こんばんは。お疲れさまです。
前から気になっていたので、たまたまオススメに出てきたこともあって観てみました。Netflixでも配信中!(わたしは、たぶんAmazonPrimeVideoで観ています)
作品紹介
『恋する寄生虫』(こいするきせいちゅう)は、三秋縋の長編小説。2016年9月24日にメディアワークス文庫から刊行された。極度の潔癖症に悩まされ、人間関係を築けずに孤独に過ごす青年と、視線恐怖症で不登校の女子高生の寄生虫によってもたらされた恋愛模様を描く。
映 画
- 監督 柿本ケンサク
- 脚本 山室有紀子
- 上映時間 100分
2021年11月12日に公開された。監督は柿本ケンサク、主演は林遣都と小松菜奈。
キャッチコピーは「その虫は「恋」に寄生する」。
キャスト
感 想 (ネタバレも?)
原作を知らずに観て、最初から最後まで戸惑いしかなかったです。分かるような分からないような状態のまま、話が進んでいく感じ。雰囲気で楽しめば良かったのかな……?
映画を観たあとでコミックス版のお試し読みを眺めてみましたが、たぶん映像化にあたって誇張した部分のせいで入り込めなかったのかなって思いました。そこは、わたしにとって改悪でした。(世間一般的にどうなのかは分かりません)
今はまったくそういう気配すらないので、なんとも言えないのですが、「潔癖症」というのは他人事の気がしません。物心がついたくらいの小さな頃から小学校低学年にかけて、わりと頻繁に手を洗っていました。なにかお菓子を食べるとき。食べたあと。洗ってからじゃないと、他のものを触りたくなかった。よく洗うから、手があれてしまったりもしたけれど、それでもやめられなかった。理由は、たぶんストレスだろうとは思います。母が体調を崩しがちだったせいで、叔母や祖母の家に預けられることが多くて、自分の居場所がよく分からなかった。イイコでいたけど、イイコでいることに疲れていたのかもしれません。そのときは、分からなかったけれど……
小松菜奈さんは、大好きです。特に顔が。あと雰囲気。でも、映画のなかの佐薙ひじりが好きかは微妙だなって思いました。最初の印象が最悪すぎる。高坂(林遣都)が潔癖症って知っているのに、勝手に部屋に入るは、部屋のものに触るは、ベッドに横になるわ……和泉(井浦新)さんもそうですけど、一体あなたがたは何なんですか!という気持ちになりました。なぜ、他人の家に躊躇なく入れるの?そして、制止しているのに聞いてくれないの?話が通じないの?バカなの?潔癖症って言ってるじゃないか!
でも、吐いて気絶した高坂を介抱してくれたところは優しいなって思いました。放置しなかったんだ……みたいな。ちゃんと汚れた服を脱がせて、床も掃除してあげるなんて、意外と……というか良い人すぎませんか?キャラクターがつながらないけど、ひじりちゃん……実は優しい?!
あと、高坂はマーライオンみたいだなって思いました。
ひじりが、高坂にマスクをつけて、マスク越しにキスするところがドキッとしました。好きな場面です。
恋人と一緒に映画館に行って、手をつなぎながら観て、終わってエンドロールが流れていて、まだ館内が暗いようなタイミングで、お互いになんとなくキスしたくなる……そんな感じの作品なのかなって思いました。
つまり、Not for me ってことで……。うん、泣いてない。
途中で両親が帰ってきて、🐹「え?どんな話なの?」🐥「……ラブストーリー???」って答えながらも、最後までよく分からなかったです。恋愛がすべてってこと?
寄生虫は駆除できたけど、卵が残っているということは、それが孵化したら同じことなのでは?つまり、キスとか性交で寄生虫同士も結合して、そのあとは宿主を食い荒らしてしまうって、どこかで説明されていましたよ?
だから、最後のシーンがハッピーエンドなのかアンハッピーエンドなのか分からないなって思いました。イルミネーションから火花が散って、みんなが逃げて、騒然とするなか、ふたりがキスして、それはもしかしたら最期なのかもしれないのに……
でも、画面が明るくて、先が見えなくて、それはそれで良いなぁって思いました。その先なんて、なくていい。ただ、今さえあれば、それでいい。ファンタジー恋愛映画なら、アリだなって。
感想は、人それぞれだと思うので………ね!別に、ディスってないですよ。ちょっと、よく分からなかっただけです。別の機会に観たら、また違った感想を抱くかもしれません。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。
また、明日!🐥💓