ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『かもめ食堂』

 最近、夜勤明けで映画を観ることが多いです。あんまり小難しくない感じで、ストレスが少なそうなものを選んでいます。刺激が少なすぎて、うとうとしてしまったら……まぁそれならそれで良いかと観はじめましたが、全然だれることなく、最後まで楽しめました♪

作品情報

かもめ食堂』(かもめしょくどう、芬:ruokala lokki)は、群ようこの小説及びそれを原作とする2006年3月公開の日本映画。小林聡美片桐はいりもたいまさこ主演。監督は荻上直子、キャッチコピーは「ハラゴシラエして歩くのだ」。(ウィキペディアかもめ食堂」より引用)

 フィンランドで「かもめ食堂」という名前の食堂を始めた日本人女性サチエ。お客さんは、まったく来ないが、マイペースに営業している。そんななか、初めての客 トンミ・ヒルトネン(豚身昼斗念)にガッチャマンの歌を聞かれたことから、観光あるいは放浪中のミドリと出会い、なんとなく一緒に暮らすことになる。ミドリもまた食堂の手伝いをするようになり、そうこうするうちに食堂に少しずつお客さんが入るようになる。

 そうして、ついにお客さんで賑わうようになる。〈かもめ食堂が、ついに満席になりました〉

好きなところ

 ネコが出てくるのは良い映画です。すべてがそうとは限りませんが……。(終盤にちょっとだけ出てきます。でも、ネコ映画とは呼べない)

 おいしいものは良い。誰かに作ってもらうごはんは素敵。複雑なことは何もなく、シンプルで、潔い。この映画のなにが好ましいかって、サチエさんが自立しているところです。思いつきでヘルシンキにお店を出してしまったようでいて、きちんと経営できていて、言葉も話せる、仕入れもできる、ひとりでまわしていける。縁あって、手伝ってくれるひととめぐり逢いますが、最初から誰かを頼ってはいない。

 出てくるごはんが、どれもおいしそうでした。丁寧にドリップしたコーヒー、手作りのシナモンロール、揚げたてのカツに焼き鮭、手で握ったオニギリ🍙 なんだか食べたくなりました。

 主題歌が井上陽水さんで、とても味わいがありました。途中、サチエさんが、日課のプールで泳ぎながら「カーネーション お花のなかでは カーネーション 1番好きな花〜♪」と口ずさんでいて、歌詞から検索してしまいました。(井上陽水さんの「白いカーネーション」でした)

 こころの栄養がほしいときにピッタリだと思います!

かもめ食堂

かもめ食堂

  • 発売日: 2016/06/29
  • メディア: Prime Video