ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『セブン・シスターズ』

 映画『水曜日が消えた』が公開された時に、似てるんじゃないかと話題になった作品です。(検索したら、Amazon Prime Videoにありました!)

 公開時期が先行しているので、そう言われてみれば、そうなのかなって感じですが、こちらは2073年の近未来を舞台にしたSF/アクションで、あちらは(ほぼほぼ)現代が舞台のファンタジーだから類似性は小さいのではないかなって思います。

 ひとりを7人で演じる/7人の人格でひとり

 女性/男性

 SF・アクション/ファンタジー

作品紹介

セブン・シスターズ』(原題: What Happened to Monday、別題: Seven Sisters)は、2017年制作のイギリス、アメリカ合衆国、フランス、ベルギーのSF映画

ノオミ・ラパスが7つ子の姉妹を1人7役で演じている。

(ウィキペディアセブン・シスターズ」より抜粋)

 人口増加が問題となっている近未来。増え続ける人口問題を解決するために、政府は1人っ子政策を推奨。2人目以降は、コールドスリープさせ、来たるべき平和な未来につなげることになっています。でも、出産時、母が亡くなってしまったセットマン家では、祖父(母の父。産まれた子どもたちにとっての祖父)の意向で、7人とも手許で育てることにしました。7人で1人。

 そんなある日、月曜が夜になっても帰ってこないという事態が発生します。それによって、それなりに穏やかだった彼女たちの生活に政府の手が迫ってきます。どうなる?!7人姉妹?!

 

 ということで、気になるかたは観てみてね!

 あと味は、そんなに悪くなかったです。あと、すっごくドキドキした!

 

 ひとりで7役ってことですが、髪型とかメイクとか、それぞれが個性的で魅力的でした。みんなの頭脳担当な、金曜日が好きです。弱いと思われていた子が、大事なひとを守れる……そういう展開に弱いなぁ……。誰かを守れるって、強さだと思います。それから、優しさ。

 そもそも、なぜ「彼女」が裏切ったのか、その理由は分からないでもないです。彼女もまた、大切なものを守りたかったわけで……彼女にとっての優先順位に従ったということで……(もっと互いを信頼していたら良かったのに。相談していたら。)

 勝ち逃げになっていないところに救いがあるなって思いました。そんなことになったら、金曜日が浮かばれないです。

 

 そうそう、気になる類似性についてですが、すごく分かりやすい表を見つけたので共有します。→著作権法からみる「パクリ」「盗作」とは? | たきざわ法律事務所 

 これにそっていけば、侵害不成立ですね!

 

 そうそう。わたしが、その話題を目にしたときに気になったのは、実は別の作品です。魔夜峰央さんのパタリロに出てきた話だったと思うのですが(あいにく作品名を覚えてないです)(文庫化のミステリーを集めた本に収録されていたような……)、ひとりの女性が曜日ごとに別の恋人とつきあっていて、みんなに同じブランド品をプレゼントしてもらって、ひとつを残して売り払ってしまう。そうやって、うまく生きているつもりが、恋人のひとりにバレてしまって……………というもの。

 でも、こちらは「ひとりで7人」だから前提が違いますね。  

 

 なんだか、取り留めのない話になってしまいました。

 木曜日が横たわっていて、灰や色とりどりの紙吹雪が舞うシーンは、ちょっとだけ近似性があったかなって思いました。画に既視感。でも、それだけです。

 それでは、今回はこのへんで。🦋