ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

『陰の実力者になりたくて!』

 こんにちは。

 少し前から弟に誘われて一緒に観ていました。でも、弟のタイミングで観ているので、たぶん順番に観ていなくて、時系列もよく分からない。原作を読んでいるらしい弟の解説を聞きながら、ふむふむ楽しんでいました。

 そんなアニメ放送もシーズン1は最終回。

 ということで、あらためて初回から完走しました!(弟もつきあってくれた!わぁい!)

作品紹介

『陰の実力者になりたくて!』(かげのじつりょくしゃになりたくて)は、逢沢大介による日本の小説。

登場人物

シャドウガーデン
  • シド・カゲノー / シャドウ / 影野実(かげの みのる)声 - 山下誠一郎 本作の主人公。カゲノー男爵家の第2子。幼い頃から自分にとってのヒーローである陰の実力者に憧れて努力してきた。実は現代社会から異世界に転生した少年。

七陰(しちかげ)


  • クレア・カゲノー 声 - 日高里菜 シドの二つ年上の姉。
  • アレクシア・ミドガル 声 - 花澤香菜 ミドガル王国の第二王女。
  • シェリー・バーネット 声 - 会沢紗弥 学生ながら「王国随一の頭脳」との呼声が高い才女。
  • ローズ・オリアナ / 666番 声 - 白石晴香 芸術の国オリアナ王国の王女。留学中のミドガル魔剣士学園では生徒会長を務める。
  • アイリス・ミドガル 声 - 日笠陽子 ミドガル王国の第一王女でアレクシアの姉。紅の騎士団団長でミドガル王国最強の魔剣士。
  • ベアトリクス 声 - 小松未可子 「武神」と呼ばれているエルフの剣聖。
  • ドエム・ケツハット 声 - 速水奨 ローズの婚約者。オリアナ王国宰相。モードレット派のディアボロス教団に所属しており、オリアナ国王に毒を盛って王国を乗っ取ろうとする。
  • モードレット 声 - 子安武人 ラウンズ第九席。「人越の魔剣」と呼ばれ、「不可視の魔剣」インビシブルを使う。
伝説上の人物
  • アウロラ 声 - 名塚佳織「災厄の魔女」の異名を持つ女性。世界に破壊と混乱をもたらしたとされているが、具体的な行動は一切記録が残されておらず、不明のままとなっている。

テレビアニメ

2022年10月から2023年2月までAT-Xほかにて放送された。

スタッフ

  • 原作 - 逢沢大介
  • キャラクター原案 - 東西
  • 監督 - 中西和也
  • シリーズ構成 - 加藤還一
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 飯野まこと

主題歌

「HIGHEST」OxTによるオープニングテーマ。作詞はhotaru、作曲はTom-H@ck、編曲はKanadeYUK。

「Darling in the Night」七陰によるエンディングテーマ。作詞は烏屋茶房、作曲・編曲は篠崎あやと、橘亮祐。

(ウィキペディア「陰の実力者になりたくて!」より抜粋)

 おもしろかったです!

 年始にテレビで敏腕編集者さんが言っていた「アニメ化している時点で売れている」というのを実感しました。ハズレがない………

感 想 (ネタバレも?!)

 アニメ本編と同時にデフォルメされたSDキャラクターが活躍するミニアニメ「かげじつ」が公開されています。すごくキャラクターが分かりやすくて、短くて、好きです。七陰の面々のポテンシャルの高さが半端ない。

 「まぐろなるど」の新作バーガー回(………それは、もうバーガーというより「寿司」そのものでは……🐥🍣)とイータがイプシロンを無理やり温泉に突っ込む回が大好きです。それから、シャドウ様の命乞い再現回とウイスキーボワンボワン回、みんなで月見るバーガーを食べながらミーティングする回も好き!(シーズン2への布石?!)

 

 作品本編は、陰の実力者になることを渇望する主人公シャドウ様ことシド・カゲノー と彼によって(結果的に)救われた“悪魔憑き”の少女たちが、陰に潜みながら、ディアボロス教団の企みから世界を救おうとする話………です。たぶん。

 もともとディアボロス教団の設定自体は、シドが悪魔憑きから救った少女・アルファに対してでまかせで話して聞かせた子ども向けのおとぎ話をベースにした創作………だったはずが、実はシドの語った通りに存在していて……………?!

 シドにとっては、自分の「陰の実力者」ムーブと設定に、アルファたちが設定を追加してまでノッてくれている、つきあいの良い友だちだな……という感覚。アルファたちは、シドを指導者と認め、自分たちで敵を探ったり、仲間を増やしたり、訓練したりしながら、シャドウ・ガーデンをディアボロス教団に対抗できる組織にするべく暗躍しています。ガチ勢。なんという………

 このズレが、ひたすらおもしろいです。

 シドくんは「陰の実力者」に拘りすぎて、普段はモブに徹していたい………はずが、逆に目立ってしまうこともしばしば。モブらしいという観点で友だちを選んだせいで、自分がピンチに陥ることも。(それは、友だちですか………?!)

 

 全体的に(ライトな)異世界ファンタジーでコメディで、とても楽しいです。

 でも、最初に観たときに違和感があったのは、シャドウの奥義。そこに至る思考回路も謎ですが(最強の兵器に敗北しないためには自分が最強の兵器になればいい)(………自爆では…?)、それはコメディ作品に使っていいものなのでしょうか? シドくんは「陰の実力者」に拘るあまり、良心だったり、善悪の判断だったりする部分が大味な気がします。そんなシドくんだからこそ、そこは気にしないのかな………?

 なので、単純に「オススメです!」とは言い難くなっています。(世界観に慣れれば、そこまでの忌避感はなくなりました。異世界で魔法で、現代世界とは違うので……ただ、ビジュアルが………)

 興味を持たれたかたは!

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

 毎日お疲れさまです。
 あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!