ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『いつも月夜に米の飯』

 こんにちは。

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 タイトルとサムネイル画像が気になって、マイリストに入れていました。なんとなく、こういう話なのかなって想像していて*1、でも想像していたのとは違っていました。そもそも主人公が女子高生………しかも、割と危機管理能力が低い……(本当に今どきの女子高生?!)(わたしが若者を知らないだけかもしれませんが……)

作品紹介

いつも月夜に米の飯

劇場公開日:2018年9月8日 104分

解説

東京の学校に通う女子高生・千代里のもとに、地元・新潟で居酒屋を営む母・麗子が失踪したという報せが届く。女手ひとつで千代里を育てた麗子は以前から男癖が悪く自由奔放で、千代里はそんな母へのわだかまりを抱えながらも新潟に戻り、残された料理人アサダとともに居酒屋で働くことに。最初は嫌々だった千代里も、個性豊かな常連客たちや酒屋の息子・瑛一、父親のように気遣ってくれるアサダらに対し、少しずつ心を開いていく。

キャスト

スタッフ

配給 SPOTTED PRODUCTIONS
映倫区分 PG12

(「映画.com」>「いつも月夜に米の飯」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 ちなみに、タイトルの「いつも月夜と米の飯」というのはことわざで「一年中、月夜と米の飯が続けば申し分がない。飽きるということのない、気楽な生活をいう。(コトバンクより引用)」らしいです。知らなかった!

 冒頭、女子高生たちがハンバーガーとポテトを食べている場面が長々と映し出されていて、監督のフェチを感じました。全身がなかなか把握できず、机に並べたハンバーガーとポテト、食べものを持つ指先、口元、後ろ姿………

 主人公は東京の高校に通う常盤千代里(山田愛奈)。ある日、地元・新潟で居酒屋を営む母・麗子(高橋由美子)が失踪したと連絡を受けます。千代里は新潟へ戻り、残された料理人アサダとともに居酒屋で働くことに。

 とりあえず、母が失踪して、状況を把握するために新潟へ戻る。(分かります!🐥✨)

 そのまま高校に行かず、居酒屋で働く。(何故?)(アサダさんに任せておくわけにはいかないの???🐥❓)

 母が失踪して、なぜか常連さんやら近所のひとやらが居酒屋に集まって、盛りあがっています。そこに、やって来た千代里。酔っ払いたちにお酒を勧められても、未成年という理由で断ります。(ちゃんとしてますね!エライ!)(雰囲気に流されないのは大事です!!!)

 だけど、そのあと、ひとりでカラオケに行って、そこで行きあった二人連れの男性に勧められたときは口にしています。そして、どれだけ飲んだかは分かりませんが、酔い潰れて、クッタリしているところを襲われかけます。カラオケ店なので、個室の電話で助けを求めて事なきを得ますが………危機管理!

 そこへ、保護者としてアサダさんが車で迎えに来てくれます。気分が悪くなって、車中で吐く千代里。(アサダさん………気の毒に……)

 そのあと、二日酔いの千代里におにぎり味噌汁を作ってくれるアサダさん。居酒屋を手伝うようになる千代里。ふたりの距離が近づいていきます。

 人生の最後に何を食べたい?

 アサダさんの食べたいものは、生姜の時雨煮。千代里に食べさせてもらいたいって言うから、てっきりプロポーズかと思いきや、千代里母と結婚して、義父になるのを許してほしいって!?

 なんというすれ違いでしょう………(それはアサダさんが悪いと思います!)

 そのうち、千代里母・麗子が戻ってきて、アサダさんとイチャつきながら居酒屋を切り盛りし始めます。傷心の千代里は引きこもる。(………ところで、学校は?長期休暇でしたっけ???)

 

 そんなこんなで、母の結婚式をぶち壊したり、留年しそうな高校生活にピリオドを打ったり、仕事を見つけて働き始めたりします。アサダさんが、千代里母の居酒屋を辞めて、新しく働き始めたお店で……………

 行動力があるなぁ。執着も。

 高校生にもなる大きな子どもがいるのに結婚式を挙げるんだ?ってところも驚きですが、わざわざ式の最中に母とアサダさんに対して千代里が本心をぶつけるってところも驚きと同時に謎です。恋は盲目。これほどまでに愚かしくひとを変えてしまうものなのですか? しかも、そこそこ田舎っぽいのに。格好の噂の餌食じゃないですか。

 そうまでして手に入れたかったってことで。

 最終的には手に入れたっぽくて。それならそれで、良かったねってことで良いのでしょうか…?

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆

*1:「彼女の名前は千代。晩ごはんの時間だけ営業する小料理屋の女主人。そこに行けば、いつでも温かいごはんと彼女のもてなしを受けられます。ひとを見ることに長けた彼女は、やってきた客たちの困りごとや問題を、話を聴くだけでサクッと解決してしまいます。それなのに、自分自身の恋には不器用で………彼女の恋路を応援すべく、常連客は今日も知恵を振り絞るのでした……」