mionote’s blog

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『黒執事』

 7年前の作品。映画館に観に行きました。原作を、ぼんやりとしか知らない状態で観に行って、そういう話だったかな……?などとキツネにつままれたような気持ちだったのですが、検索したら実写映画は「映画完全オリジナルストーリー」とのこと。

 数年越しに謎が解けました!

作品情報

実写映画

2014年1月18日公開の日本映画。原作者・枢やな承認のもと、原作から約130年が経過した2020年のアジア某国で繰り広げられる映画完全オリジナルストーリーとなっている。

登場人物(映画)

セバスチャン 演 - 水嶋ヒロ

本作の主人公。幻蜂家執事。清玄と共にあらゆることを優雅に解決するが、彼には心を許されていない。武器として食事用ナイフを使い、敵を殺傷する。原作のセバスチャン・ミカエリスにあたる。

幻蜂 清玄(げんぽう きよはる) 演 - 剛力彩芽

伯爵の称号を持つ美少年。幻蜂家の現当主にして巨大玩具メーカー企業・ファントム社の総帥。原作のシエル・ファントムハイヴにあたる。セバスチャンとは日常的に悪口を交わし合う間柄にあるが、同時に唯一絶対・最強の「主従関係」で結ばれている。幻蜂家とは、ファントムハイヴ家がアジア某国に渡り幻蜂を名乗るようになった末裔である。

若槻 華恵(わかつき はなえ) 演 - 優香

ファントム社の共同経営者であり、清玄の母親の妹。原作のアンジェリーナ・ダレス(マダム・レッド)にあたる。

リン 演 - 山本美月

幻蜂家の家女中(ハウス・メイド)。ドジでおっちょこちょいだが、本当は凄腕銃撃手である。原作のメイリンにあたる。

明石(あかし) 演 - 丸山智己

華恵の専属執事。

葬儀屋ジェイ 演 - 栗原類

遺体運搬人。全身から怪しいオーラを垂れ流す。キャッシュと骨型クッキーに目がない。原作の葬儀屋(アンダーテイカー)にあたる。

チャールズ・ベネット・サトウ 演 - 城田優

「西側諸国」駐在員。女王直属の秘書武官でもあり、清玄に女王からの密命を伝える。

鴇沢 一三(ときさわ いちぞう) 演 - 安田顕

警察保安省外事局に勤務する刑事。「連続ミイラ化怪死事件」を追ううち、キナ臭い噂の絶えない幻蜂家の当主と執事が怪しいと睨む。

田中(たなか) 演 - 志垣太郎

幻蜂家に古くから仕えるハウス・スチュワード。今は実務のほとんどをセバスチャンに任せ、窓際の日なたでお茶(※湯呑みの中身はレモネード)をすする癒し系執事として余生を送る。原作のタナカにあたる。

猫磨 実篤(ねこま さねあつ) 演 - 岸谷五朗

幻蜂家が現在滞在している、国の警察保安省外事局々長。

(ウィキペディア黒執事」より抜粋)

ネタバレしかない感想

 なんだか、前より楽しめた気がします。以前は、戸惑いのほうが大きかった。(たしか、そのときは「館でのミステリーな回」までしか読んでなかった)(とても好きな話です♪)

 美少年役を美少女が演じるとか、なんか新しいなぁと思っていたら、そうでもなかったです。(本当は美少女で合っているから) 映画オリジナルなので、本物のシエルとか本物ではないシエルとか、そういう話ではなかった。そのあたり、わりとすっきりしてしまっています。

 漫画では、とても小さい感じの田中さんが、普通サイズの癒やし系執事として出てきます。湯呑みでレモネード。なるほど、おいしそうです。

 山本美月さん演じるリンちゃんが推しです。メイド姿が可愛いし、おっちょこちょいなところは(セバスチャン、フォローしてあげて〜💦)と思ったりしますが、闘うメイドさんは素敵でした。遠くからの狙撃のほうが得意なんじゃ……と思ったりもしましたが、接近戦のほうが画が映えます。メガネをはずすと本領発揮とか、ワクワクします。

 前に観たときはそうでもなかったのですが、華恵さんが良かったです。優しい叔母、企み顔、悪い顔、高笑い、弱った姿……振れ幅が大きいです。普通にしているときが可愛いのに……。原作のマダム・レッドは、それでもシエルのことを大事に可愛く思っていたような気がしますが、こっちの華恵さんはそうでもない感じで、自分が1番でなによりでした。いっそ素直で、清々しいです。

 セバスチャンが、カトラリー(主にテーブルナイフ)を駆使して闘うところも、完璧な執事っぷりも、悪魔っぷりも、有能なところも、良かったです。謎のカプセルは味見してしまうし、相手が隠していそうなものは奪っておくし、劣勢に見せかけてそうでもないし……

 最初に観たときは、なんで鞄を開けることに拘るんだろう?と思っていたのですが、今回は理解できました。起爆装置が一緒に入っているから、清玄くんは、それを何とかしようとしていたのですね!わたしは、半径1kmが対象なら、起爆装置含めた鞄ごと人がいなさそうな場所までセバスチャンに運んでもらえば良いのでは?とか思っていました。なんなら宇宙とか。人体に悪影響のある薬品は、最初から拡散させなければ、そのほうが良いに決まっていますね。

 暗証番号が、すべての始まりの日とか。設定したのが華恵さんなら、どんな気持ちでそれにしたんだろう?それとも、あの蛇の絡んだ紋章の人たちが設定したのでしょうか?謎です。

 本当の敵は……仄めかされて終わっています。続編の予定があったのか、物語に拡がりを持たせて終わっているのか……それはそうとして、清玄の復讐は終わっていないし、セバスチャンとの愉快な仕事はまだまだ続いていきそうです。 

 

黒執事

黒執事

  • 発売日: 2014/06/04
  • メディア: Prime Video
 

ネコが出てきます🐾🐱 セバスチャン「唯一の話し相手なので」

原作は、少し前に96時間(クロ時間)無料配信をしていて、そのときに既刊30巻を読破しました。続きが気になります!🦋

 

映画『ナラタージュ』

 今回、初めて観ました。でも、想い出の作品です。

 あれは、今から数年前……………2年くらいになるでしょうか。友人に義兄を紹介されて、少しおつきあいすることになりました。そのときに、一緒に本屋さんをそぞろ歩いたのですが、そこでオススメされたのが、こちらの本でした。すぐに読みました。(素直なわたしですよ) 誰よりも好きって言うほどには積極的ではないけれど、一緒にいても悪くない程度には、わりと好意を持っていました。隣で息をしていても良い、というくらいには……

 読んだのは良いですけど、まぁ感想を言いにくいというか、なにを言ったら正解だったのかは、いまだに分かりません。内容について何ひとつ触れない無難な感じで逃げたような気がします。ファンには人気のある作品とのことですが、男性目線ではどんなふうに読めるのでしょう……?

 まぁ、振られたんですけどね!

 今思えば「忘れられないひとがいる」というのを遠回しに伝えられていたのかな……などと思えなくもないですが……わかりにくですよ!言葉を惜しまないでほしかったです。

 

作品情報

ナラタージュ』は、島本理生による日本の恋愛小説。2017年秋、映画作品が公開された。

映画

行定勲が監督を勤める映画作品が2017年10月7日に公開された。主演は、松本潤有村架純

キャスト 

葉山貴司 - 松本潤

工藤泉 - 有村架純

小野玲二 - 坂口健太郎

山田志緒 - 大西礼芳

黒川博文 - 古舘佑太郎

新堂慶 - 金子大地

葉山美雪 - 市川実日子

宮沢慶太 - 瀬戸康史

(ウィキペディアナラタージュ」より抜粋)

 映画は気になっていましたけど、先生と生徒とか、成人と未成年というのは、なんとなくひっかかりを感じてしまうので基本的に「観ない」という選択をしています。未成年と未成年なら、まぁ本人の気持ち次第って思うので、学園モノのラブストーリー全部を否定したいわけではないですけど……

 「先生」は出てきますが、ちゃんと大人で大人の判断ができるひとなので、安心して観ていられます。原作も良かった。でも、主人公の泉は、魔性の女性ってわけではないけれど、関わった周りの男性が惹かれて振り回されている感があって、正直 共感することができなかったような覚えがあります。自分の名前に似ているというのもありますが、志緒ちゃんが好き。

 その先生への恋心を秘め続ける泉を有村架純さんが演じていて、とても説得力があって、良かったです。松本潤さん演じる葉山先生も素敵でした。大人で、しっかりしていて、生徒たちをきちんと見ていて、サポートしている。でも、私生活ではいろいろあって、弱かったり、脆かったりする部分も抱えている。

 『今夜、ロマンス劇場で』では、一途で真面目で優しい好青年を演じていた坂口健太郎さんが、独占欲の強い、普段は優しいのに大声を上げたり、恋人の持ちものを勝手に見たり、携帯を覗いたりする役柄を自然にこなしていて、振れ幅!と思いました。役者さんはすごいなぁ。

 

 原作では、すべてを理解して受け入れてくれている婚約者との将来が決まっている泉さん。映画では、婚約者の影はなく、職場で後輩くんと残業中に過去を思い出しているという風に変わっています。

ナラタージュ〔narrationとmontageの混交という〕〔映画などで〕主人公に過去のことを物語らせながら場面をそれに合わせるという手法。(三省堂 新明解国語辞典 第六版)

 本映画の手法そのものが、ナラタージュなのかなって思いました。原作では、仕事で、偶然にも先生を知るひとに出会い、そこで先生の本当の想いに触れて、気持ちがあふれるところで終わっていたと思います。(本が手元にないので記憶だけで語っています) 映画では、先生から別れ際にもらった時計にあったメッセージを後輩くんが見つけ、その意味を知る。そして、時計の針がふたたび時を刻みはじめるところで終わっています。

 泉の控えめな笑顔。悲しみや喪失感で終わっていなくて、なにかあたたかな想いで満たされるように思いました。

 

ナラタージュ

ナラタージュ

  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: Prime Video
 

 懐中時計のメッセージ。筆記体なのと、ポルトガル語は習ったはずなのに忘れてしまったので、少し難儀しましたが合ってると思います。

 Que seja feliz. 幸せであるように 🦋

 

 ネコ出てきます。フウちゃん♪🐾🐱

映画『羊の木』

 ミステリーだと思っていたら、ジャンル分けは「サスペンス」「スリラー」になってました。なるほど、納得です。先に、そのジャンルを知っていたら、心構えが違ったかもしれません。

 

 前から気になっていたけれど、なかなか観ることができませんでした。なぜなら、怖いから!検索したら、原作は漫画なんですね。……それは、余計に怖いです。小説以上に、なんでもありって感じがします。

 ……ということで、ドキドキしながら観ました。

作品情報

『羊の木』(ひつじのき)は、山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の漫画。また、それを原作とした実写映画。

実写映画

2018年2月3日公開。映画では、街に移住してくる元受刑者が「6人の元殺人犯」になる等、設定が原作とは大幅に変更された。

あらすじ(実写映画)

過疎化の進む富山県魚深市で、地方都市に元受刑者を移住させるという国の極秘更生プロジェクトを行う。6人の元受刑者を順番に迎えに行く月末一(錦戸亮)は、彼らがどこか普通ではないことに気づく。彼らが元殺人犯であることを聞かされた月末は魚深で暮らす彼らを見守っていくが、周囲では徐々に彼らの過去が明かされていく。

キャスト 

月末一:錦戸亮 - 富山県魚深市の職員。元受刑者の受入れ窓口。バンドが趣味で、ベースを担当する。

石田文:木村文乃 - 月末一が思いを寄せる同級生。バンド仲間でもあり、ギターを担当する。千葉県で医療事務の仕事をしていたが、地元の魚深市に戻ってスナックに勤める。

杉山勝志:北村一輝 - 元受刑者。傲慢で粗暴な釣り船屋。傷害致死、懲役8年。アウトローの世界にいたためか勘が鋭く、宮腰が同じ元受刑者であることや、目黒が復讐のために人探しをしていることを即座に見抜く。

太田理江子:優香 - 元受刑者。介護士。夫とセックス中に勢い余って絞殺してしまう。殺人、懲役7年。恋愛体質で、介護施設に入っていた一の父親・亮介と恋仲になる。

栗本清美:市川実日子 - 元受刑者。人見知りの清掃員。酒乱でDVの彼氏を殺してしまう。殺人、懲役6年。

福元宏喜:水澤紳吾 - 元受刑者。気弱な理髪師。職場のいじめに耐えかねて上司を殺してしまう。殺人、懲役7年。酒乱で、祭りで大暴れをしたことで元受刑者同士の接点を作ることになる。

大野克美:田中泯 - 元受刑者。寡黙なクリーニング屋。元暴力団員で、顔に傷がある。殺人、懲役18年。

宮腰一郎:松田龍平 - 元受刑者。宅配業者。街で因縁をつけられ逆に殺してしまい、過剰防衛と認定される。傷害致死、懲役1年6か月。一と初対面から妙に心を開いており、過去の罪状を打ち明けたりギターを始めたりするなど友人関係を築こうとする。

目黒厚:深水三章 - 息子を殺した宮腰を探し魚深市に来る。

(ウィキペディア「羊の木」より抜粋)

ネタバレありの感想

 おもしろかったです!ずっとドキドキ、ハラハラしながら観ていました。見ていられないほど残虐だったりはしませんし、後味も悪くなかった。

 市町村が身元引受人になって、元受刑者を受け入れるとか。そのプロジェクトを知っているのは、市長と担当者(月末一・錦戸亮)だけとか。なんというか、過疎地の危機感からか、わりと自由裁量な魚深市です。秘密を守るには、それを知るひとを限ったほうが安全というのは分からないでもないですが、全体的に適当というかいい加減だなぁ……。そんな上司に振り回される月末さん。こっそり上司のパソコンを覗いて、秘密を把握してしまう同僚くん。(なかなかやるな!)(受刑者同士の連携を防ぐために、他の受刑者のことは秘密で、全員が自分ひとりが魚深市に来たと思っています。それなのに、イベントに彼ら全員を誘ってしまうとか……楽天的というか強いですね)

 気になる同級生は帰ってくるし、元受刑者の宮腰(松田龍平)には懐かれる。実父は、介護施設で元受刑者の太田(優香)と好い仲に。月末さん、ひたすら気苦労が多そうです。不憫。好きなひとに想いを伝えられなかったり、そうこうするうちに先を越されてしまったり、好きなひとを心配したり、喧嘩したり、そのせいで他人の秘密を口走ってしまったり……

 

 宮腰さんにも、過去を知る男が追いかけてきたり……いろいろあります。基本的に、なにを考えているのか分からない、行動原理が読めないあたりが、少し不気味で怖いなって思いました。

 でも、(あれ?そんなこと言っちゃいますか?)ってひとに対して、言われっぱなしでなく、容赦なく実力行使するので、観ていて、ドキドキしながらも爽快ではあります。他人事のように。

 

🐾🐾🐾🐾🐾🐱

 そして、さらに上位の存在が、ウチのシマで好きにしよって……とばかりに登場するかのような流れ。偶然?超常現象?

 そんなふうに幕を下ろしてしまうの?そして、どうなるの?という不安が過ぎったところでの現象なので、なんだか気持ちがジェットコースターでおもしろくなってしまいました。なんてことだ!

 

 モデルとなったのは、富山県魚津市とのことです。住みよさランキング2017で全国6位!(東洋経済新報社調べ) 魚津市イメージキャラクター ミラたん、可愛いです。検索していたら、「人もいい、魚もうまい 魚深市―。」〈魚深市移住!?ガイドマップ〉なるロケ地の紹介マップを見つけました。本気だ……

 作中には「のろろ祭」という魚深市の毎年恒例でおこなわれる奇祭が登場します。モデルとなった祭りも存在するのかと検索してみましたが、あいにく見つけることが出来ませんでした。でも、魚津市のお祭りは見つかりました。

・じゃんとこい魚津まつり

・小川寺の獅子舞

 おもしろそうだなと興味深く見ていたら、今年の「じゃんとこい魚津まつり」は感染拡大防止のため開催中止とのこと。苦渋の決断だということは察することができますが、全国各地でいろんなイベントが中止になっていて、なんだか寂しいです。

 でも、落ち着いたら、ぜひ行ってみたいと思いました。

 

 冒頭、意味ありげに表示されていた詩文のようなものが、すごく気になりました。なにかの引用なのかな。検索したけれど、うまく見つけることが出来ません。元ネタがあるのなら、読んでみたい気がします。

 その種子やがて芽吹き タタールの子羊となる

 羊にして植物

 その血 蜜のように甘く

 その肉 魚のように柔らかく

 狼のみ それを貪る 「東タタール旅行記」より

 

 エンドロールが斜め左上から右下に流れていくところが、不穏で新鮮でした。(だいたい下から上へ流れていく)🦋

羊の木

羊の木

  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: Prime Video
 

 

ありがとうの気持ち

 先日、週刊はてなブログさんで「下書き供養」のお題で公開した映画の感想を紹介していただいていました。お知らせが届いていると思ったら、記事になっていて、そのおかげでいろんなかたに読んでいただけて、とてもうれしかったです。

 ありがとうございました!

 いつもポチッと星をつけて応援してくださっているかたも、ありがとうございます。あ、読んでもらえたんだなって、励みになっています。

 

 お知らせを見たときは、変なこと書いてなかったかなとか、そもそも何を書いたかなとか、ちょっと不安になってしまいましたが、「忖度せず自由に書く」のが基本姿勢なので、これからもそんな感じでいこうと思います。

 

 批評家ではなく、映画についても専門に学んだことがありません。あくまで「素人の」「個人的な感想」だと思っていただければ……と思います。好みが似ていたら参考にしていただくのも良いかと思いますが、わたしの感想を鵜呑みにして、あなたにとっての「最良の作品」と出会う機会を逃してしまうのはもったいないです。周りには、あまり理解されないけれど、すごく良いと思うものってあると思います。自分のための物語だと思える作品が。それは、映画だったり、本だったり、歌だったりするかもしれません。大勢が良いと言うものが自分に合うとは限らないですし、共感を得られないからと言って駄作とは限らないです。

 それでも、良いって思ったり、おもしろかったって思ったものを、誰かも同じように「良い!」とか「おもしろかった!」って思っているのが分かると、なんだかうれしくなります。ですよね!って、こころのなかでハイタッチしたくなる。好きなものを共有できるって、なんかうれしいです!(なんて、言ってることが矛盾してますけど、どっちも本当の気持ちです)

 

 批評はプロにまかせて、わたしは自分らしく楽しんでいこうと思います。そして、これからも自分の感覚で楽しんで、感想を言葉に残していきたいです。

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映画『あやしい彼女』

 こちらも、Netflix視聴期限が5月14日まで。

 たしか、もとは韓国の映画なんですよね?でも、世界各国でリメイクされているみたいです。不思議な力で若返ることができたら、人生をやりなおせたら、元気いっぱいな状態で好きなことができたら、そういう「こうだったら良いのにな……」という願望は、世界共通なのかもしれません……

 

作品情報

『怪しい彼女』(あやしいかのじょ、原題:수상한 그녀、英題:Miss Granny)は、2014年公開の韓国映画

リメイク 日本版

日本では2013年公開の映画『謝罪の王様』のスタッフにより『あやしい彼女』のタイトルでリメイク版が製作された。主演は多部未華子倍賞美津子。2016年4月1日公開。

あらすじ 

女手一つで娘を育て上げた73歳の瀬山カツ(倍賞美津子)は頑固でおせっかいな性格のため、周りからは敬遠されがち。ある日、ふと入った写真館で写真を撮り店を出ると、20歳のときの若々しい姿のカツ(多部未華子)になっていた。カツはヘアスタイルやファッションを一新、名前も節子にし、人生を取り戻そうと決意。その後、のど自慢大会で昭和歌謡を歌ったことから…。

キャスト 

大鳥節子 - 多部未華子:主人公。瀬山カツが20歳に若返った姿。

瀬山カツ - 倍賞美津子 : 73歳。節子の本来の姿。

瀬山幸恵 - 小林聡美 : カツの娘。ファッション雑誌の元編集長。

瀬山翼 - 北村匠海 : 幸恵の息子でカツの孫。バンドマン。

中田次郎 - 志賀廣太郎 : カツの幼馴染。カツに想いを寄せる。佐竹湯の経営者。

相原みどり - 金井克子 : 通称「厚化粧シニア」。次郎に想いを寄せる。

小林拓人 - 要潤 : 音楽プロデューサー。

(ウィキペディア「怪しい彼女」より抜粋)

ネタバレしているかもしれない感想

 カツさんは、最初のほうは、元気いっぱいで、頑固で、他人の話を聞かなくて、口が達者なおばあちゃんです。仕事で活躍している娘のことが自慢で、お金を大事にしている。周りのひとを振りまわしがちで、いい迷惑というか、困ったひとだな。

🐾🐾🐾🐾🐾🐱

 女手ひとつで支えてきた自分の家族を大事にしているはずなのに、いつしか心はすれ違い……孫が痴漢したというオレオレ詐欺にひっかかってしまうカツさん。切ない。

 でも、孫のことを想うなら、示談の前に本人に確認するなり、説教するなりしそうなものなのに、どうしてしまったの?その前に、家族とあれこれあったから、いつもなら働くはずの危機センサーが働かなかったのかな???

 

 傷心で、(たぶん近所の)神社へ行って、帰ろうとしたときに不思議な写真館を見つけます。店先に飾られたオードリー・ヘップバーンの写真に心惹かれるカツさん。

 若返って、ひったくりを捕まえてしまうカツさん(若い姿)。自身の変身っぷりにビックリすると同時に、早く走れたり、腕がよく動かせたり、身体の痛む部分がないことに喜んでいて、ほっこりしました。良かったね。周りには、ちょっと気の毒なひとを見る目で遠巻きにされていましたけど、人目を気にせず、はしゃいでいる姿は、なんだか微笑ましかったです。

 せっかくだからと、新しい服を手に入れて、新しい靴を買って、自分の好きなようにするカツさん。昭和レトロな感じでとても可愛いです。冒頭は、ずっと同じ服を着ているようなイメージでしたけど、本当はオシャレ好きだったんですね。

 

 姿が変わってしまったせいで家に帰れず、カツさん(若い姿)は「大鳥節子」を名乗って、過ごします。その間、家族と次郎さんは地味に心配し続けることになります。心配いらないという内容のメールを娘に送っていますが、カタカナのメールでは心配倍増ですよ!節子さん!

🐾🐾🐾🐾🐾🙀💦

 カツさんのときから、歌は好きなのか「東京ブギウギ」を口ずさんでいました。節子さんになって、のど自慢大会で歌って、それを機会に孫のバンドで歌うことになります。節子(多部未華子)さんの歌がいろいろ聴けて、とても楽しいです!見どころ!

🐾🐾🐾🐾🐾😺

 でも、なんだかんだいろいろあって、娘の想いを知って、すれ違いが解消されて、家族愛って感じです。

 淡い想いは夢のように消えてしまって、節子さんがいた形跡も魔法のように消えてしまいます。ちょっと寂しい。

 でも、最後の最後まで、なんというか明るく楽しい気持ちで終わっていて、後味が良かったです。エンドロールまで楽しい!🦋

 

あやしい彼女

あやしい彼女

  • 発売日: 2016/10/05
  • メディア: Prime Video
 

 ネコが出てました🐾🐱

 

映画『魍魎の匣』

 前から気になっていたのですが、なかなか機会がなく、ここまできていました。「姑獲鳥の夏」に次ぐ映画化作品。

 原作は、だいぶ前に読了しています。「読む鈍器」と呼べそうなほど本の厚みに定評のある小説家・京極夏彦先生。大好きです。分厚いけれど、読み始めれば、どんどん読み進めることができて、読み終わったときの達成感もあります。

 でも、わたしが読了した作品は少ないです。百鬼夜行シリーズは、3作目の「狂骨の夢」まで、あとは「嗤う伊右衛門」「ルー=ガルー 忌避すべき狼」(自分と同じ名前のキャラクターがいて、ちょっとうれしかったです。細かい部分は忘れてしまったけれど、頭が良いようでいて知識に極端な偏りがあり、結果的にアホ可愛い子だったように思います。名は体を……?!)

 検索したら、百鬼夜行シリーズは新カバー版が出ているみたいなので、あらためて揃えるのもアリですね。(公式サイトに「読む隕石」ってありました。)(「煉瓦本」という表記もあって、まさにそのままですね!)

 今昔百鬼拾遺は「鬼」「河童」「天狗」と購入していて、積読にしています。「月」も出てたなと思っていたら、前述3冊の合本とのこと。でも、大幅な加筆訂正が加わっているとのことなので、それも読んでみたいです。

作品情報

魍魎の匣』(もうりょうのはこ)は、京極夏彦の長編推理、伝奇小説。百鬼夜行シリーズの第2弾。第49回日本推理作家協会賞受賞作。2007年12月22日にこれを原作とする映画が公開された。さらに、2008年10月から12月までテレビアニメが放送された。

登場人物

中禅寺秋彦(ちゅうぜんじ あきひこ)演 - 堤真一 

 中野で古本屋「京極堂」を営む男。親しい者からは店の屋号に因んで「京極堂」と呼ばれる。家業は安倍晴明を祀る神社の宮司陰陽師、副業は拝み屋。鳥口から相談を持ちかけられ、2つの事件に関わっていくことになる。美馬坂幸四郎と面識がある。

関口巽(せきぐち たつみ)演 - 椎名桔平

 小説家。中禅寺の学生時代からの友人。学生時代は鬱病に悩まされ、現在も完治には至っていない。鳥口に半ば強引に引き込まれる形で、事件に関わっていく。

榎木津礼二郎(えのきづ れいじろう)演 - 阿部寛

 「薔薇十字探偵社」を営む私立探偵。中禅寺と関口の旧制高等学校での1期先輩であり、木場の幼馴染。人の見た「光景」のみを、音・感情の介入なく「見る」ことができる。増岡から行方不明になった柚木加奈子の捜索を依頼され、京極堂を訪ねる。

中禅寺敦子(ちゅうぜんじ あつこ)演 - 田中麗奈

 京極堂こと中禅寺秋彦の妹で、新聞社「稀譚舎」の社員記者。

青木文蔵(あおき ぶんぞう)演 - 堀部圭亮 

 前作『姑獲鳥の夏』より登場。東京警視庁の刑事で、木場の部下。こけしのようだといわれる。特攻隊くずれで、優男だが度胸のある男。謹慎中の木場にバラバラ事件の情報を提供する。

映画

前作『姑獲鳥の夏』の日本ヘラルド映画に代わり、ショウゲートの配給により2007年12月22日公開された。

2005年に撮影が開始され、2007年5月に完成した。内容は小説版の主要エピソードを組込みながらも、大胆な改変が行われている。昭和27年の東京を再現するため、中国上海でロケが行われた。ノベルス版に写真が掲載されていた美馬坂医学研究所の箱のような建物もセットで再現している。

(ウィキペディア魍魎の匣」より抜粋)

 刑事の青木さんが、堀部圭亮さんです。最近、どこかで検索したなって思ったら、「ハチミツとクローバー」の藤原デザイン事務所の双子の社長でした(藤原類二)(ルイジ)。短い登場シーンながらもインパクトがあって、好きなキャラクターです。今回の青木さんも良きです!

 

感 想

 おもしろかったです。好きな小説の実写映画化となれば、感想も辛口になりそうなものですけど、すごく良かったです。

 原作を読んでから時間が経っていて、いい感じに細部の記憶が薄れているから……という理由もありそうですが、どのキャラクターも「らしさ」があって、まさに「そのもの」って感じがしました。堤真一さんの京極堂、良かったです。和服が似合ってました。格好良い。関口くんとの絡みも、なんだかんだ仲良しだなぁ。関口くんは、オロオロしたり、早口で話したり、独特なキャラクターですが、実写版は顔が良いので全てが味になるというか、愛すべきキャラクターになっている気がしました。榎木津さんは、たぶん原作を読んだときは線が細くて儚げなビジュアルを想像していたような気がしますが、これはこれで大正解です。

 内容について、詳しく語るのはやめておきますが、テンポがよく、長々と勿体つけられることもないので、とても観やすいと思います。推理小説が原作なので、事件はきちんと解決して終わります。そこが良いのです。

 ……………「ほぅ」

 

魍魎の匣

魍魎の匣

  • 発売日: 2018/09/07
  • メディア: Prime Video
 

 前作「姑獲鳥の夏」も観てみたいです。🦋

映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』

 ポテトチップスって、たまに食べるとおいしいです。カロリーが怖いから、普段は買わないけど……少し前から、我が家で「久しぶりにポテトチップス食べたいよね」ブームが起こっていて、父が買ってきました。

 サワークリームオニオンおいしい。あと、無限ねぎ塩カルビも、おいしいです。肉!って感じがします。封のあいたのがあったので、もぐもぐ食べていて、気づいたら空でした。……消えた?!(おなかの中)(ってか、1袋475kcalなんですけど!)

 湖池屋さん、さすがです。企業努力だ……

作品情報

『僕の初恋をキミに捧ぐ』(ぼくのはつこいをキミにささぐ)は、青木琴美による日本の少女漫画作品。

前作『僕は妹に恋をする』のスピンオフ作品として、2005年17号から2008年15号まで『少女コミック』(小学館)にて連載された。主人公は、全寮制の紫堂高校の男子寮寮長・垣野内逞と女子寮寮長・種田繭で、その2人を中心に物語が進む。

2009年に実写映画化、2019年にテレビドラマ化された。

あらすじ

幼い頃から心臓病で入院していた逞と、その主治医の娘の繭。8歳のある日、繭は逞が「20歳まで生きられない」ことを知り、何とか逞の病気を治せないかと悩む。そんな繭の想いを知らない逞は、「大人になったら僕のお嫁さんになってください」と繭にプロポーズ。繭は「20歳になったら絶対よ!」と応える。

登場人物

垣野内逞(かきのうち たくま)

病気をしていても明るく、頭も運動神経もいい。繭のために心臓移植を決意するが、ドナーが昂だということにショックを受け、移植をやめる。

種田繭(たねだ まゆ)

家族は両親のみで一人っ子。気が強く才色兼備。馬鹿真面目で喧嘩っ早く、傍若無人ではあるが前向きで他人思い。父親は有数の心臓外科医で、逞の主治医。逞のことが好きだが、逞の母親から嫌われている。

鈴谷律(すずや りつ)

家族は母と兄(昂)。逞の親友で、高校時代は逞が寮長になるまでは寮では同室だった。結子とは恋人同士。逞に対しては厳しい態度で接しながらも、重要なサポート役として貢献している。

鈴谷昂(すずや こう)

家族は母と弟(律)。逞と繭の上級生。中学・高校の寮長で生徒会長。繭を好きになるが諦める。大学生になってからは、ある女子大生(五十嵐)と付き合いだす。 誕生日に繭とドライブに出掛けた時の交通事故が原因で、駅で五十嵐に電話をしている最中に脳出血から脳死状態になる。生前、ドナーカードで心臓提供を希望していたため、母親の了承の元、心臓は逞へと移植される予定だったが母親が心臓の提供を拒否し、心臓移植は中止となった。

映画

2009年10月24日に東宝系にて公開された。主演は井上真央岡田将生

キャスト(映画) 

種田繭:井上真央 / 幼少期:熊田聖亜

垣野内逞:岡田将生 / 幼少期:小林海人

鈴谷昂:細田よしひこ

上原照:原田夏希

杉山律:窪田正孝

鈴谷良美:堀内敬子

種田孝仁:仲村トオル

原作からの変更点 

・鈴谷昂は繭や逞と同じ学年に変更され、律とは何の関係もない。

・昂が事故にあったいきさつおよび、母親が移植を断る経緯が変更されている。

・繭の母親は死に、繭は父親と二人暮らしである。

(ウィキペディア「僕の初恋をキミに捧ぐ」より抜粋)

 Netflixで5月14日まで。せっかくなので、観てみました。最近、配信終了日が表示されることが多いなって思って、検索したら「配信終了予定・視聴期限作品リスト」を見つけました。まだ、他にも視聴期限が迫っている作品があります。前から気になっていてマイリストに入れていた作品も、知らなかった作品もありますが……ここでタイトルを見かけたのは、なにかの縁ですね?興味のある作品の合間に、順番に観ていこうかなって思いました。……せっかくなので。

 気になってはいたけれど、こうして期限を切らないと、なかなか観なかったかもしれないなって思います。生死に関わる病気とか、恋愛とか、そういうのが絡む話は得意じゃないです。でも、湿っぽい話ではなくて、なんだかカラッとしていて、良かったです。自身の不幸をなげく……とかではなくて、それでも今を生きる!みたいな。

 逞(岡田将生)くん、可愛い。というか、繭(井上真央)への独占欲が強くてアホ可愛いです。繭ちゃんも、可愛いだけじゃなくて、努力家で賢くて、素敵です。生徒代表の挨拶で、逞くんに告白する場面には戸惑いましたが(……「普通」の感覚が違う子だったのかな?)、寮では同じ部屋の子ともちゃんとつき合えているみたいで良かったです。

 小さな頃の淡い恋心も可愛い。けど、映像的には必要だったとしても、キスシーンは原作通りでなくても良いんじゃないかなって思いました。そのあたりは、撮影手法というか、アングルとかでなんとかなる……かも。というか、なんとかしてしまっても良いのでは?子役の子たちは、年齢的にファーストキスだったりするかもしれないし、そういうのは大事にしてほしいなって、思いました。別に潔癖症とか、そういうわけではないけれど……。そして、余計なお世話だとも思うけれど……

 あと、臓器移植については、いろいろ思うところがありました。どうしても気になって、検索してしまったのが次の点です。「臓器を提供した人の家族と移植を受けた人は、お互いの名前や住所を知ることも直接会うこともできません。(「公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク」公式サイトより)」

 ……ですよね?

 繭ちゃんが、臓器移植を懇願するシーンは、気持ちは分からないでもないけれど!それはダメだよ!って、いたたまれない気持ちになりました。でも、最終的に感情に訴えてダメなら、もう他にどんな言葉をかけてもダメよね。そういう時こそ、コーディネーターさんの出番なのでは?……(そもそもいたのかな…?) 12年前の作品なので、仕方ないかもしれません。

 脳死の判定をされても、涙を流したり、両手を胸の前に合わせて祈るような動作をする(ラザロ徴候)ことはあって、それは脊髄や延髄による反射というようなことが言われています。でも、目のあたりにすれば、奇跡を信じたくなってしまうかもしれませんね。何かないかなって検索したら、わたしも余計に混乱してしまいました。脳死でも、1週間以上、心臓鼓動することがある。数日で亡くなってしまうわけではないんですね。

 

 高校時代からの友人は、迷うことなく臓器移植提供の意思表示をしています。「死んだら腐るだけ」「どうせなら役立ててもらったほうが」って、たしかにそうかもしれないけれど、わたしはそこまで割り切ることが出来ないでいます。もし、思いもよらない不幸に見舞われて、そういう状態になったら……ただでさえ家族を悲しませているだろうに、追い撃ちをかけるようなことはしたくないなって思います。余計な負荷をかけたくない。なんらかの判断を残したくない。でも、誰かの役に立てるのなら……という思いもあります。でも………

 なので、意思表示は空白のままです。

 やっぱり勉強不足なので、自分なりの宿題にしようと思いました。「提供する」にしても「提供しない」にしても、なんらかの意思表示をしておくことは大事だなって。🦋

 

僕の初恋をキミに捧ぐ

僕の初恋をキミに捧ぐ

  • 発売日: 2017/07/26
  • メディア: Prime Video