ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『弁当屋さんのおもてなし』

 こんにちは。

 Netflixにて配信中。リマインダーに登録した覚えはないのですが、配信開始の通知が届いて、オススメに上がっていたので観てみました。

 全4話!シーズン2の制作も決定しているそうです!楽しみですね!

弁当屋さんのおもてなし 原作/喜多みどり「弁当屋さんのおもてなし」(KADOKAWA) ©M.K.K/H

作品紹介

弁当屋さんのおもてなし』(べんとうやさんのおもてなし)は、喜多みどりによる日本の小説。

テレビドラマ

  • 脚本 山本透
  • 演出 平尾由佳子
  • 監修 下國伸(料理)
  • 音楽 柴田聡子
  • エンディング Furui Riho「Friends」

登場人物

  • 小鹿千春(こじか ちはる)演 - 久保田紗友 主人公。東京から札幌に転勤してきたのOL。
  • 大上ユウ / 大上祐輔(おおかみ ユウ / おおかみ ゆうすけ)演 - 飯島寛騎 弁当屋『くま弁』の店員。本人は「魔法ではございません」と主張しているが、客の気持ちに寄り添うような「魔法の弁当」を作れる。
  • 黒川晃(くろかわ あきら)演 - 戸次重幸 弁当屋『くま弁』を30年以上に通ってきた常連客。ローカル少女アイドル白鳥あまねの父。娘のことが大好き。
  • 熊野鶴吉(くまの つるきち)演 - 山野久治 弁当屋『くま弁』の店長。好物が山わさび。くま弁の前でケガをしたユウの世話をしていた。ユウから尊敬されている。
  • くんた 声 - 森崎博之『くま弁』のキャラクター。

(ウィキペディア弁当屋さんのおもてなし」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?)

 くま弁のキャラクター・くんた(ぬいぐるみの姿)が解説したり、ジオラマの『くま弁』を俯瞰で眺めていたり、ナレーションしたり………なんだかファンタジーとリアルが自然と地続きになっていて、良い感じです。わたしは好き。作品の雰囲気に合っている気がしました。

 展開は、全然ファンタジーではないですし、優しくもないですけど………

 初っ端から主人公の小鹿千春(久保田紗友)が彼氏に二股かけられて、振られて(二股相手と授かり婚って……)、そのうえ先輩(彼氏が二股していた相手)の推薦で北海道へ転勤って………まさか浮気されていたと知って腹いせに?!(そんなことはないはずですけど………勘ぐってしまいます……) 世の中って、世知辛いな。

 「辛いという字に一本棒を足すと幸せになる。辛いと幸せはすぐ近くにあるってことです」って感じのことを、最近どこかで聞いたのですが、この作品だったかな………?どうだったかな?(その肝心な棒一本がなかなか見つからないんだよ!っていう反論込みで覚えているのですが、元ネタはどこだろう………?)

 この作品の主人公・千春さんも、『くま弁』に出会うまでは「辛」の真っ只中にいて「幸」はどこにも見あたらない感じです。

 転勤したばかりの北海道は寒くて、仕事は慣れないし、いつも疲れてヘトヘトな彼女が、仕事帰りに立ち寄ったのが『くま弁』そこでザンギ弁当を頼んだはずが、家に帰って見てみると鮭カマ弁当が用意されていました。注文したのと違うのが入ってる………と思いつつも、交換してもらいに出向く気力もなく、おなかもすいているので食べてみることにした千春さん。

 食べにくい鮭カマと格闘しているうちに、いつの間にか無心で食事に集中していました。それ以外の気がかりや心配ごとを忘れて、ただ鮭カマとお弁当のおいしさに浸っていた。そして、食べ終わる頃には、おなかが満たされて、こころも温まっていました。

 おいしいものって素敵です。

 お弁当のひとつひとつのお惣菜も、どれもおいしそうで、良いなぁって思いました。

 そうして、ザンギ弁当が鮭カマ弁当になった経緯から店員さんのおもてなしのこころに触れて、すっかり『くま弁』の常連となった千春さん。『くま弁』店員のユウ(飯島寛騎)さんとの距離も少しずつ縮まっていきます。

 失敗したのが大成功。子どもを想う気持ちが詰まった甘納豆の御赤飯の回。大切なひとを想って丁寧に作るソースがおいしいホッケフライの回。喪われた時間と亡くしたひとと、それからあたたかな思い出。それから、ユウさんの過去と『くま弁』閉店のピンチな回!?

 どれもスッキリした筋で、とても良かったです。興味を持たれたかたは、是非!

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆