ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『弥生、三月―君を愛した30年―』

 こんにちは。お疲れさまです。

 2020年公開ってことは、今から2年前ですね。映画館で予告を見たような、リーフレットをもらったような、そんな覚えがあります。(でも、結果的には観に行っていないんだろうな……)

 たまたまNetflixで「今日の映画TOP10(日本)」の上位に入っていたので、観ることにしました。“なんとなく”とか“偶然”に意味を感じてしまうタイプなのです✨🐥🎞️ 

作品紹介

『弥生、三月-君を愛した30年-』(やよい さんがつ きみをあいしたさんじゅうねん)は、2020年3月20日公開の日本映画。脚本・監督は遊川和彦、主演は波瑠と成田凌

  • 配給   東宝
  • 公開   2020年3月20日
  • 上映時間 109分

1986年(昭和61年)から2020年(令和2年)までの34年間の3月のある1日を舞台に昭和、平成、令和という3つの時代を跨ぎ、運命に翻弄されながらも一途に互いを愛し続けてきた2人の男女の半生を描く。2022年ミュージカル化。

キャスト

  • 結城弥生 演 - 波瑠 誰から蔑まれようとも、自分の信じた道を歩んでいく強い意思を秘めた本作の主人公。太郎のことを好いているが、親友のサクラのためにその思いを秘める。
  • 山田太郎 演 - 成田凌 弥生の幼なじみ。通称「サンタ」。弥生のことを好いているが、その思いをずっと心に秘め続けている。持ち前の明るさで生涯に渡って弥生を支える。
  • 渡辺サクラ 演 - 杉咲花 弥生と太郎の親友。若くして病死するが、弥生と太郎にあるメッセージを遺す。
  • あゆむ 演 - 岡田健史 太郎の息子。幼い頃に出会った弥生の影響で教師を目指している。
  • 白井卓磨 演 - 小澤征悦 弥生の配偶者で歯科医。
  • 山田真里亜 演 - 黒木瞳 太郎の母。何かと弥生と太郎の相談に乗る優しさを持っている。
  • その他 弥生の父・冬樹(矢島健一)、弥生の母(奥貫薫)、サクラの父(橋爪淳)、太郎の妻(岡本玲)、高校教員(夙川アトム

(ウィキペディア「弥生、三月-君を愛した30年-」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 サクラ(杉咲花)が可愛かったです。彼女との想い出が全編を貫いていると言ってもいい。主演のふたりである弥生(波瑠)とサンタ(成田凌)がサクラのことを大好きでい続けているので、観ている側もサクラのことが大好きになってしまいます。

 同時に、ほぼサクラ目線でふたりを見守ることになります。

 真剣に観ていたつもりだけど、ちょっと疲れていたかもしれません。なんだか作品全体への感度が低かったかも。

 とりあえず、観ようか迷っているかたにはウィキペディアの「1986年(昭和61年)から2020年(令和2年)までの34年間の3月のある1日」を舞台にしているってことを繰り返しお伝えしておこうと思います。スルーできるひとは大丈夫です。少しでも引っかかるひとは、やめても良い。

 途中でやめても、家で観ている分には大丈夫です。(Amazonプライムビデオもウィキペディアも「あらすじ」が載っているので、気になるかたは確認してみてください……)

 公開時点で9年経ってるし、わたしが気にするほど世間のひとは気にしないかもしれません。そういうあたり、どこか他人事でいるってことなのかな………反省です……*1

 たしかに、避けて通れるはずもなし………

 でも、当事者として描かれるのは………なんとも……………*2

 

 そんな感じで、内容は………うんって感じでした。うん。

 Netflixのプレビューは、良かったです。高校時代に親友のサクラが病気のことでクラスメイトにからかわれたことに対して、毅然と立ち向かう弥生。正義感と意志の強さを感じます。弥生、カッコイイ!そして、サクラはカワイイ!

 それは、それで良かったです。

 

 写真というか、スクリーンがめくれるみたいにパラリと場面転換するのが新鮮でした✨

 

 34年間のあいだに、いろいろあって、いろいろあります。素直になれない時間が長すぎたせいで、タイミングがことごとく合わなかったせいで、なんというか“こじらせて”いる。

 でも、最終的には「良かったね」で終われる作品なので良かったなって思います。*3

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:でも、無理なんですよね。すごく怖い。実際に体験したわけじゃないのに、それどころか日本から早々に離れていたのに。どうにもこうにも思い出してしまいます。常に、ほんの少し幽体離脱している感じ(←実際に経験はないハズですけど)。自分が自分ではない感じ。5cmくらいズレているような、現実に理解が追いつかない……

*2:他にも目にしているかもしれませんが、どこか引っかかる作品としては、映画『嘘を愛する女』と同じ箱にしまいたい感じです。

*3:ぜんぜん話は変わるんですけど、っていうかここまで書いたら余談でしかないんですけど、見た目って大事だなって思いました。主演のおふたりは、高校生から初老間近までを演じているわけですが、ほうれい線と髪型、それから表情。機嫌が良さそうに笑顔でいるだけで、ぜんぜん違いますね!不自然に若づくりする必要はないですけど、元気に笑って長生きしたいものです🐥✨