こんにちは。お疲れさまです。
Netflixで配信中。短編映画にしても、実質4分という短さです。でも、訴えかけるものの大きい作品でした。
2020年/7分(本編映像4分)
モノローグとアニメーションを融合し、音楽・映像・文字などさまざまな媒体を組み合わせたスタイルで、警察による暴力と人種差別に抗議するアクティビズム作品。
(Netflix公式サイトより抜粋)
感 想 (ネタバレ………って何がネタバレ?)
主演の男性が歩きながら話をして、その内容に合わせて、いろんなテイストのアニメーションが表現されます。
アメリカでアフリカ系アメリカ人が差別されている実態について………記憶に新しいところでは、2年前の事件があります。「米中西部ミネアポリスで白人警官に首を圧迫されて黒人男性が死亡した5月25日の事件をめぐり、全米各地で連日、「Black Lives Matter(BLM、黒人の命も大事だ)」などの主張を掲げる抗議行動が続いている。(BBC NEWS|JAPAN>【解説】なぜアメリカで大勢が怒っているのか 人種に関する3つのデータ 2020年6月4日)」
記事のなかでも、映画のなかでも語られていますが、「アメリカではアフリカ系住民が他の人種より警察に射殺される可能性が高い」「違法薬物関連で逮捕される確率は、他の人種より多い」「有罪判決を受けるアフリカ系アメリカ人が刑務所に収監される確率は、白人の5倍で、ヒスパニック系の2倍近い」
日本に住んでいて、ここ数年は海外旅行の予定もなく、ニュースにも明るくないので、この短い映画に衝撃を受けました。今どき人種差別なんて、時代にそぐわない、カッコ悪いことだという認識が世界共通だと思っていました。……そうじゃないの?
ひとりひとりの振る舞いがどう……というより、社会システムがそうなっていると、個人ではどうしようもないと思います。
それでも、声を上げていくことには意味がある。
この作品もそうです。
知らなければ、ならない。
無知は、罪なのです。
なにか事件や問題が起こったら、その背景にまで目を向けなければならない。今のわたしには、ちょっと余裕がないですが、せめて日々のニュースくらいは把握しよう……そう思いました。
デデーン
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓