ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

上手に緊張するには?

 こんにちは。お疲れさまです。

 それなりに注意しているつもりですが、個人情報の管理があまいという自覚のあるわたしです。なので、リアルタイムで発信するというより、いったん記事を寝かせてから公開するようにしているところがあります。(ただ書くのが間に合わないだけっていう側面も、もちろんあります!)

 いわば、叙述トリックだとでも思ってください。

 

 タイトルから読んでくださるかたもいらっしゃるかもしれないので、先に結論から発表します。わたしには分かりません。

 とはいえ、自分の経験したこと、過去の体験、記憶、知識などから次に向けた対策を講じたいという思いがあります。なので、振り返りやら、反省やら、言い訳やら、記憶が新しいうちに書き出して、建設的な考えをまとめていくつもりです。ということで、わたし向けにカスタマイズした極めてパーソナルな対策ですが、なにかのお役に立てれば幸いです。

 ↓↓↓↓↓このあたりに書き出す予定です↓↓↓↓↓

「とにかく集中!」「大丈夫!失敗しても死にはしません!」「余計なことを考えない!」

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 緊張しないかと思ったけれど、緊張しました……

 ピアノの発表会でした!

 コロナ禍ということもあって2年ほど休んでいたのですが、少し前から再開しまして、ちょうど3年ぶりに発表会を開催するということで、🎹「出ましょう!」🐥「………ハイ…」って。

 他人の前で演奏する機会なんて、そうそうないですから、せっかくだし、やってみようってことになったんですね。それなりに練習して、弾けるようになって、あとは本番を待つばかり……

 リハーサルでは問題なかったのですが、緊張しすぎて本番では指に力が入らない+プルプルする+そのせいで瞬間的にあたまが真っ白になった(弾くべき音が飛んだ)っていう、ありえないくらいの大ピンチに陥りました。でも、大丈夫。他の誰も困らないので。困るのはわたし。あとは、不出来な生徒を持った先生?

 とはいえ、無理やりたてなおし、そしてリピート部分は元気に弾いて、なにごともなかったかのように終えました!頑張った!

 ということで、今の精一杯を出せたので、満点とまではいかなくとも、及第点だと思います。他の生徒さんの演奏も、とても良かったです。みんな花丸です💮

 ガチガチなひともいれば(わたし!)、すごく楽しそうに演奏しているひともいて、わたしは開き直るまで楽しめなかったので、そこが少しだけ残念でした……。最初から最後まで楽しめたら良かったのに。緊張が上回っていたようですね。

 

 生徒全員の演奏が終わって、先生方から感想とひと言があって、「良かったです」「みなさん頑張りました」って優しい寸評が続くなか、ウチの先生は「自分にとっての良い演奏*1ができたと思うひと!挙手!」って。

 そう言われたときに、躊躇してしまった自分がいました。自分がどう思ったか……で良いはずなのに、途中でアワアワしてしまったから、最初から最後まで安定して弾けたとは言えないけれど、そんなわたしが手をあげても良いの?でも、緊張感のなか「それ以上」ができたとは思えない。でも、周りのひとは、どう思うかな?ってところまで秒で考えて、あ!でも「自分にとっての」って言ってた、周りは関係ないね!って思い至って、授業中に先生にあてられたくない子どもみたいに控えめに挙手したのでした。(普段だったら、もっと元気いっぱいに、まっすぐあげたと思います!(*´▽`)ノ♪)

 「はい!今、手をあげなかったひとは、本当ならもっと上手く弾けたってことですね。来年に期待しています!」*2

 最後に講師演奏があって、大盛り上がりで閉会したのでした。

 

 そんなこんなで、振り返りでした。(言い訳と反省は、これからですよ?……って、ウソです。もう終わってます。)

 演奏中のメンタルとか、そのあとの気分とか、できるだけ早めに書き残しておこうと思ったのですが、仕事なんかもありまして、この部分を書いている時点で、そこそこ経過しています。

 

 でも、まずは、こんな状況のなか、生徒のみんなに練習の成果を発表できる場を作ってくれた先生がたに感謝です。まだまだコロナ禍は収まらず、変わってしまった日常はそのままだけれど、新しい生活様式*3のなかで取り戻せたものがあるような気がして、すごくうれしかったです。誰かに聴いてもらえるって、しあわせなことだなって。

 

 参加する生徒だけでなく、観に来てくれたひと(生徒の家族や友人、知り合い)も多く、思った以上に客席が埋まっている……ってあたりで、本番直前に不安になったのは、これで陽性者が出た日には会社に報告しないといけませんし、確実に「怒られ案件」だなってことです。身内だけって認識でいたので、甘くみていました。あとは、急に弾く内容をど忘れしてしまうんじゃないかという不安。暗譜していたはずなのに、念のため持ってきていた楽譜を確認してみたり……(この時点では大丈夫でした。でも、あたふたしている時点でいろいろダメな気はします)

 深呼吸を繰り返して、繰り返して……ヤバイ、手のプルプルが止まらない……基本的にアルコール禁で生きているのに、そういえば前日に弟と乾杯したような……これはアルコールが足りなくなったから?!いやいやいや違うでしょ、緊張感でしょ、間違いなく。っていうか、このままの席だと、隣のひとが撮影機材を広げているから出番のときに出られなくなるんじゃ……移動しておくのが無難ですね。って、移動した席のお隣は同じ先生に教わる生徒さん。同門ってやつです。激励だと思うのですが「みんな先に弾いたひと基準に評価するからね」って感じのことを言われて、🐥「なんですか評価って。怖いです〜」とか笑顔で返しておきながら、いやいやいやマジですか!アレ?発表会って、そんな怖いイベントでしたっけ?

 とはいえ、気にすることはないはずです。わたしはわたし。ひとはひと。自分の精一杯が出せれば……出せれば………

 結果は、上述の通りです。最後の先生からの質問に答えるときもそうでしたけど、気にしていないようでいて、なによりも他人を気にしていたのはわたし自身だったのかなって思いました。それに、わたしが他のひとの演奏を聴くときジャッジするかといえば、そんなことはしないです。ただ、そのひとらしく、楽しく、最初から最後まで弾いてほしいなって思うだけで……

 だから、それで良かったはずなんです。あれこれ余計なことを考えすぎ、考えても仕方のないことを心配しすぎました。そんなに脳の容量もないのに……(まったく余裕のあることでしたよ……)

 ということで、結論は「とにかく集中!」「大丈夫!失敗しても死にはしません!」「余計なことを考えるな!」です。……なんだか、命令形は好きじゃないですね。「余計なことを考えない!」にします。

 

 わたしの人生経験からすれば、練習量は関係ないです。練習時間を費やして、暗譜して、それは自信にはつながるかもしれないけれど、自信が持てれば緊張しないかと言えば、そういうこともないです。緊張感の原因は、失敗を恐れる気持ちです。「うまくいかなかったらどうしよう?」これがすべてではないでしょうか?だから、失敗しても良いことにしましょう。別に死にはしません。でも、せっかく練習してきた成果、準備してきたプレゼン資料、うまくいかなかったら残念です。寂しい。

 それでは、逆に「どういう結果が勝利条件なのか」考えてみましょう。発表会なら「練習の成果を発揮できる」職場なら「自分たちの考えを過不足なく伝えることができる」でしょうか。発表する時点では、他人は関係ないかもしれません。

 ということで、「誰かと比べない」「評価しない」「自分に勝つ」「自分自身の満足感のために頑張る」ということで、いかがでしょう? そして、「とはいえゴールはない」うまくいっても、いかなくても、次がある。そうでしょう?

 

 これ、ちゃんとまとまっているんでしょうか?

 書きたいことは書けた気がするし、これ以上ひっぱるネタもないので、この辺りで締めたいと思います。「もっとオススメの方法を知っているよ」「自分は、こうしているよ!」「こうすると良いよ!」などのアドバイスありましたら、教えてください。(コメント欄にお願いします。) それでは、また明日!🐥💓

*1:最高な演奏……だったかな?

*2:なんですと?!

*3:ひとりでないときはマスク必須とか黙食だとか……。発表会でも、アンケート形式で来場者全員の検温および症状の聴き取りをしていました。そういうのを提出しないといけないそうです。なにもかもが変わってしまった……そして、それを受け容れるしかないんですね。