ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『アンフェア』

 計算したら、今から15年前の作品ですね。ドラマ『ストロベリーナイト』を観たときに、なんだかコチラも気になって、少しずつ観ていました。(FODお試し期間は早々と終わってしまったのですが、ドラマ『アンフェア』はNetflixにもあります!)

 ドラマシリーズとスペシャルで全作品を網羅できるかと思いきや、映画は3作品・ドラマスペシャルは4作品と思った以上に続きがあって、Netflixだけでは全部を観ることができません………なんてことだ……(ということに、ようやく思い至ったので、とりあえずドラマシリーズの感想だけ放出しますね)(映画とドラマスペシャルは、そのうち視聴方法を検討します!)

作品紹介

『アンフェア』(UNFAIR)は、2006年1月10日から3月21日まで毎週火曜日22:00 - 22:54に、関西テレビ共同テレビの企画・制作により、フジテレビ系の「火曜22時枠」で放送された日本のテレビドラマ。その後、連続ドラマの続編となるスペシャルドラマ、映画が制作された。主演は篠原涼子

警視庁検挙率No.1で、バツイチ子持ちの敏腕女性刑事・雪平夏見が、刑事だった父親の死の真相を追いながら数々の難事件に立ち向かう姿を描く。原作は秦建日子の小説『推理小説』だが、連続ドラマの最初の事件のみ原作を扱って描かれており、中盤以降のストーリーはドラマ・映画のオリジナルシナリオである。

登場人物 

警察関係者 

  • 雪平 夏見(ゆきひら なつみ)〈33〉演 - 篠原涼子
  • 安藤 一之(あんどう かずゆき)〈23〉演 - 瑛太(現:永山瑛太
  • 三上 薫(みかみ かおる)〈42〉演 - 加藤雅也
  • 小久保 祐二(こくぼ ゆうじ)〈37〉演 - 阿部サダヲ
  • 蓮見 杏奈(はすみ あんな)〈33〉演 - 濱田マリ
  • 安本 正広(やすもと まさひろ)〈59〉演 - 志賀廣太郎
  • 山路 哲夫(やまじ てつお)〈50〉演 - 寺島進

雪平の家族 

  • 佐藤 和夫(さとう かずお)〈40〉演 - 香川照之 雪平の元夫。
  • 佐藤 美央(さとう みお)〈7〉演 - 向井地美音 雪平と和夫の娘。

マスコミ関係者 

  • 瀬崎 一郎(せざき いちろう)〈40〉演 - 西島秀俊
  • 平井 唯人 演 - 眞島秀和
  • 武田 寿男 演 - 大河内浩

その他 

オープニングのナレーション 

「世の中にはフェアな事なんて何も無い。目には目を。復讐には復讐を。アンフェアには…アンフェアを。」

(ウィキペディア「アンフェア」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 今 観ると、すごくおもしろかったです。放送当時は、また違った感想を抱いたような気がしますが……なにせ15年も経つと細かいところは忘れてしまって、なんとなくでしか覚えていません

 その「なんとなく」覚えている感想は、なんで威嚇射撃しないんだろう?っていう疑問と、無駄に腕が良いなっていう所感です。あるいは、逆にヘタなのか。相手の動きをとめて、それ以上の暴力行為を防ぐために撃つなら、別に致命傷を与える必要はないわけで……腕とか足とか、痛いけど死にそうにない部分を狙うのが常套なのではないかな……などと思ったりしました。

 今回も同じように不思議に思って、そういえば前に観たときも似たようなことを考えていたなぁ…………などと思い出しました。でも、警察の内部事情やリアリティといったことを考えなければ、無責任に楽しめます。展開が、ドラマティック。雪平さんは、よく安藤に「バカか、お前は」って言うけど、今ならパワハラ認定されてしまうのではないかなって思ったり……犯人たちの手際が良すぎてビックリだったり……

 ただ、当時は原作の『推理小説』のほうが好きだなって思いました。もはや細かい部分は覚えていないのですが、原作のほうがよりアンフェアだったような気がします。細かいところを忘れてしまっているというのは、推理小説を楽しむにはちょうどいいから、また読み返してみようかな………

 

 話がそれました。ドラマの感想に戻りますね。犯人射殺の是非や射撃の精度を脇にどけておくなら、とにかくハラハラ、ドキドキの連続で、とてもおもしろかったです。

 無駄に美人な女刑事・雪平 夏見(篠原涼子)さんが、とにかくカッコイイです。群れない。一匹狼。検挙率No.1。能力が高い。実力と実績がある。仕事は出来るけれど、家事全般は壊滅的。部屋のなかが混沌。そして、そんな散らかった(婉曲表現)部屋のなか、全裸で寝るのを習慣にしています。とはいえ、全裸が画面に映されることはないのですが……なんだか、ヘルシーにセクシーで良いなぁって思いました。見えちゃダメなところは見えないけれど、綺麗な脚とか、デコルテとか、背中とか、素敵です。見どころだと思います!

 捜査一課に配属された新人刑事・安藤 一之(瑛太)が、雪平に振り回されながらも、そのぶれない正義感と真っすぐな信念に惹かれていくところも良いなぁって思いました。

 

 そんな雪平刑事。(ちょっとおためしで色を変えてみますね。読めるかな?→) とにかく周りの人間に裏切られがちで、なんというか不憫です。信じた者に足元をすくわれるって、すごくツライことです。世界が足元から崩れ去っていくように感じるくらいの不幸では……?

 きっと、どこかに、なにかに救いはある……と信じて、シリーズを完走したいと思います。近いうちに!

 

 ……って、なんだか気になってきましたか? それじゃ、一緒に観ましょう。近いうちに!(できない約束じゃなくて、これは果たせる約束ですよ?)(他に方法がなかったらレンタルで、なにか視聴方法があればそれを使って観たいですね。試したことはないですが、AmazonPrimeVideoのウォッチリストは、いろんなひとと同じ番組を観られるみたいです。楽しそう!)

 

 そんなこんなで、そろそろ締めます。最後に、ドラマを観て、気になった部分のメモを残しておきますね。

「人生なんて 決心ひとつで変えられる そうは思いませんか?」

アンフェアなのは誰か?

瀬崎:「自分をフェア つまり正しいと信じている人間のことじゃないですか?」「正義って往々にしてアンフェアなものですから」

牧村:「警察」

パスワード:「私」