ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』

 こんにちは。お疲れさまです。

 そろそろ秋のドラマが始まりつつありますね。振り返ってみれば、この夏は最初から最後まで完走できたドラマがたくさんありました。ハマっていたわりに感想を書いていなかったので、この機会にまとめてみようと思います。

 まずは、私のお気に入り!コチラです!

作品紹介

『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(いしことはねお そんなコトでうったえます)は、2022年7月15日から9月16日までTBS系「金曜ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマ。主演は有村架純中村倫也西田征史の脚本によるオリジナル作品。

東大卒のパラリーガル「石子」こと石田硝子と、高卒の弁護士「羽男」こと羽根岡佳男が凸凹コンビを組み、ふたりの元にやってくる人々が抱える身近なトラブルに挑みながら、お互いのコンプレックスに向き合い成長していく姿をコミカルに描くリーガルエンタテインメント。

オープニングには、その放送回の法律トラブルが何かを視聴者に説明するアバンタイトルが設けられており、石子と羽男が寸劇を行う。

キャスト

  • 石田硝子(いしだ しょうこ)〈28〉演 - 有村架純 東大卒のパラリーガル。4回司法試験に落ち、5回目の受験を諦めている。「真面目でコツコツ積み上げていく、そして石のように頭が固い」ことから「石子」と呼ばれている。
  • 羽根岡佳男(はねおか よしお)〈34〉演 - 中村倫也 高卒の弁護士。見たものを写真の様に記憶する「フォトグラフィックメモリー」の持ち主で、この能力で司法試験に一発合格している。羽のように軽やかな性格から「羽男」と自称。
  • 潮綿郎(うしお わたろう)〈65〉演 - さだまさし 石子の父。弁護士で「潮法律事務所」の所長。根っからのお人好しで困っている人を放っておけず、貧しい人から弁護料を受け取らないため、事務所の経営状況は芳しくない。誰とでも友達になり、綿のようにふわふわとした性格。羽男を事務所にスカウトする。
  • 大庭蒼生(おおば あお)〈26〉演 - 赤楚衛二「潮法律事務所」のアルバイトスタッフ。中古車販売店「カーキャプテン」の元販売員→整備士。素直で何事も疑わない性格だが、それ故に騙されやすく、何度か事件に巻き込まれている。
  • 塩崎啓介(しおざき けいすけ)〈40〉演 - おいでやす小田 爆食の町・鴨ヶ谷で父親が経営する「そば処 塩崎」で働く。明るくて気さくな性格。
  • 羽根岡優乃(はねおか ゆうの)演 - MEGUMI(第3話・第4話・第7話・最終話)羽男の姉。検事。

スタッフ

(ウィキペディア「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」より抜粋)

感 想 (ネタバレも……?!) 観てないかたは、また今度!いつもと違ってゴリゴリのネタバレです!

 ドラマが始まる前は、配役で気になっていたところがあります。主演が、中村倫也さんと有村架純さん。他の主要人物に、さだまさしさんと赤楚衛二さん。期待しかないです!

 でも、「リーガルエンタテインメント」というところに食傷気味というか(食べてもいないのに)、そっか法律かぁ………ってところがありました。なんとなく主演のふたりが正反対の性格ってところも既視感ありますし……………

 それが!観てみたら、すごくおもしろかったです!っていうか、観ていらしたかたは既にご存知ですね!大好き!

 ウィキペディアにも載っていますが、最初に、その回で取り上げられる法律トラブルにまつわる寸劇があります。それが、すごく分かりやすい。コミカルなのも良いです。それに、毎回とりあげられるトラブルが身近に感じられるものばかりで、話に惹き込まれます。

 キャラクターも型にはまらず魅力的。石子は頭が固くて、お金にシビアですが、それだけではなくて正義感があって、優しくて、相手を思いやることができる。人間観察力があって、困っている相棒をフォローできる懐の深さもあります。(ひとつの考えにこだわりすぎて、自分も周りも傷つけるタイプではないところがバランス感覚があって素敵です。コミュニケーション能力も高いですし、たぶん誰もが好きになってしまう!) 羽男は、おもしろいです。「型破りな天才弁護士」に憧れがあって、ネットで検索しては、自分を演出することに余念がない。でも、石子には看破されています………。可愛い。能力が高いことは確かですが、それだけではない魅力があります。

 回を重ねるごとに、ふたりの掛け合いも息ぴったりになってきて、本当に良い相棒って感じなのですが、あくまで仕事上のバディであって恋愛関係に発展しないところも良いなって思います。

 石子先輩のことが大好きで、でも石子羽男コンビの間には割っていくことができなくて、羽男のことも尊敬している可愛い後輩・大庭蒼生(赤楚衛二)。彼もステキです。羽男のことを強力なライバルだと認識しているかもしれませんが、自分は自分らしく頑張るぞって感じで、下手に足を引っ張らないところがイライラしない。そして、そっちはそっちでイイ感じなのです。(大庭くんは大庭くんの気持ちをまっとうできたんだねぇ。しみじみ。)

 そんなこんなで、全体的なバランスが良いなって思いました。

 

 とにかく毎週楽しみにしていて、リアルタイムで視聴できなかったときはTVerで必ず観ていたくらいはまっていました。そこで知った「解説放送版」というのも気になっていたのですが、てっきり出演者やスタッフの方々がシーンの裏話について語るようなものかと思っていたら、違っていました。

 「解説放送とは? 解説放送とは、目の不自由な方々に対して副音声による解説を行い番組内容をお伝えするものです。 ドラマの場合、出演者のセリフ等だけでは表現しきれないト書き的な情景描写等を、ナレーターが補完的に説明 (解説) をして伝えていきます。(TBS公式サイト 解説放送案内より抜粋)」

 そちらも観てみたかったような気がします。

 

 観終わってから時間が経ちすぎて(少しずつ感想を書いておけば良かった……!🐥💦)、細かいところまでは覚えていないのですが、せっかくなのでわたしの大好きな場面を挙げておきますね✨

 なにせキャラクターが良くて、話がおもしろいので、作品全体が大好きなのですが、それはそうとして、みんなでごはんを食べるところが好きです。大盛りの蕎麦とかカツ丼とか、見た目にしあわせ感があります。それに、父特製のカレーとか。隠し味が隠れきれていないというか、その隠し味はいらないかもしれないカレー。逆に気になります。青汁が登場したり、なんだかんだ健康意識が高いですね! それから、第5話で石子が同行しようとするのを頑なに拒否する羽男。最終的には、納得できない石子が自分の想いをぶつけるのですが、それに流されるかと思えば「ヤダ!」イヤって、あなた、子どもじゃないんだから羽根岡先生………と思いきや、石子の体調が悪いのを察して心配してたっていうのは、よく見てるなって。そして、やさしい。分かりにくいけど。 それから、何話か忘れてしまいましたけど、石子が口にした「ノマドワーカー」を聞き返して、「え?なに?ドナドナカー?」「出窓メーカー?」「海老ロブスター?」「もう少し泳がせまーす笑」ってところが息ピッタリすぎて、そのあとの「うん。ノマドワーカーね」ってところまで含めて、おもしろかったです。聞こえてるじゃないですか。まったく仲良いな! 石子さんが屋上で過ごしている場面も好きですし、羽男と一緒に外風に吹かれながらビールを飲んでいる場面も好きです。それから、疑いが晴れて自由の身となった大庭くんに、誰よりも先に抱きつきに行く羽男も好きです。………コラ。そこは、石子さんでしょう。でも、そういうところも良いです。

 そういえば、ドラマ内では石子は石子って呼ばれてましたけど、羽男は羽根岡先生って呼ばれることのほうが多かったですね。ついついタイトルにひっぱられて、羽男羽男書いてしまいましたが………まぁ、いっか。

 なんだか、また観たくなってしまいました。

 2月にDVD BOX、Blu-ray BOXが発売されるみたいです。悩ましいところですね。配信サービスで観られると良いのに……

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓