こんにちは。お疲れさまです。
途中になってるドラマもアニメもまだあるのに、気になったので完走してしまいました。
リアルタイムでも少しだけ観ていましたが、基本的には1話完結なのに、ずっと謎だけが残っている感じ。たぶん続きが気になるように、視聴者を次回へ引っ張るための策略だと思うのですが、当時は狙いが透けて見えるようで逆に冷めたのか数話で脱落しました。でも、白夜さんが空を見上げている、なんだか月に帰りそうなかぐや姫っぽい場面は妙に記憶に残っています……*1
作品紹介
テレビドラマ
ドクターホワイト (Dr.White)
『ドクターホワイト』と題して、2022年1月17日より3月21日まで関西テレビ(カンテレ)と共同テレビ(共テレ)の制作により、フジテレビ系列の「月曜夜10時枠の連続ドラマ」枠で放送。最終回翌週となる3月28日22:15 - 23:09に特別編が放送された。
キャスト
- 雪村白夜(ゆきむら びゃくや)演 - 浜辺美波(幼少期:秋本月椛)早朝の公園で発見された謎の女性。社会一般常識には欠けるが、異常なまでの医学知識を持つ。雪村という苗字の由来は、狩岡将貴の母親の旧姓。
- 狩岡将貴(かりおか まさき)演 - 柄本佑「月刊メディカルサーチ」記者。総合診断協議チーム(CDT)に取材を兼ね参加している。
- 高森麻里亜(たかもり まりあ)演 - 瀧本美織 高森総合病院の内科医で高森巌院長の娘。総合診断協議チーム(CDT)リーダー。
- 狩岡晴汝(かりおか はるな)演 - 岡崎紗絵 狩岡将貴の妹。脳動脈瘤を患っている。
- 西島耕助(にしじま こうすけ)演 - 片桐仁 高森総合病院の精神科医。恐妻家であり、妻に頭が上がらない。
- 仙道直樹(せんどう なおき)演 - 高橋努 高森総合病院の脳神経外科医。
- 佐久間新平(さくま しんぺい)演 - 高橋文哉 高森総合病院の総合診断協議チーム(CDT)・研修医。
- 夏樹拓実(なつき たくみ)演 - 勝地涼(第2話 - )高森総合病院の皮膚科医。
- 奥村淳平(おくむら じゅんぺい)演 - 宮田俊哉(Kis-My-Ft2)捜査二課・刑事。狩岡将貴と高森麻里亜が中学のころからの友人。
- 高森勇気(たかもり ゆうき)演 - 毎熊克哉 高森麻里亜の兄。かつて高森総合病院の外科医を務めていたが、数年前に失踪している。
- 真壁仁(まかべ ひとし)演 - 小手伸也 高森総合病院の外科部長。
- 牧田真一(まきた しんいち)演 - 七瀬公 高森総合病院の外科医。
- 高森巌(たかもり いわお)演 - 石坂浩二 高森総合病院院長。
- 三田村英樹 演 - 西ノ園達大「月刊メディカルサーチ」編集部。
- 海江田国男 演 - 石橋凌(第4話 - )実業家。ミレニアム通信代表取締役会長。全国医療連盟理事。真壁と偶然バーで出会う。
スタッフ
- 原作 - 樹林伸『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』『ドクター・ホワイト 神の診断』(角川文庫(KADOKAWA)刊)
- 脚本 - 小峯裕之
- 音楽 - 福廣秀一朗
- 主題歌 - Ado「心という名の不可解」(ユニバーサルミュージック / Virgin Music)作詞・作曲・編曲 - まふまふ
- 医療監修 - 田村浩一(東京逓信病院)、大久保敏之(東京逓信病院)、寺下勇祐(東京逓信病院 寺下医学事務所)
- リーガルアドバイザー - 芦原愛一郎
- オープニング協力 - 田中雅文、澤本崇
- オープニングタイトル絵師 - 0楼
- プロデューサー - 河西秀幸、小林宙
- 演出 - 城宝秀則、河野圭太、北坊信一
- 制作 - カンテレ、共テレ
(ウィキペディア「ドクター・ホワイト」より抜粋)
感 想 (ネタバレもあったり、なかったり……)
あれ?よく見たら今年の1月……すでに遠いです……
今回まとめて観たら、思った以上に楽しかったです!ウィキペディアに「最終回翌週に特別編が放送された」とあったので、どこかで11話目を観られないものかと思ったのですが、残念ながらNetflixでもU-NEXT(だったかな?)でもアマプラでも全10話の公開でした。残念。リアルタイムでしか観られないものもあるんですね……(遠い目)
浜辺美波さんが大好きなのですが、彼女の可愛らしさを堪能するドラマとして最高でした!もちろん医療ドラマとしても良かったです。なんだか、いつでもキャンキャンしてる高森麻里亜(瀧本美織)さんのキャラクターに「……う〜ん」と思ったりもしたのですが、一生懸命で、仕事熱心で、ハキハキと自分の意見を言えるのは良いなぁって思いました。
それにしても、高森総合病院の先生方は外科と皮膚科、研修医以外に外来業務をされていないのか、仕事に忙殺される描写も遅くまで仕事をしている描写もないので、意外とホワイト企業なのかもしれないなって思いました。平和そうで宜しいなぁという気持ちです。(あんまり平和じゃない……)(珈琲で一服している場面はありますが、昼ごはんの場面はないですね。みんなで飲みに行く場面はあります……途中で挫折したのは、それもあるかな。時期が時期ですものね……今回は気にならなかったです。)
簡単なあらすじ)ジャーナリストの狩岡将貴(柄本佑)が、日課のジョギング中に公園で身元不明の女性を発見します。そこで、彼は幼馴染の高森麻里亜(瀧本美織)に連絡し、彼女の勤務する高森総合病院へと連れていきます。検査をし、どこも悪くないことが確認されましたが、その女性・白夜(浜辺美波)は自分の名前と医療に関する知識以外、なにも覚えていませんでした。将貴は、刑事の友人・奥村淳平(宮田俊哉)に相談し、該当する捜索願が出されていないか確認してもらい、一旦身元を引き受けることとなります。白夜は公園で見つかった割に足裏がキレイで、誰かに連れてこられたのかもしれません。そこには、失踪中の麻理亜の兄・高森勇気(毎熊克哉)が関わっているかもしれず……
将貴の妹の狩岡晴汝(岡崎紗絵)ちゃんが可愛いです。すごく良い妹。突然、家に知らない女性(白夜)を連れてこられても、すぐに馴染んで、彼女が記憶喪失であることも飲み込んで、なにかと世話を焼いてあげる……イイコ!すっごくイイコ!
自分自身も病気を抱えて生きているのに、それで手一杯にならず、周りのことを考えてあげられるなんて……大事に愛情深く育てられてきたんだなって感じがします。
それから、どの先生もクセのあるキャラクターで、すごくおもしろいです。仙道(高橋努)先生は意外と素直だし、佐久間(高橋文哉)先生は頑張り屋の研修医だし、西島(片桐仁)先生はオアシスのようだし*2、夏樹(勝地涼)先生はリクツっぽいけど頼りになります。(外来業務を捌いてエライ!)
真壁(小手伸也)先生もかなりクセのあるキャラクターですけど(野心があって、病院の評判と採算重視)、人間味があって、とても良かったです。経営者としては、敏腕かもしれませんね。*3
回を重ねるごとに、チームワークが良くなっていって、周りが白夜のことを受け容れていくので安心感があります。
興味を持たれたかたは、是非!
どこが好きかと言えば、助かるひともいれば助からないひともいる……っていう部分が描かれているところです。医療には限界があります。病院に行けば、必ず助かるというものではありません。それに、治療には、患者本人の協力が必要です。治療を拒む患者に、医療従事者が勝手に何かをすることはできないのです。
それでも、可能性があるなら、あきらめないでほしい。治療することを選択してほしい……などと思ってしまいます。思うだけですけど………
院長先生の「命は愛に照らされて輝くものだ。」って言葉に、グッときました。それから、晴汝ちゃんが白夜に言っていた「うれしいときはハイタッチだよ。」っていうのは、義父からの伝統だったんですね……
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓