こんばんは。お疲れさまです。
軽く観られるもので、そんなに長くなくて、前から気になっていた……ということで、今回はコチラ!久しぶりのNetflixです!
やっぱりおいしいものって素敵ですよね。そして、ニクは良い!牛肉には、トリプトファン*1が含まれていて、食べるとしあわせになります!しあわせになれるって、わたしは信じてる!
作品紹介
『フード・ラック!食運』(フード・ラック しょくうん)は、2020年11月20日に公開された日本映画。寺門ジモンの初監督作品。主演はNAOTOと土屋太鳳。
キャスト
- 佐藤良人:EXILE NAOTO (少年期:斎藤汰鷹)
- 竹中静香:土屋太鳳
- 新生英二:石黒賢
- 古山達也:松尾諭
- 山田智洋:寺脇康文
- 滝沢二郎:白竜
- 滝沢小百合:東ちづる
- 西田貴博:矢柴俊博
- 的場涼子:筧美和子
- 尾崎実:大泉洋(特別出演)
- 豊川忠義:大和田伸也
- 石原雄司:竜雷太
- 佐藤安江:りょう
スタッフ
- 原作・監督:寺門ジモン
- 原作協力:高橋れい子
- 脚本:本山久美子
- 音楽:Amar
- 主題歌:ケツメイシ「ヨクワラエ」(avex trax)
- 撮影:藤本信成
- 照明:金子拓矢
- 美術:齋藤しおり
- 録音:深田晃
- 編集:青野直子
- 音楽プロデューサー:茂木英興、野口良
- 装飾:渡辺大智
- 記録:栗原節子
- スタイリスト:前田勇弥
- ヘアメイク:澤田久美子
- キャスティング:北田由利子
- VFXスーパーバイザー:桑原雅志
- フードコーディネーター:はらゆうこ
- 製作・配給:松竹
(ウィキペディア「フード・ラック!食運」より抜粋)
感 想 (ネタバレも!)
この映画の主役は、佐藤良人を演じるEXILE NAOTOさんですが、もうひとつの主役は“牛肉”です!たぶん!
なんだか焼肉が食べたくなってしまいました。
繁盛しているお店の雰囲気、食事を楽しむお客さんの笑顔、ガヤガヤした感じとお肉を焼く音、ジュワーっと焼き色がついて、もう匂いもおいしいやつ!(映像からは、さすがに匂いまでは分かりませんが……でも伝わる!)
それを頬張るしあわせ!
「しっかり噛んで、おいしいを感じたら飲み込んで良し」(だったかな?) 母の教えをしっかり守っていて、なんだかんだ良人(EXILE NAOTO)さんは良い人です。食べる前に「いただきます」できるのも、良いですね。
良人ママ・佐藤安江を演じるのは、りょうさん!大好き!
興味のあるかたは、是非!
フリーのライターとして働いている良人は、新生(石黒賢)さんの依頼で、新入社員の竹中静香(土屋太鳳)とタッグを組んで、新しいグルメサイトを立ち上げるべく、名店を巡ります。
最初は、良人の嗅覚で、たまたま立ち寄った店が大当たり。新生さん曰く「良人には【食運】がある」
そのあとは、はりきる竹中さんが検索した「評判の良い店」に行くことに!(それはそうとして、食運とやらをもっている良人さんに任せたほうがうまくいくのでは?良人さんのおかげでありつけたフライ定食に感動したのではなかったの?なぜ?って気持ち) それにしても、肉寿司!おいしそうです!
期待に目を輝かせて口にする竹中さん。ん〜!……こんなものか?(拍子抜け?)
やたらと言葉少なな良人さん。黙々と肉を網にのせ、粛々と焼いていきます。「そろそろ良いんじゃないですか?」ってソワソワする竹中さんを制しつつ、焼き上がって皿にのせても「✋(待て)」、そして頃合いをみて「今!」
奉行!焼肉奉行がいます!
そして、食べたあとの沈黙。
竹中「おいしいか、おいしくないか、ハッキリ言ってください」良人「おいしくない」って、コラー!良人さんも良人さんだけど、いや今のは竹中さんも悪かったでしょう……忌憚なく、おいしさの感想を聞きたいなら、食事が終わって外に出てからとか、何なら場所を変えて珈琲で一服しながらとか、そういうので良いじゃないですか。たしかに、佐藤さんの表情からは読み取れませんが「おいしい✨」って感じがないなら、察してしかるべきでは? 竹中さんだって、ちょっとガッカリしてた感じなのに……
美食家・古山(松尾諭)さんとの肉愛あふれるバトルがおもしろいですね!字幕が出るのも見やすいです!(普段から字幕つきで観てますが……)
きっと、ここまで感想を読んでくれているひとは映画も観てると信じて、ほとんど触れてこなかったのですが、良人さんの母・安江さんはステージ4の肝癌で入院しています。昔、雑誌に事実でないことを書かれて、その後に食中毒が出て、安江さんの店・根岸苑は閉店してしまいました。その原因は、実は良人のイタズラで……そんな良人を怒らず、許してしまったから、母と息子の溝は埋まらなかったんですね……
なかなか会いに行けないでいる良人。頼まれて代理で来ているという体で、お見舞いに行く竹中さん。余計なお節介かと思いきや、彼女は彼女で物心つくまえに母親を亡くしていて、生きているなら生きているうちに会いに行ってほしいという想いがあって………イイ子ですね……
いろんなお店を取材していく中で、根岸苑の味を再発見した良人は、安江さんに食べてもらうために「根岸苑のぬかづけ」を再現しようとします。なかなか同じ味は作れず、そうこうするうちに母が急変。「声は聞こえてると思うので、話しかけてあげてください」という医師の言葉に、母に対して想いの丈をぶつけます。「ごめんなさい」が言えて、良かったですね。
よしよし。泣かないで。
って、次の瞬間には喪服。展開が早すぎます💦
奇跡が起こって持ち直しました!とは、ならないんですね。寛解はやりすぎにしても、せめて小康状態とか……
意外とシビアでした……(主人公補正は?)
そして、竹中さんから安江さんのメッセージが届けられます。よし坊!29歳だったの?!(なかのひと、アラフォーでは?!)「おいしくなあれ」良いですね。よし坊に、この先もたくさんの「おいしい」がありますようにってところに、母の愛を感じます。ずっとずっとしあわせでいてねっていう、あたたかくて、やさしい気持ち。
どんな料理も、作るひとのこだわりや食べてくれるひとへの想いが詰まっています。高級な食材や希少な部位でなくても、丁寧な下ごしらえ、隠し包丁や味つけなどで“最高の肉”になります。それは、作り手の誇り!*2
そして、新しいグルメサイトが始まります!
なにげに、カレー屋店主が大泉洋さんってとこがツボでした。最初、分からなかったです。髪型で雰囲気がずいぶん変わりますね。お似合いです!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
*1:検索しました。しあわせ物質セロトニンって思っていたら、違ってました。セロトニンを作る材料なんですって!
*2:料理人は、客に対して誠実であるべき。そして、情報を発信する側は、自身のもつ影響力を自覚するべきです。正しい情報を発信すること。裏づけのない雑誌記事で根岸苑が閉店してしまったり、良人さんの書いたレビューがひとり歩きして、結果的にそのパン屋さんが廃業してしまったり……他人の評価を無条件に信じて、その尻馬にのって対象を叩く。そういうのって、どうなの?どう思う?って問いかけられているみたいですね。協賛に食べログってあったので、攻めてるなって思いました。自分たちは大丈夫って思ってる?それとも「襟を正す」みたいな気持ちなのかな?(地元の気に入ってるお店が軒並み3点台なので採点が厳しいのか、わたしとは合わないみたいです……。わたしはわたしの味覚を信じるし、同じ土俵には上がりません。)