こんばんは。お疲れさまです。
先に一緒に観た映画が好評ではなくて、🐹「ネコちゃんの趣味は分からない」と言われたわたしです。なんということでしょう!……それなら、次は絶対にはずさないミステリーにします!
ということで、選んだのはコチラ!
作品紹介
『ラプラスの魔女』(ラプラスのまじょ)は、東野圭吾の書き下し長編小説である。2015年5月15日に角川書店(KADOKAWA)より単行本が刊行された。
作家デビュー30周年記念作品で、東野は「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました。」とコメントしている。
映 画
2018年5月4日に全国公開された。主演は櫻井翔、監督は三池崇史、配給東宝。
原作では様々な主要人物のエピソードが並列に書かれていたが、映画版では「青江修介」を主人公に置いた形に変更されている。それに伴い、原作であったエピソードの改変・削除がなされている。
キャスト
- 青江 修介 - 櫻井翔
- 羽原 円華 - 広瀬すず
- 甘粕 謙人 - 福士蒼汰
- 奥西 哲子 - 志田未来
- 水城 千佐都 - 佐藤江梨子
- 桐宮 玲 - TAO
- 中岡 祐二 - 玉木宏
- 武尾 徹 - 高嶋政伸
- 羽原 美奈 - 檀れい
- 羽原 全太朗 - リリー・フランキー
- 甘粕 才生 - 豊川悦司
スタッフ
感 想 (ネタバレも!)
原作も読んでみたいなって思いました。
すごくおもしろかったです!*1
「謎解きはディナーのあとで」では有能な探偵役だった櫻井 翔さんが、探偵としては心許ない感じの大学教授・青江 修介を演じています。トリックを明らかにしたり、犯人を探したり、そういう謎解きがメインかと思いきや、順当に関係者をあたっていくなかで容疑者が次々と浮かび上がってくる……という流れでした。
一見不可能に見えても、人智を越えた知能にとっては可能であるということ。地形や気象条件、空気の流れ、そういった事象を統合して、事故に見せかけた完全犯罪を成し遂げることも可能。そう、ラプラスの悪魔なら。ね。
ということで、思っていたのと違ったけれど楽しかったです。豊川悦司さん演じる甘粕監督にキャッキャしていました。他にも、すぐに名前が思い浮かぶ錚々たる俳優陣で、とても豪華です。🐮「朝ドラに出てたよね。秋風羽織先生」🐹「トヨエツだぁ!」キャラクターとしては、身勝手で人でなしですけど、鬼才の監督って感じでした。
「ラプラスの悪魔」なひとびとが神すぎて*2、青江さんの活躍する場面がそんなになかったりします。教授なのにね。見せ場があるような、ないような………
なんとなく好きだなって思ったのは、青江教授が紙飛行機を折っては飛ばすところ。気分転換になるって。そのわりに、ちゃんと目指した場所に飛んでいかない。そういうものですよね。紙飛行機って。でも、教授が折った紙飛行機をラプラスの魔女・羽原円華が投げると、ふんわりと宙を滑空して、ぐるりと室内を周って、元あった場所に戻ってくる。カッコイイ!
それから、円華が電話で教授を誘導して、その位置に向けてドライアイスのけむりを流すという実験をするところ。驚きがあって、とても楽しかったです。ありえないと思われたことが、実際に起こりうるということ。なるほど、これが人智を超えるということですね!ということは、ありえない自然現象であるかに思えた2件の事件も人為的に起こすことが可能だったかもしれず……
時系列がちぐはぐですが、好きな場面順ということで!
教授が先陣を切って謎解きをするわけではないですが、なんというか観客目線というか、良き水先案内人でした。
家族みんなで楽しめて、良かったです!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。
また、明日!🐥💓