ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

『レイチェルのパリの小さなキッチン』

はじめに

 好きなものについて、いっぱい話したいことがあります。わたしは、コレのココがすごく好き!みんなはどう?みたいに。でも、好きなものについて話すことが得意かといえば、そうでもありません。なんとなく、反対されたり、悪く言われたりすることを警戒してしまう節があります。

 だから、どちらかと言えば、自分が好きじゃないものについて話している時のほうが、生き生きしてみえるかもしれません。嫌いなもの、苦手なものについては、分析がはかどるような気がします。それに、どれだけ反対されたところで、思い入れのないものであれば、こちらには大してダメージがない。「お互いの意見を尊重しましょう」なインターネット上のルールに則って、笑顔で受け流すことができます。あなたはあなた、わたしはわたし。でも、だからこそ、自分の「好きなもの」「興味のあるもの」の話をしたいとも思います。そのほうが、みんなハッピーだから。

 流行にうといので、なんとなく自分のタイミングで手に取ることが多いです。だから、詳しいひとからしてみたら、なにを今さらと思われるかもしれない。でも、わたしにとっては、「今」がまさに旬なの!殻をつけたピヨピヨなヒヨコだとでも思って、あたたかく見守る、あるいは見逃していただけたらと思います。🐣

作品情報

レイチェルのパリの小さなキッチン | Netflix

ロンドン出身のフードライター兼料理人、レイチェル・クー。 自宅の小さなキッチンを舞台に、パリジャンが家で作るような手軽でおいしいフランス料理を披露する。

初回: 2012年3月19日

最終回: 2012年4月23日

提供: レイチェル・クー

放送局: BBC Two

好きなところ

 レイチェルさんが可愛いです。家で、すっごく気に入ってるって話をしたら、両親に「でも、レイチェルって聞くと、あのこを思い出すよね」「そうそう、日本の」「バラエティに出てる」「男のひと……なのかな?」……それは、りゅうちぇるさんでは?!(話が脱線してしまいました)

 お洋服も素敵。自分の好きなものを選んでる感じがします。黒の印象的なトップスに赤いスカートを合わせるの、可愛い。マネしてみたいなって思いました。あと、ワンピースも可愛い。花柄とか水玉がお好きなのかな……どれも似合ってる。

 とっても楽しそうに料理をするところも大好き。手際が良い。狭いけど(狭いのか?)、どこに何を置いてあるのか知りつくした、自分の使いやすいようにカスタマイズしたキッチン。壁のタイルも素敵、ベランダのハーブも可愛い♪ 年季の入った琺瑯のボウルとか切れ味の良い包丁とか、道具を大切に使っている感じがします。料理人として信頼できる。

 お料理もとってもおいしそう。「とっても簡単なのよ」って言いながら、手際よく作っていくから、なんだか自分でも作ってみたくなる。小さじと大さじは使っているっぽいのに、牛乳とか○○mlっていうのは目分量っぽいのは何故だろう……と思いつつ、画角に入らないだけでキッチンスケールがあるのかしら?(って、キッチンスケールとクッキングスケールのどちらが伝わるのか検索してもよく分からなかった)(……はかりって言えば良い?)

作業と作業の合間に洗いものを済ませるところも素敵。そうよね、そのほうが限られたスペースを広く使えるし、時短よね。

 等身大というか、肩に余計なチカラが入っていないというか、気取らずリラックスして料理とおいしい食事を楽しんでいるところが、とっても好き!こちらも気軽に気楽に楽しめる気がします。

 食材や調味料に馴染みのないものがあったりして、なんだか新しい世界が開けるような気がします。知識としては知ってる料理もあれば、まったく知らなかった料理もあって、楽しい。ナチュラルにバターやクリーム、チーズが出てくるのも、日本とは違うなぁって感じです。ベシャメルソースって、そんなにあっさり出来るんですね?!煮込み料理とか、スープとかを作るときに「にんじん2本を入れます」ってフレーズがたびたび出てきて、なんというかレイチェルさんにんじん大好きなのかな……と思いました。わたしは、ちょっぴり苦手。でも、番組に感化されて、キャロット・ラペを作ってみたくなりました。(って、話をしていたら、父が大量のにんじんを買ってきました。おぉう。)

 レイチェルさんが他の文化圏の料理を取り入れて、オリジナルのレシピを作るところも好き。おいしさのマリアージュって感じがします。レイチェルさんを通じて、いろんな文化に触れられる。台所を通じての異文化交流。とっても楽しいです!

 

 文化が違うと言ってしまえば、それまでなのですが、レイチェルさんが料理のあいだもずっとブレスレットをつけているのが、なんとなく気になりました。大事なものなら、はずしておいたほうが良いんじゃないかな。お気に入りなのかな。それとも、あまり思い入れがないのかな。それとも、ブレスレットをつけている状態が自然すぎて、料理中にはずすっていう発想がなかったのかな……。余計なお世話だとは思うけど……(なんか小姑っぽいな)

 わたし自身が、仕事柄、腕時計やブレスレットはしないので、かえって気になるのかもしれません。ブレスレットは、手首が華奢に見えるし、自分の目に入ってうれしいし、ネックレスに比べて着け外しが簡単そうだし、素敵だなって思います。普段、身につけないからこそ、オフの時くらいは試してみるのもいいかも。自分に似合うものを探してみようかな♪🐥

 

パリの小さなキッチン

パリの小さなキッチン