ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

『転生王女と天才令嬢の魔法革命』

 こんにちは。

 Amazonプライムビデオにて配信中です。オススメに出てきたので、なんとなく観てみました。なんとなく軽く観られるので良かったです。深く考えなくても楽しめるというか………著者の鴉ぴえろさんと思考が似ている、あるいは好きなものが近いのかもしれません………

作品紹介

『転生王女と天才令嬢の魔法革命』(てんせいおうじょとてんさいれいじょうのまほうかくめい)は、鴉ぴえろによる日本のライトノベル、およびメディアミックス作品である。略称は「転天」。

「魔法に愛されなかった異端の天才」アニスフィアと、「誰よりも魔法に愛された天才」ユフィリアの、二人を主人公とする作品。「王宮百合ファンタジー」と銘打っている。

登場人物

  • アニスフィア・ウィン・パレッティア 声 - 千本木彩花 本作の主人公で、17歳。愛称は「アニス」。パレッティア王国の第一王女であり、「キテレツ王女」「最強の問題児」「狩猟の略奪姫(マローダー・プリンセス)」などの異名を持つ。魔法への強い情熱を持ちながらも適性を持たず、長年の研究により「魔法科学(魔学)」を編み出した。高位の冒険者でもあり、自分で素材や研究資金を獲得している。
  • ユフィリア・マゼンタ / ユフィリア・フェズ・パレッティア 声 - 石見舞菜香 本作のもう一人の主人公で、15歳。愛称は「ユフィ」。マゼンタ公爵令嬢であり、次期国王であるアルガルドの婚約者として王妃教育に励むものの、最終的には貴族学院の夜会でアルガルドから婚約破棄を突き付けられる。その理由とされた出来事に心当たりがなく愕然としているところを、アニスフィアにさらわれるという形でその場から救出される。
  • イリア・コーラル 声 - 加隈亜衣 27歳。アニスフィア専属侍女。
  • レイニ・シアン 声 - 羊宮妃那 15歳。婚約破棄のきっかけとなった少女。男爵令嬢だが、元は平民であり、至らぬ部分をユフィリアに注意されたりもしていた。実は純粋な人間ではなく、ヴァンパイアとのハーフで体内に魔石があり、魅了能力を意識せずに使っていた。
  • アルガルド・ボナ・パレッティア 声 - 坂田将吾、塚田悠衣(幼少期)15歳。アニスフィアの弟であり王太子。ユフィリアとの婚約を破棄した。姉に対し強い敵愾心や劣等感を持つ。
  • オルファンス・イル・パレッティア 声 - 浜田賢二 37歳。アニスフィアとアルガルドの父親であり現国王。実年齢より10歳は老けているように見える。
  • シルフィーヌ・メイズ・パレッティア 声 - 小島幸子 37歳。オルファンスの妻で、アニスフィアとアルガルドの母親。王妃であるが外交も担当しており外遊していることも多い。少女に間違われるほど若く見える。
  • グランツ・マゼンタ 声 - 坪井智浩 37歳。マゼンタ公爵家の当主。ユフィリアとカインドの父親。筆頭貴族としてオルファンスの右腕を務める。
  • ドラグス・シアン 声 - 佐久間元輝 34歳。元は平民の冒険者だったが功績があり男爵となった。レイニの父親であるが、平民時代にレイニの母が姿を消したため、孤児院にいたレイニを見つけるまでその存在も知らなかった。レイニを引き取ってからは溺愛している。
  • ティルティ・クラーレット 声 - 篠原侑 不穏な噂を持つ侯爵令嬢。「呪い」について研究しており、アニスフィアと共同研究も行っている。
  • リュミエル 声 - 釘宮理恵 パレッティア王国にある大森林「黒の森」の奥地に隠遁していた精霊契約者。通称はリュミ。フルネームはリュミエル・レネ・パレッティア。初代国王の娘であり、王家とマゼンタ公爵家の先祖であるが、精霊契約者であるため見た目が若いままである。

主題歌

  • アルカンシェル花たんによるオープニングテーマ。作詞・作編曲はdoriko
  • 「Only for you」アニスフィア・ウィン・パレッティア(千本木彩花)、ユフィリア・マゼンタ(石見舞菜香)によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は馬渕直純。

(ウィキペディア「転生王女と天才令嬢の魔法革命」より抜粋)

 興味を持たれたかたは、是非!

感 想 (ネタバレも?!)

 弟に「アマプラにこんな話があったよ」って伝えたら、「なろうだね」って返事が返ってきました。なろう………あぁ、たしかに「小説家になろう」というWebサイトで連載していたみたいですね。なんだか席巻している感があります。なろう。まさに群雄割拠!玉石混淆?!

 アニメは全12話。サクッと観ることができます。好みかどうかでいくと………微妙なところです。弟が可哀想なので、そこは姉さんとしては飲み込めない部分がある……………(生きていれば何とかなるはずだから、辺境で力強く生き抜いてね。アルくん!)(っていうか、辺境って、王家のボンボンが生きていけるほどライフラインが整っているとは言えないですよね?魔法?魔法で何とかなるの?………そのへん、都合の良い感じになっていると姉さん信じますよ?)

 ジャンルが異世界転生っぽいのですが、前世の「魔法のなかった世界に生きていた」という記憶以外のエピソードは、(アニメでは)ほとんど出てきません。これまで観てきた『異世界おじさん』『陰の実力者になりたくて!』は、交通事故で異世界転生、それぞれ(現世では意識不明)(現世では死亡)でしたが、今回そのあたりの描写はなかったように思います。

 細かな説明が必要ないくらいテンプレート化して、一大ジャンルを築き上げた感すらある「異世界転生(転移)」ですが、その「お約束」をベースに、さらに個別性を出そうと、それぞれが切磋琢磨し、細分化し、独自の設定を築き上げていく………進化の系統樹を見る想いです……

 こういう話が読みたいって思ったときに、世界に存在しなかったら、もはや自分で書けば良い。そういうことですよね。きっと。

 話がそれました。

 なんとなくキャラクターデザインと関係性が、少し前に観たアニメ作品に似ているかなって思ってしまいました。作品名を上げるつもりはありませんが、自分の覚書きとして残しておくなら「普段は和風喫茶の店員さん、果たしてその正体は………この世の影で悪を断つ!犯罪者の暗殺を専門とする組織のエージェントたちなのでした」っていう話。現代とファンタジー世界って違いはありますが、雰囲気は似ているので、好きなひとは好きそう。好みは分かれそうです。

 初っ端から、婚約破棄とか悪役(ではないですが)令嬢断罪とかイベント盛りだくさんです。アルくんが平民に傾倒したのは、ただ魅了にかかっていたわけでなく、なんらかの企みに巻き込まれていただけってところは、ただのアホ王子でなくて良かったなって思いました。って、前振りなくネタバレしてしまいましたが………

 気になるかたは、ご自身で確かめて!

 検索したら、これから先もっとアニスとユフィの距離が近くなって「尊い」らしいので………

 わたしとしては、ナレーションが遠い未来から歴史の1ページを語る系と言うのか「なんかいろいろあったけど、ハッピーエンドだったよ」が確約されているように感じたので、最初からオチている………というか、先が気になって仕方ないというようなことはないのですが、仲の良い公認バカップルは良いものです。

 キャラクターとしては、ティルティとリュミエルが好きです。イイ性格をしておる。

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆