こんばんは。お疲れさまです。
実写映画が大ヒットした『テルマエ・ロマエ』が『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』のタイトルで新たにアニメ化!Netflixで全世界独占配信されています。主人公のルシウスを演じるのは、津田健次郎さん。………これは…「観るしかない!」ですよね?
作品紹介
『テルマエ・ロマエ』(THERMÆ ROMÆ)は、ヤマザキマリによる漫画作品。
Webアニメ
『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』(THERMÆ ROMÆ NOVÆ)のタイトルで、2022年3月28日よりNetflixにて全世界独占配信された。「ノヴァエ」はラテン語で「新しい」を意味する。原作者のヤマザキマリとNetflixの間で結ばれたパートナーシップ契約の元で製作される新作アニメシリーズであり、ルシウスが浴場技師を志した経緯や、江戸時代にタイムスリップするなどの書き下ろしエピソードも展開される。ナレーションは窪田等。
アニメ本編終了後にはヤマザキ本人が草津温泉を訪れ、日本の入浴文化を再発見するミニコーナー『テルマエ・ロマエ ノヴァエ 巡湯記』が挿入される。ナレーションはルシウスを演じる津田健次郎。
声の出演(Webアニメ)
- ルシウス・モデストゥス - 津田健次郎、本渡楓(幼少期)
- アポロドロス - 麦人
- カシウス・モデストゥス - 相馬康一
- マルクス・ピエトラス - 小林親弘、田村睦心(幼少期)
- ティトゥス - 相馬康一、渡辺明乃(幼少期)
- リウィア - 小林沙苗
- レグルス - 日野聡
- ハドリアヌス帝 - 磯部勉
- 山口マミ - 瀬戸麻沙美
- 歌川国芳 - 池田秀一
- 吉田 - 櫻井孝宏
- ケイオニウス - 細谷佳正
- マルクス・アンニウス・ウェルス - 榎木淳弥
主題歌(Webアニメ)
- 「闘牛士の歌 〜音泉マナーのアリア〜」オープニングテーマ。Georges Bizet作曲による同名楽曲の替え歌となる。作詞・歌はPaolo Andrea Di Pietro、編曲・監修は川﨑龍。
感 想 (ネタバレも?!)
まずは印象的なオープニング映像から!公式配信の歌詞付き動画がありましたので、貼っておきますね✨
わぁい!おもしろい!わぁい!
最初はローマの言葉だと思い込んで、理解することを放棄してしまっていたのですが「A TA MA NI TA O RU NO SE GOKURAKU〜♪」背景に【極楽】の文字!
もしかして、「頭にタオル乗せ 極楽〜♪」
え?日本語?!わかる!!!!!
実写映画は観たことがあって、アニメは初めてだったのですが、すごくおもしろかったです。
映画だと、タイムスリップの場面で「どこか景色の良いところで歌い上げる男性テノール」みたいなひとが出てきたような気がしますが、アニメでは何の前触れもなく……というより、ルシウスが溺れると現代あるいは江戸時代の日本へやってきて、こちらで意識を失うともとの世界へ戻ります。
ルシウス……一体キミは何回 溺れるの?(そのうち溺死してしまうのではないかと心配ですよ???)
いじめられっこな子ども時代にイライラ、ハラハラしてしまいました。おじいちゃんに届けるおべんとうを奪われて、そのうえ川に落とされる……貴様、許さんぞ!食べものの恨みは!
ちゃんと取り返そうとしたのも、おじいちゃんにきちんと謝ったのも、イイコなルシウスくんですよ。キミは勇敢だ。相手が二人がかりなところ、一人で立ち向かったんだから。おじいちゃんが、ルシウスを責めたりせずに「1食くらい食べなくても死なない」って鷹揚に構えているところも安心感です。良い保護者。
……ところで、このいじめっこは、いつ頭を撃ち抜かれるのです? ひとのものを力ずくで奪い取ろうとするサルには、言葉で理解させようとしても無駄ですよ? *1
そんな、いじめられては「ふえ〜ん」とおじいちゃんに泣きつく子ども時代のルシウス。それはそれで、可愛かったです。のび○くんだ。(やさしいおじいちゃんがドラえ○ん)(おいしい串肉をくれる友だちもイイヤツですよ……)
でも、基本的にやさしい気質のルシウスも、祖父と父の名誉のためなら、いじめっこ相手に怯まず拳を振り上げます。ちゃんと守るべきもののために闘える子で良かったです。やられたら、やり返す*2。
そんな始まりでしたが、なんだかいつの間にかみんな大きくなっていて、いじめっこが「あのときは悪かった」と謝って、ルシウスと和解していて良かったです。わたしは「おべんとうのうらみ、ゆるさない」って思ったけれど、ルシウスにとっては、いじめっことのやりとりが浴場技師になろうと考えるきっかけになったのかなって。
あとは、ルシウスが現在(ローマ)と未来(日本:江戸時代だったり、近現代だったり)を行ったり来たりしながら話が進んでいきます。ルシウス、回を重ねるごとにタイムスリップに慣れてきている。さすがの順応性です!分からないことを、自分の持っている知識で理解しようとするところが良いなぁって思いました。たまに斜め上の発想になっているけど……(マッサージチェアやトイレの蓋が自動で上がる・ウォッシュレット機能なんかが、奴隷の仕事だと思われているとこ。でも、そっか。ルシウスの時代に電気はなかったはずだから、すべて人力ってことになりますね)
現代から、いろんなものを持ち帰ってしまっているけれど、それは大丈夫なの?と少々心配になってしまいました。その時代になかったはずのものが、のちのち出土したり……そういう本来の未来になかったはずの影響を与えてしまうこと、何て呼ぶんでしたっけ……(検索しました)「タイムパラドックス」
まぁ、いっか。ルシウスだし。
実写映画だと、妻には逃げられ、タイムスリップ先のマミさんとイイ感じになったと記憶しているのですが、アニメでは最終的にハドリアヌス帝のはからいで妻との関係も修復されるという、「めでたしめでたし」「良かったね」で終われる感じでした。
これからも、きっとローマで活躍し続けることでしょう!
本編のあとに『テルマエ・ロマエ ノヴァエ 巡湯記』という津田健次郎さんのナレーションのもと、原作者のヤマザキ先生が草津温泉を訪れ、入浴文化を再発見するというミニコーナーがあって、それも良かったです。
湯もみって、初めて知りました。たしかに理にかなってますね。それから、温度管理のプロがいたり……温泉……奥が深いです。なんだか、草津温泉に行ってみたくなりました。温泉たまご食べたいです。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓