ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

『こばと。』

 Netflixの視聴期限が迫っているので、観てみました。(←最近、そればっかり)

 原作は読んだことがあって、単行本も集めていたはずなんですが、途中から読んでいませんでした。謎と不安が積み重なるだけ積み重なっていって、それがなかなか解決しない……ってところが合わなかったみたいです。

 でも、アニメはすごくおもしろかった。原作通りなところと、アニメオリジナルなところがあるみたいで、差分を回収するべく最終巻だけ購入してしまいました。どちらの終わり方も好きです。🐰🌼

作品紹介

こばと。』は、CLAMPによる日本の漫画作品。及び同漫画を原作とするテレビアニメ。

あらすじ 

ある一軒のアパートに、とある目的のために奮起する1人の少女がやって来た。彼女の名前は、花戸小鳩。彼女の目的は、行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒すことで得られる、傷ついた心の塊「コンペイトウ」をビンに詰め一杯にすること。お目付け役である、話すぬいぐるみ・いおりょぎと共に傷付いた心を癒そうとするも、極度の世間知らずで天然ぼけな性格であるため、失敗続きで「いおりょぎ」に怒られてばかり。そんな時「よもぎ保育園」園長の沖浦清花と保育士の藤本清和に出会い、そこでアルバイトをすることになる。ぶっきらぼうで無愛想な態度をとる藤本に当初は反感を抱いていたが、彼の秘めたる優しさを知る内に、次第に藤本に心惹かれるようになる。

登場人物 

花戸小鳩(はなと こばと)声 - 花澤香菜

本作の主人公。通称こばと。天然ボケで極度の世間知らずな性格。彼女の持つ常識はなぜかちぐはぐしているが、天界と異界の戦争に巻き込まれた影響で記憶と知識を失ったのが原因。誰に対しても敬語で話す。特技は歌うことで、しかも上手いが、絵はかなり下手。重度のドジっ娘なため、何もない所で転んでは、いおりょぎに怒られている。

五百祇(いおろぎ)声 - 稲田徹

こばとと共に行動している、青い犬のぬいぐるみ。通称いおりょぎ。吹き出しの台詞はすべて隷書体。鋭い牙での噛み付きや、口から火炎や光線を吐くことを得意とするツッコミ役。原作初期やアニメではほぼ毎回こばとを採点し、頬に毛筆で点数を書く。的確に評価してくれるが、自分が酷い目に遭った時などは容赦無く減点する。世界の常識は一通り知っている。ぬいぐるみの姿の為、人目があると自由に動き回れない。酒が好物で、すぐに飲みたがり、食い意地も張っている。性格はかなり横暴で短気だが、こばとのことは大切に思っており、彼女に害を加える者には容赦しない。それ故、度々こばとに手を出そうとする銀生とは険悪な雰囲気になる事が多い。

藤本清和(ふじもと きよかず)声 - 前野智昭 / 木村亜希子(7歳)

よもぎ保育園の保育士。眼鏡をかけた長髪の青年。千歳が経営するアパートのこばとの隣の部屋に住み、園の借金返済のために園で働きながら、洋菓子店「チロル」や街中にある屋台など、あらゆる場所でアルバイトをしている。無愛想で取っ付き難い態度が目立つが、根は優しい。

よもぎ保育園 

沖浦清花(おきうら さやか)声 - 折笠富美子

よもぎ保育園の保育士兼園長(※先代は父親)。眼鏡をかけ、左の目じりに泣きぼくろがある。温厚で優しく、懐が広い反面頑固。藤本とは10年来の付き合いで、彼の一番の理解者。

三原千歳(みはら ちとせ)声 - 桑島法子

こばとが住むアパートの管理人。『ちょびっツ』では、夫・三原一郎と死別後旧姓に戻し「日比谷千歳」として登場する。『こばと。』では未登場だが夫は存命で三原姓のままである。

三原千帆(みはら ちほ)声 - 中島愛

千歳の娘で、双子の姉。

三原千世(みはら ちせ)声 - 中島愛

千歳の娘で、双子の妹。服装以外の容姿や声は姉と同じで。姉とは対の白と黒となる。

植田弘康(うえだ ひろやす)声 - 樋口智透

こばとの2つ目のバイト先・洋菓子店「チロル」の店長。童顔。

大村裕美(おおむら ゆみ)声 - 豊崎愛生

洋菓子店「チロル」の店員。

琥珀(こはく)声 - 斎藤千和

天界の天使。男でも女でもない。天界では重要人物で、いおりょぎとは以前から互いの名前を知っていた。琇一郎とは恋人同士で、一緒に暮らしている。性格は天然ボケ。

栩堂琇一郎(くどう しゅういちろう)声 - 成田剣

琥珀の恋人で、同棲している外科医。

うしゃぎさん

デフォルメされたウサギの姿をした「天界からの使い」。宙に浮かび、花などに姿を変えたメッセージを手に持っている。いおりょぎに伝えるのはいつも悪い報せである。可愛らしいファンシーな外見に似合わず、手厳しい性格である。

おばあちゃん 声 - 滝沢久美子

母親から預かった孫の赤ん坊を子守していた。赤ん坊が泣いて困っていたが、こばとの子守歌で赤ん坊は泣きやんだ。こばとはこれでテストに合格しビンを手に入れた。後のエピソードで、こばとが拾った子猫「ミルク」を引き取った。

四月一日君尋(わたぬき きみひろ)声 - 福山潤

アニメ版にて、銀生がバイトでバームクーヘンを配達した先の青年。

堂元崇(どうもと たかし)声 - 神谷浩史

藤本の大学の同級生。藤本とは中学からの付き合いである。よもぎ保育園の事情についても熟知しており、藤本が園の為にバイト三昧なのを知った上で大学への復学を促している。

沖浦和斗(おきうら かずと)声 - 三木眞一郎

ヘビースモーカーで黒いスーツの青年。保育園の地上げを企てるヤクザで、清花の元夫。清花の父親を、慈善企業だと騙して莫大な借金を負わせた。よもぎ保育園を閉鎖し、土地を担保に圧力を掛けている。外見こそ華奢だが、何かしらの護身術を会得しているようで、腕っ節の強い藤本を軽くあしらえる。

人間界以外 

銀生(ぎんせい)声 - 浪川大輔

猫に似た姿のいおりょぎの知り合い。両目の周りに傷があり、右目に眼帯をしている。いおりょぎの真の姿と決着をつけることを望んでいる。かつていおりょぎに拾われ、銀色の目をした生き物であることから「銀生」と名付けられた。性格は表面上はクールかつ無愛想だが、いおりょぎに似たのか感情を行動で表すタイプ。根は子供っぽく、常識があまりない。

玄琥(げんこ)声 - 小山力也

いおりょぎの知り合いで、かつては異界の貴族だった。いおりょぎが起こした天界との戦争のとばっちりを受けて熊の姿に変えられる。以降は「くまのバームクーヘン屋」というバームクーヘン屋を営むことを強制されているが本人は満更でもなく、バームクーヘン作りを非常に楽しんでいる。

テレビアニメ 

2009年10月6日から2010年3月23日までNHK BS2で全24話が放送。

スタッフ 
主題歌 

オープニングテーマ 

マジックナンバー」作詞 - 坂本真綾 / 作曲・編曲 - 北川勝利 / ストリングス編曲 - 河野伸 / 歌 - 坂本真綾

エンディングテーマ 

ジェリーフィッシュの告白」(第1話 - 第19話)作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 宮川弾 / 歌 - 中島愛

「わたしにできること」(第20話 - 第23話)作詞・作曲 - 宮川弾 / 歌 - 中島愛

「あした来る日〜桜咲くころ」(第24話)作詞 - 新居昭乃 / 作曲・編曲 - はまたけし / 歌 - 花澤香菜

(ウィキペディアこばと。」より抜粋)

感想とネタバレと

 大好きです。こばと可愛い。いおりょぎさんもステキです。それから、堂元さんは、キャラクターも好きですけど、もともと中のひとが好きなのです。

🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🌻🐰

 アニメの感想に終始することにしますね。

 こばとは、誰かの傷ついたこころを癒やすことで、キラキラした結晶(コンペイトウ)を手に入れることができます。そして、それをビンいっぱいに集めることで、“ねがい”を叶えることができます。ビンがいっぱいにならなければ、時間切れで、ねがいは叶わず、こばとは死んでしまいます。

 なんということでしょう………シビアです……

 それに、傷ついたこころを癒やすのは素敵なことですが、なんだか誰かが傷ついていることを待っているというか、望んでしまっているような気もして、そこはもやっとします。

 でも、こばとは、細かいことは考えていません。誰かのために役立とうと、目の前のひとを笑顔にしようと、その時その時を一生懸命に過ごしています。そして、それが結果的に誰かを癒やすことになっていて、良いなぁって思いました。少しずつコンペイトウも集まって、ビンにたまっていきます。

 でも、間に合いませんでした。

 こばとは、残りの時間をコンペイトウを集めるために使うのではなく、大切な藤本さんの傍で過ごすことに決めます。

 そして、

 

 やっぱり観ていないかたは、(そして、ここまで読んで少しでも気になったかたは)、観てください!アニメはアニメで、エンドロールまで良かったです。置き去りにされた感じがしないというか、きちんと見せてもらえたって感じがしました。🦋

 ネコ出てきます!ミルクって名前です。🐾🐱

 挿入歌として繰り返し歌われる「あした来る日」と「黄色いひまわり」が大好きです。