こんにちは。お疲れさまです。
少し前に「ピンクのゾウ」の話をしたと思います。気になったのでウィキペディアで調べたら、ピンクのゾウが見える "Seeing pink elephants"は「アルコール飲料による酩酊や麻薬などによって起きる幻覚症状の婉曲表現である」とのこと。
そして、続きには「ここから転じてデリリウム・トレメンスなど、ピンクの象をキャラクターとして使用している酒などもある。また、ディズニーのアニメ映画『ダンボ』(1941年)でも、酔っ払ったダンボがピンクの象の幻覚を見るシーンがある」ということで、せっかくDisney+に入っていることですし、確かめてみました✨(ニコニコ大百科(仮)には「ピンクの象とは、ディズニー映画「ダンボ」に登場する恐怖映像である」「みんなのトラウマ」って。そうかな。そうなの?)
作品紹介
『ダンボ』(原題:Dumbo)は、1941年、ディズニー制作のアニメーション長編映画作品。またその主人公である子象の名前。アメリカでは1941年10月23日に公開している。日本では『空飛ぶゾウ ダンボ』という題名で1954年3月12日に公開された。
上映時間 64分
キャラクター
- ダンボ(Dumbo)大きな耳を持つ象の赤ちゃん。劇中では言葉は発さず、くしゃみと鳴き声のみ上げている。
- ジャンボ(Mrs. Jumbo)ダンボの母親。
- ティモシー(Timothy Q. Mouse)鼓笛隊の格好をしたネズミ。
(ウィキペディア「ダンボ」より抜粋)
感 想 (ネタバレ……なのかな?)
そういえば、2019年にティム・バートン監督で実写映画化されているんですね。主人公のダンボは、モーションキャプチャとのこと。そちらも気になるといえば気になります。でも、ティモシーはいないって。(……それならいいかな…)
あ!わたしはティモシーが好きです!作品の良心!
キャラクターとしてのネズミは正義なんです。きっと。なにせディズニー作品ですから。
小さい頃、絵本を持っていたので話自体は知っていました。でも、ピンクのゾウが出てくる場面は、そんなに覚えていません。オトナになった今では、それほどトラウマでもなく……そっか酔っ払ってしまったんだねって感じです。ピンクのゾウがいっぱい出てきて、二足歩行したり、演奏したり、踏んだり踏まれたり、つぶされたりして増えていく。音楽に合わせて、パレードしたり、ラクダっぽくなったり、ヘビになったり、人間っぽくなったりする。なんというか、安定のディズニーでは?(ゾウたちの目がしずく型💧っぽくなるところは、怖いといえば怖いかもしれません。ちょっとジャック・オー・ランタンって感じがあります)
不思議シーンへの入りかたも、現実への戻りかたも、わりと好きです。この場面の曲も、なんだか楽しくて耳に残ります。日本語吹替・日本語字幕で観たので、余裕があれば、英語・日本語字幕でも観てみたいような気がします。
そういえば、ダンボとティモシーは結果的には酒で酔っ払ってしまいますが、お酒を飲もうと思って飲んだわけではありません。(だから、“未成年の飲酒”とは違うんじゃないかな?)
久しぶりに母ゾウに会って、甘えて、優しくしてもらって*1、それからまた離れ離れになって、寂しい気持ちでいるダンボが、なぜかしゃっくりが止まらなくなって、それを止めてあげようと、ティモシーが桶に入った水を飲むように勧めます。でも、そのなかにボトル1本分のお酒がまざっているなんて、賢いネズミのティモシーにも予見できることではないです。
よって、ティモシーの無罪を主張します!*2 (ダンボとティモシーが酒瓶を傾けるシーンでもあれば別ですよ。それは完全にアウトです!でも、そうじゃないんだな!)
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それにしても、わたしはゾウのオバサマ連中がキライです。ダンボは赤ちゃんで、オトナの庇護が必要なのに……まだ言葉もうまく話せないのに、それを良いことに好き勝手に悪口言って、仲間はずれにしたり、イジワルなことして………(本当のゾウさんは、仲間想いで、群れで赤ちゃんを守るはずなのに!)
プンスカ!
ダンボは大きな耳という個性で、他のゾウにはできない空を飛ぶことを覚えて人気者になりますが、もし飛べなかったら「ただ耳が大きなゾウ」のままだったのかなって思うと、小さい頃のわたしは悲しい気持ちになったものです。でも、飛べたし!まぁ、いっか!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓