ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『ラストレター』

 弟が、お昼にチャーハンを作ってくれました。手順を解説しながら作っていて、ちょっとしたお料理番組みたい。いろんな隠し味が入って、少しだけ心配になったけど、出来上がったチャーハンはパラパラですっごくおいしかった。

 弟「わーお店のチャーハンみたい!(って思った?)」

 私「わーい!……………っていうか、すまない。お店のチャーハンを食べた経験が少なすぎて比べられない。」「比較対象は、母さんのチャーハン・父さんのチャーハン・自分で作ったチャーハンくらいだよ。外食自体が少ないし、外ではラーメンと餃子でチャーハンを頼むことがない。」「でもコレすごくおいしいよ!

 やっぱり作ってもらったごはんは、最高です!(片づけは姉がしました。)(エライ!)

 そんなこんなで、穏やかな休日の昼下がり。観かけて途中になっていた映画を観ました!

作品紹介

『ラストレター』は、岩井俊二の同名小説を原作とした日本映画。2020年1月17日に公開。主演は松たか子

キャスト 

岸辺野裕里(43)演 - 松たか子、遠野裕里(高校生時代・回想):森七菜

遠野未咲の妹。夫・宗二郎と娘・颯香、息子・瑛斗の4人暮らし。図書館で働いている。

遠野鮎美(16)演 - 広瀬すず

高校生。母親である未咲が亡くなったため、祖父母の元に身を寄せている。

遠野未咲(18・回想)演 - 広瀬すず

裕里の姉。生徒会長を務めており、学校のマドンナ的存在。

岸辺野宗二郎(48)演 - 庵野秀明

裕里の夫。非常にマイペースな漫画家。裕里と鏡史郎の浮気を疑っている。

岸辺野颯香(14)演 - 森七菜

裕里と宗二郎の娘。母親を亡くした従姉妹の鮎美を心配し、夏休み中は祖父母の元で過ごすことにした。

岸辺野瑛斗 演 - 降谷凪

裕里と宗二郎の息子。

波止場正三(79)演 - 小室等

昭子の学生時代の英語科教師。同窓会で昭子と再会して以来交流がある。

岸辺野昭子(72)演 - 水越けいこ

裕里の義母。正三に英語の手紙の添削を頼んでいる。作中、ぎっくり腰になってしまう。

遠野幸吉 演 - 鈴木慶一

裕里の父。

遠野純子 演 - 木内みどり

裕里の母。

阿藤 演 - 豊川悦司

未咲の元恋人。働かず酒に溺れる典型的なダメ男で、妻子に暴力を振るっていた。

サカエ 演 - 中山美穂

阿藤の同居人。妊娠中だが、飲食店で働いている。未咲のことを知っていた。

乙坂鏡史郎(44)演 - 福山雅治、高校生時代(18・回想):神木隆之介

小説家として活動するも、デビュー作以降は全く書けていない。高校時代、裕里・未咲の高校に転入してきた。

(ウィキペディア「ラストレター(映画)」より抜粋)

感 想

 ストレス値が高そうなので、実況します。時々、ネタバレ。

🐾🐾🐾🐾🐾🐾🙀💦🐺🐺

 よく別れずにいられるなって思いました。夫のモラハラがヤバイです。キライです。

 岸辺野裕里(松たか子)は、姉の葬式で姪の遠野鮎美(広瀬すず)から同窓会の案内が届いていると相談されます。姉が亡くなったことを知らせようと、裕里は同窓会に参加し、姉と間違われてしまいます。「違います」「違うわけないじゃん」訂正する機会を見失ったまま、姉・遠野未咲として過ごし、慌てて帰る裕里。帰り道、好きだった乙坂鏡史郎 先輩(福山雅治)に声をかけられ、連絡先を交換します。そんな他愛のないやりとりを夫・岸辺野宗二郎(庵野秀明)が見つけ、投げつけられたスマホが浴槽に水没し、ダメになってしまいます。

 そして、相談もなしに大型犬を2頭買ってくる夫。「だれがお世話するの?」「君でしょ?」

 ……………別れましょうか?(そういう話ではないの?)

 

 まず、他人のスマホを勝手に見るのってダメですよね。いくら浮気を疑ったからって、正当性はないよね。それを勝手に見てしまった罪悪感もなく、投げつけ、ダメにする……ニンゲンらしく、会話しましょう。大人らしく、相手を尊重しましょう? 犬にしても、勝手に大型犬、しかも2頭、自分で世話をするつもりもないなんて……嫌がらせの発想が気持ち悪すぎます。生きものをなんだと思っているんですか!

 実家に1頭を預けて、負担を分散させる裕里は、しっかりしてるなって思います。抱え込んだら、倒れるやつですね。頼れる場所は、頼っていかないと……………

 そして、いきなり訪ねてきた実母に、またしても勝手に「なんなら1週間くらい過ごしていきなよ」的な安請け合いをとばす夫。離婚案件ですね。

 

 全体的に、ぞわぞわします。すれ違いと勘違いと、本当のことが誰にも分からない感じ。

 でも、乙坂さんは、最初から同窓会に来たのが未咲ではなく裕里だったと知っていて、たぶん裕里が書いた手紙と別の手による手紙(鮎美と颯香)のことも分かっていて、そこが安心できるというか、落ち着けるポイントかなって思いました。

 未咲さんが、なにを思っていたかは分からないけれど、彼女を喪った人たちのこころが手紙のやりとりを通して、少しだけ癒やされる話……………なのかな……🦋