?

 「Qooboって、何?」

 Qooboっていうのは、しっぽつきの丸っこいクッションで、しっぽが雄弁なネコ系ロボットです*1。わたしが、前にほしがっていた時よりもバリエーションが増えて、小さいサイズも出たみたい。これなら、好きなときになでられる。お世話も必要ありません。ね?良いでしょう?

 とにかく、ハムスターはダメです!

 

 ……………このセリフを、よりによって自分が母に言うときがくるとは思ってもみなかったです。小さいころ、ネコが飼いたくて飼いたくて、なんならハムスターでも良いから飼いたくて飼いたくて、よくダメって言われていたなって。今なら、そのときの母の気持ちが分かるような気がします。(だから、今の飼いたい気持ちもよく分かります)

 生きものを飼うなら、その子がしあわせでいることに全力を傾けてあげられないとダメだと思います。ニンゲンは、とかく「生きている意味」とか考えがちですけど、そんなこと思いもしないくらい「ずっとしあわせ」でいてほしい。

 「ごはんおいしー!」「ウンチ出た!」「ぐっすり眠れた!」「たのしー!」「快適!」くらいで良いんじゃないですかね。小動物は。しあわせなことだけ感じていてほしいです。

 おそらく取り越し苦労で、飼い始めたら何とかなるかもしれませんが、今は「こころの余裕」がありません。両親は、あいかわらず祖母宅と自宅を行ったり来たりしているし、腕まくりして祖母の面倒をみると息巻いていた叔母は早くも何やかやと理由をつけて逃げがちです。(下手にクチバシをつっこまれたおかげで、余計に面倒くさくなりましたよ。高齢者を「みる」ってことは、隣りに座って「眺める」だけではいけないんですよ? 叔母が介入してから、一気に認知症状が進んだみたいです……。ちゃんと会話してる? どれだけ素晴らしいビジョンがあったとしても、相手に合わせて、必要なケアをしないと意味ないです。)

 普段は母が面倒みても、両親不在で、わたしと弟が仕事で……無理でしょう? でも、お世話をしないといけないっていう義務感以上の癒やしがもたらされるかもしれませんね。

 ……………あぁ、ハムスターの話です。

 

 小さな頃の我が家は、小鳥とハムスターもダメだったので、それなら……と、夏祭りの夜店で金魚をすくってきては、途中でお世話を放棄して、母が育てることになり、死んでしまうたびに、そのころ住んでいたアパートの植込みに金魚の墓をつくっていました。もっと、ちゃんとお世話してあげれば良かった……

 黒い出目金を気に入っていたのですが、数日であっという間に死んでしまって、とても哀しかった。鯉っぽいフォルムの金魚のほうが丈夫な気がします。すごく長生きしました。大きくなったので、むかし母たちが住んでいた山の家の「ため池(貯水槽?)」に放しました*2。数年後も元気でいて、なんだか鯉っぽくなっていた気がします。(大きくなったな……なんて思っていたけれど、もしかしたら誰かが放した鯉だったかも?)

 なんだかんだ、金魚は母のほうが可愛がっていた気がします。金魚の表情って分かりにくいから、幼いわたしにとっては、おもしろくなかったです。それに、ネコのほうが良かったし、金魚はネコの代わりにはならなかった。でも、金魚が母には懐いているというのは分かりました。ごはんのとき、近くに寄ってきたし。やっぱり、エサをくれるひとが、いちばんなんですね。

 

 これだけ言っておいて、そのうちハムスターをお迎えすることになって、しれっと写真をアップしている自分を想像すると、なんだかジワジワおもしろいです。そのときは、責任をもって、縁あったハムスター*3にはしあわせに過ごしてもらおうと思います!

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:ネコ型とは少し違う。

*2:検索したら「目立つ色のため捕食されたり、生態系に影響を与える可能性があるので、自然の池や川に放すのは絶対にダメ」って。庭の池だから、ギリセーフ?

*3:弟曰くハム太郎or大将くん。わたしとしては、ハム次郎も捨てがたいです✨