ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『彼女の私生活』

 안녕하세요. *1

 母と一緒に観始めましたが、途中から母が祖母宅へ行ってしまったので別々に観て(スマホにダウンロードしてあげたら、母はサクッと完走したみたいです。集中力がスゴイ……)、そうこうしているうちに母が帰ってきたので続きからは再び一緒に観ました。母と観ていて何が楽しいって、ちょっとした感想をタイムリーに共有できるところです。

 「あー。意地悪だ。このひと」「イヤなひとだ」とか。「実は優しい!」「良いところあるね!」とか。最初はいけ好かない感じのキャラクターも、他のひとと関わったり、自分の周りのひとが変化することで、だんだん成長したり、変わっていくのが良いなぁって思います。

第5話

第5話

  • アン・ボヒョン
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作品紹介

『彼女の私生活』(朝: 그녀의 사생활)は、韓国のtvNにて2019年4月10日から2019年5月10日まで放送されたテレビドラマ。全16話。主演は、パク・ミニョンとキム・ジェウク

あらすじ

ソン・ドクミ(パク・ミニョン)は仕事中毒と言われるほど完璧に仕事をこなす美術館の主席学芸員。しかし、プライベートでは熱狂的なアイドルオタクで仕事を終えるとカメラを片手にオタク活動に励んでいた。ある日、上司のオム・ソヘ館長(キム・ソニョン)の裏金問題が発覚し、美術館に新しい館長が就任することが決まる。それは海外の競売場で最悪の出会い方をしたライアン・ゴールド(キム・ジェウク)だった。

キャスト

主要人物

  • ソン・ドクミ:パク・ミニョン 美術館の首席学芸員。アイドル“チャ・シアン”の熱心な追っかけで、“シナギル”の名でファンカフェを運営している。シアンの現れる場所には必ず出向き、オタク活動に全力を注ぐ。
  • ライアン・ゴールド:キム・ジェウク チェウム美術館の新任館長。幼い頃に養子に出され、アメリカで育った。クールだが、優しい心を持った男性。ニューヨークでのキャリアを捨てて韓国に戻った理由は誰も知らない。
  • ナム・ウンギ:アン・ボヒョン 柔道場の館長。ドクミ、ソンジュとは家族同然の親友だが、実はドクミに片思いしている。アイドルオタクだったドクミがライアンに惹かれていることに気づき、焦りを感じ始める。
  • チャ・シアン:チョン・ジェウォン 男性アイドルグループ「ホワイトオーシャン」のメンバー。ルックスと歌唱力を兼ね備え、グループトップの人気を誇る。絵に興味があり、チェウム美術館で展示をすることになる。
  • シンディ/キム・ヒョジン:キム・ボラ シアンのファン。チェウム美術館のインターン

ドクミの周辺人物

  • イ・ソンジュ:パク・ジンジュ ドクミとウンギの友人。カフェを運営している。
  • チェ・ダイン:ホン・ソヨン チェウム美術館のビジュアルアーティスト。
  • ソン・グンホ:メン・サンフン ドクミの父。石オタク。
  • コ・ヨンスク:キム・ミギョン ドクミの母。ニットオタク。
  • オム・ソヘ:キム・ソニョン シンディの母。チェウム美術館の前館長。
  • ユ・ギョンア:ソ・イェファ チェウム美術館学芸員
  • キム・ユソプ:チョン・ウォンチャン チェウム美術館アルバイト。
  • ナム・セヨン:パク・ミョンシン ウンギの母。美術雑誌の編集長。
  • コン・ウニョン:イ・イルファ シアンの母。
  • カン・スンミン:イム・ジギュ ソンジュの夫。時事番組ディレクター。
  • カン・ゴヌ:チョン・シユル ソンジュ夫婦の息子。ウンギの柔道場に通っている。

(ウィキペディア「彼女の私生活」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 最近、韓国ドラマをよく観ているわたし(わたしたち🐥🐹)です。ドラマティックな展開が多くストレスフリーというわけではないけれど、とかく展開が早いので、そこが最後まで観続けられる理由なのかなって思っていました。主要人物が事故に巻き込まれても、無事がどうかはすぐ分かる。引っ張りすぎないところ。

 それを思うと、わりとストレス値は高めでした。でも、終わりまですごく良かったです。

 

 全16話。2分の1くらいは、問題が解決せず、ひたすら先送りにされるので、ハラハラするというか、ソワソワするというか、謎解きされないミステリーみたいで、もどかしいです。でも、肝心の“課題”自体は、わりとアッサリと解決していて、そのあたりは安心できます。バランスが良い!なので、結果的にスピードアップしているように感じます。

 

 とにかく新任の館長 ライアン・ゴールド(キム・ジェウク)が、すごく良い人なのです。冷酷で合理的な印象を与えるのに、人間味があるというか……なんというか………

 それから、首席学芸員のソン・ドクミ(パク・ミニョン)は趣味に仕事に邁進していて、毎日がとても充実していそうです。可愛い。

 そもそも、チェウム美術館 オム・ソヘ館長は、娘がうつつを抜かしているからという理由でアイドルが大嫌い。ドクミは自身の採用面接時に、それを知っているので(同時に面接を受けた女性が、実は内定していてカタチばかりの面接だったはずが、アイドル好きだと知られて白紙に……そのおかげでドクミの採用が決まったという)、職場にオタバレしたくない。

 そこで「絶対にオタクだとバレたくないドクミ」VS「何か彼女には他人に知られたくない秘密があるようだから配慮すべきと考える新館長」といった感じで、ひたすらすれ違い続けます。

 ドクミは“シナギル”として、男性アイドルグループ「ホワイトオーシャン」のメンバー:チャ・シアン(チョン・ジェウォン)のファンカフェを運営しています。シアンの誕生日プレゼントとして、イ・ソル氏の絵画を贈ろうとし、オークションで競り合った相手が新館長。出会いは………そんなに悪くない。でも、その後、空港でファンの大移動に巻き込まれた新館長が押されて、ぶつかったのが脚立に乗って高い位置からシアンの写真を狙っていたシナギル。立ち上がった拍子に、新館長のスーツの袖を引きちぎってしまいます。

 ドクミの友人 イ・ソンジュ(パク・ジンジュ)が可愛いです。やっぱり主人公の友だちは、ただの引き立て役じゃなく、ちゃんと可愛くて、彼女自身のしあわせが描かれていると良いなぁって思います。ドラマに奥行きが出る気がします!

 ドクミとソンジュは、ふたりともシアンの大ファンで、意気投合していて、仲が良くて、距離が近いです。それもあって、ライアン・ゴールド館長は二人の仲を誤解します。

 

 いろいろあって、シアンとの熱愛を疑われたドクミは、シアンファンの疑惑をかわすために、ライアン館長と偽装恋愛をすることになります。

 そうこうするうちに、空港でライアン館長が拾ったシナギルの手帳と資料に添付された付箋の筆跡とで、シナギル=ドクミというのが館長にはバレる。そのうえ、館長はシナギルのファンカフェに女性と偽って登録し、“ラテ”としてコメントを送ったり、秘密の写真を観るために試験に挑んだり、します。

 とにかく、館長が良いです!普通に優しくて、度量が大きくて、年長者に優しくて、権力になびかず、正論が言えて、デレが可愛い。ドラマを観始めたときは、直近まで観ていた「おもしろ副会長」とはかなり方向性の違う容姿で、ピンとこなかったのですが、自然に女装が似合うタイプのイケメンです。容姿端麗!

 

 8話あたりは特に、かなりストレスフルですが……とりあえず最終的には「すべてうまくいく」「まるくおさまる」ので、イライラせずに楽しんでほしいです。(消しましたが、感想メモが「ちょっと君のそういうところ……どうかと思うな?」感に満ちている………「そういうやりかた、ボクは好きじゃないなぁ………」🐥💦)

 オム・ソヘ前館長の娘 キム・ヒョジン(キム・ボラ)も、最初はドクミと館長の関係を探るためにインターンとしてコネ入職しただけの、やる気のない、先輩を敬う気もない、傲岸不遜な美少女でしたが、仕事をしていくうちに変わっていきます。美術館の記念展覧会を成功させるために、オム母に車とカードを取り上げられて、家を追い出されても(それが展覧会開催の条件だったので)、泣きついたりせず、ドクミの実家に居候しながら家出を続けて、バスにも乗れるようになる。可愛い。

 ほとんどの登場人物が、なんだかんだハッピーエンドな感じで良いなぁって思います。ドラマが始まった時点に比べて、いろんなひとの関係が強化されて、ちょっとだけ前進したような感じ*2。不幸になったり、破滅したりしたひとはいない。それも大事。

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。細かく説明し過ぎると楽しみを奪ってしまうのかな………と思えば、ぼんやりした書きかたになってしまいますが、とにかく主演のふたりが大好きなので、まだ観ていないかたで、興味があるかたは是非!また明日!🐥💓

☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆

*1:「アンニョンハセヨ」(こんにちは)

*2:「アドバンス」って単語が思い浮かびました。合ってるかは、ちょっと分からない。でも、気分的にはそんな感じです!🐥💓