ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『鴨川ホルモー』

 夜勤明けは、いつもに増して、ぼんやりしています。目がしぱしぱして、太陽がまぶしい。目に染みます。

 こんな時は、深く考えなくても楽しめるコメディが最適解ですね!なんかNetflixのオススメに出てきたような気がします。「これが好きなひとは、これも気にいると思いますよ」みたいな感じで。疲れているときは無駄にイライラしたくないので、間違いないやつを観たいです。絶対におもしろいやつ!

作品紹介

鴨川ホルモー』(かもがわホルモー、KAMOGAWA HORUMO)は、日本の小説家・万城目学の青春ファンタジー小説。産業編集センターより2006年4月19日に刊行された。2009年2月には角川書店より角川文庫版が刊行された。2007年11月にはスピンオフである『ホルモー六景』が刊行された。

評価・受賞歴 

本作は第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞を経て刊行された作者のデビュー作である。「京大青竜会」なる怪しげなサークルに勧誘された主人公が、「ホルモー」という謎の競技を通じて経験する2年間の青春と恋愛を描いた作品。陰陽道を取り入れた奇抜な設定とテンポのよい作風、そして個性的なキャラクターが作り出すコミカルで、時に切ない物語が話題を呼んだ。

映画版

2009年4月18日より全国松竹系でロードショー公開された。

キャスト 
スタッフ 
  • 監督: 本木克英
  • 脚本: 経塚丸雄
  • 音楽: 周防義和
  • 主題歌: Base Ball Bear「神々LOOKS YOU」(EMIミュージック・ジャパン)

(ウィキペディア鴨川ホルモー」より抜粋)

感 想

 おもしろかったです!

 普通の大学生が、普通のサークルで、式神をつかって試合をする(それは普通なの?!)という、予告編から期待しかないです。式神とコミュニケーションをとる際の動きと掛け声も、真剣にやればやるほど、傍から見てるとおもしろい。

 うっかり勧誘にのせられて、歓迎会に顔を出してしまったが最後、早良(芦名星)さんの鼻の形の良さに一目惚れして、入会することを決めた安倍(山田孝之)。友人の高村(濱田岳)がどうしても入会したいというから、仕方なくつきそい入会するよ感を出していて、アホです。とってもあからさまな感じなのに、会長の菅原(荒川良々)先輩は、そうかそうかうんうんって感じで、さすがです。そのうち、1年生たちはホルモーについて懐疑的になるものの、なんだかんだで時は過ぎ、とある儀式を経て、彼らにも小鬼の姿が見えるようになります。扱う術者のキャラクターに合った造形をしていて、それぞれ個性的。わらわら動いているのが、とても可愛いです。

 レナウン娘って、どこかで耳にしたことがあるような……検索したら「ワンサカ娘」(レナウンワンサカ娘)というのが見つかりました。劇中で使われていたのは、この歌ですね。歌詞が同じ。レナウンっていうのは、アパレル会社のことで、そのCMソングみたいです。(2020年に倒産) 一度耳にしたら、なかなか忘れられないフレーズだなって思いました。♬プールサイドに夏が来りゃ Yea Yea Yea Yeah Yeah Yeah イイワ レナウン レナウン レナウン レナウン娘が おしゃれでシックな レナウン娘が ワンサカ ワンサカ ワンサカ ワンサカ Yeah Yeah Yeah Yeah♬

 合間に挟まる「イイワ」がいい味だしてるなって思います。

 

 サークル室に大量のレーズンが箱で置いてあって、それは小鬼たちの回復に必要とのこと。ダメージが蓄積されると顔がきゅうっとなってしまって、レーズンを食べさせると復活します。

 なにそれ、おもしろい!そして、可愛いです!

 

 試合に負けたり、ホルモーの恐ろしさを知ったり、敗北したことにより不可思議な自発性で髪型を丁髷にしてしまったり、途中で退会できないことに気づいたり、恋に破れたり、嫉妬したり、それまで意識していなかった女子に告白されたり、青竜会の規則にのっとりチーム分割のためのホルモーを開催したり、そんな感じです。おやおや、青春………ですねぇ……

 

 青竜会内部でのホルモーが楽しかったです(安倍VS石田卓也as芦屋)。想定外の動きをする楠木(栗山千明)。そのおかげで勝機が見えます。賢い女子!大好き!気に入らない相手を全力でボコりに行く、その心意気や良し!です!(๑•̀ㅂ•́)و✧

(あーよく考えたら、対立している二人って安倍(晴)明と芦屋(道)満ってことです……?)(たった今、気づきました)

 

 対決の行方は、どうなったのか?!

 気になるかたは、その目で確かめてみてくださいね!🦋