ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画のこと

映画が好きです☆

評論家ではないので、作品の良し悪しはわかりません。その作品に出会ったときのわたしが、その作品を「好き」か「好きじゃない」か、だけだと思っています。

ただ、大のオトナが情熱と理想でもって創りあげた作品が、おもしろくないわけがない。そこには、なにかしら人を動かすだけの熱量がこめられているはずで……。
もし、それを感じられなかったのなら、わたしのアンテナが鈍っているってことかな、と。

初見ではあまりピンとこなかった作品でも、時間が経って、また別のときに観たら、思わぬ角度から胸に迫ってくるものがあるかもしれない。また逆に、前は感動したものが、次に観たら、それほどでもないかもしれない。

タイミングも、きっと出会いですね。
自分の「好き」のものさしくらいは、自分で決めたい。そう思います♪(ΦωΦ)

絶叫城殺人事件

有栖川有栖先生の名探偵 臨床犯罪学者・火村英生が活躍する短編集。6つの作品が収録されていて、表題作はドラマ第1話の原作でした。

設定や流れに多少の違いはありますが(ドラマでは登場人物が縮小されていて、有栖先生の仕事上の相棒 編集者の片桐さんは出てきません)、見終わったときの感じに乖離がなければ良いのかなって。終幕での事件に対するアリスの想いが、原作では内なる声なので、ドラマを見て「アリスは気持ちを外側に出せるひとだったんだね」……と思いました。良い悪いではなくて、納得みたいな。
窪田正孝さんの演じるアリス先生。わたしは好きです🎶

他の収録作品では「黒鳥亭殺人事件」「雪華楼殺人事件」が印象深かったです。

夜廻り猫

夜廻り猫の遠藤さんをご存知ですか?

漫画家の深谷かほるさんがツイッター上で配信してみえる8コマ漫画のキャラクターです。あたまの上に缶詰をのせてます。
pixivでまとめて読むことができますし、手もとに置いておきたいという方には『夜廻り猫1』が紙のタイプと電子書籍で発売されています。(1ってことは続きも期待できそうですね♪)

そのなかに出てくる「集会猫」さんがすごく好きです。(長すぎた前置き)

誰かに届くかもしれない。届かないかもしれない。でも、この声が誰かに届くといいなって。

読んでくださって、ありがとうございます💕

マレー鉄道の謎

有栖川有栖先生の名探偵 臨床犯罪学者・火村英生が活躍する国名シリーズのひとつ。
印象深く、大好きな作品なので、いつか映像化しないかな……などと思いつつ、再読。

先の冬ドラマでは、火村英生役を斎藤工さん、有栖川有栖役を窪田正孝さんが演じてみえましたね。
毎週、楽しみにしてました♪

そのおかげで脳内での映像化がはかどったのか、普段は読むのが遅い方なのですが、やけにさくっと読めてしまいました。

「どんな感想を抱いたか」には、そのときの状況や状態があらわれてしまいますね。それまで過ごしてきた背景や価値観なんかも。最初に読んだときは、あるひとが最期に明かした本当の想いやその周辺の錯綜する人間模様が魅力的でした。レギュラーではないけどイケメンな大龍にも、ずいぶん肩入れしてたなって。

今回は、ひたすら謎解きメインで楽しんでました。制限時間があるのでハラハラしてみたり。トリックは覚えていたの(←少し残念)ですが、犯人が誰なのかは覚えていなかったので、あれこれ推理してみたり。
オススメです!

ケータイ捜査官7 滝本壮介の事件簿

ケータイ捜査官7のエージェント滝本壮介さんメインの作品。テレビドラマ第1話よりも時系列的には「以前」の話になります。(それもそうか……)

ドラマを少ししか観ていないのですが、読みながらセブンがセブンの声で再現されるので、楽しいなって思いました。セブン(ケータイ電話型の思考する相棒)と滝本さんが、どのように出会って過ごしてきたのかが丁寧に描かれています。

興味のあるかたは、是非♪(*´∇`*)

フランダースの帽子

大好きな作家さんのひとり長野まゆみさんの
フランダースの帽子』を読みました。

記憶の不確かさ、わたし自身の曖昧さ、
人との繋がりのあやふやさに、
ほのかなスパイス


不思議な魅力で目を惹く表紙は、

なんだか良いなって思いました。
装丁あわせて、好きな作品です。

調べてみたら、長野県のハーモ美術館に
グランマ・モーゼスの作品があるみたい。
表紙を飾った作品ではなさそうだけど、
いつか彼女の絵に会いに行きたいです♪