안녕하세요
アンニョンハセヨ～ (こんにちは)
Netflixにて配信中でした。配信期限が迫っているのに気づいて、慌てて視聴！*1
マイリストに入れたままだったのに配信期限に気づけたのは*2、少し前に小宮璃央さんのウィキペディアを見たからで、ドラマ『高良くんと天城くん』の田中くんを演じた俳優さんを検索したからでした。なんとなく、ゆるっと繋がってる？
作品情報
『永遠の昨日』（えいえんのきのう）は、榎田尤利による日本の小説。
テレビドラマ 永遠の昨日
キャスト（テレビドラマ）
- 山田浩一（やまだ こういち）演 - 小宮璃央 高校生。バスケ部所属。陽気でクラスの人気者。満と登校中にトラックにはねられてしまう。
- 青海満（おうみ みつる）演 - 井上想良 浩一のクラスメイト。秀才だが人付き合いは苦手。交通事故に遭ってしまい、不思議な状態になってしまった浩一を守ろうと懸命になる。
榎田高校
- 鏡屋寿美子（かがみや すみこ）演 - 大友花恋 浩一と満のクラスメイト。実家が神社で巫女をしている。浩一の状況を解明しようとする。
- 橋本郁美（はしもと いくみ）演 - 鳴海唯 明るく人懐っこい性格で、クラスのムードメーカー。
- クラス委員長 演 - 新原泰佑 黒縁眼鏡をかけている。浩一のことに親身になってくれる。
- 小河雅彦（おがわ まさひこ）演 - 中村優一 クラス担任で現代文の教師。真面目で穏やかな性格。
- 玉置（たまき）演 - 朝井大智 生物学の教師。隣のクラスの担任。
浩一の家族
青海総合病院
- 香住遥 演 - 小林涼子 内科医。院長と不倫関係にある。満の良き協力者でもある。
- 青海敏郎 演 - 松村雄基 院長。満の父親だが、親子間の会話はほとんどない。
(ウィキペディア「永遠の昨日」より抜粋)
感 想 (ネタバレも？！)
原作者の榎田尤利さんは、「カブキブ！」「妖琦庵夜話」「宮廷神官物語」「武士とジェントルマン」「先生のおとりよせ」などティーンズ向けから一般小説、ミステリー、BLなどジャンルを問わず多数の著書がある大人気の作家さんです✨ (全作品を読んでいるわけではないですが、わたしも大好き！) メディアミックスした作品も多くて、とても読みやすい。
ドラマ化した今作は、「名作」「傑作」「レジェンド」などの冠がつくくらい有名な人気作のようです。(新装版が発売されたり、平積みされていたりしたような………気になるので、原作も読んでみたいと思います)
すごく良かったです。
でも、タイトルやあらすじ、キャラクター紹介からも分かるように、死別エンドです。ポジティブ！ハッピー！ロマンス！をお求めでしたら、ドラマ『高良くんと天城くん』のほうがオススメ。(U-NEXTでも配信中です)
ある日、何の前触れもなく、トラックに跳ねられて死んでしまった浩一君が、ほぼ即死と思われる状況なのに普通に動いて話も出来る………呼吸もしている………ただ心臓が動いていないだけ……の状態になってしまいます。
浩一君が、すごく明るい。(死んでるのに)
すごく元気。(死んでるのに)
どこも痛くない！(致命傷なのに………)
でも、そこに救われていると思います。全体的にストーリーは暗くなりすぎず、浩一君とみっちゃん(満君)ふたりの想いに焦点があたっていて、ひたすら切なくて、哀しい。
さっきまで話していたのに。
さっきまで生きていたのに。
なんで車道側を歩くのかって答えがあっさり出てしまっているじゃないですか……………
満(井上想良)君への共感度が高すぎます。
「え？なんで？」「どうして？」って、頭と心が状況に追いつかない。だからこそ「浩一は死んでない。死体なだけ。」みたいな文脈になってしまうのだと思います。
受け入れたくない。認めたくない。
そうしたら、本当にいなくなってしまう気がするから………
なんとなく、満君の想いが強すぎて、引き留められてしまったのではないかなって感じがします。きっと、みっちゃんには彼しかいなかったから。
巫女の寿美(大友花恋)ちゃんが、イイ味を出しています。それに、浩一君は鬼だけど悪いものではないとお墨付きをくれるので、安心できます。御札で封じられてしまうくらい弱いですし。見境なく生気を吸い取ったりしませんし。
浩一君自身は、自分の身に降りかかった異常事態に不安も大きいはずなのに、わりと気丈に見えて、みっちゃんを気にかけることもできて、ナチュラルに優しいなって思いました。
かつて恋人と死別した先生が、そのあと出会った恋人にも1番は譲れないという話をしたときに「同着1位じゃダメですか？」って聞けるところ。きっと、それはみっちゃんのためでもあって………この先みっちゃんに好きなひとが現れたら、そのときは同着1位で良いよってことなのではないかな……(なんてイイコなの！号泣)
たぶん、普段なら浩一君に賛成なのですが、このドラマを観ている間はみっちゃんに感情移入していたので、1位は1人じゃなきゃ意味がないんだ(大意)みたいなモノローグに完全同意でした。そして、1位は浩一お前なんだよ。
波が押し寄せるみたいに、ずっとひたひたと哀しくて、そして別れがやってきて、すごく哀しくて、それでも生きている者には時間が流れて、5年後に思い出のキャンプ場で、ひとり時間を過ごす満君。哀しさは消えないけれど、でも、川を流れる小石が少しずつ丸くなるように、海辺に流れ着いたガラスが滑らかなように、少しずつ角が取れていく。まだ、1位は唯1人。
そこで終わるのかな………と思ったら、暗転してからの、次は浩一君のターン。出会いから、少しずつ距離が近くなって、それから死んで、人生のアディショナルタイムとも言える元気な死体になって、最後の時間をみっちゃんと一緒に過ごして、「ずっと誰かの1番になりたかった」自分が1番好きなひとの1番になれたら奇跡みたいだって、その奇跡が起こった、だからしあわせだって………騒ぎになるといけないから、みっちゃんが起きる前に逝くね*3。
興味を持たれたかたは、是非！*4
それでは、今日はこの辺りで。
☆☆ また会いましょう！또 만나요！(*•ө•)ノ☆☆
