こんにちは。
本当は、先に観終わったドラマシリーズがありますが、感想をまとめるのが追いつかないので、その次に観た映画について書こうと思います✨
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タイトルだけは目にしたことがあって、そのうち観てみようかな……なんて思ったりもしていましたが、今回のきっかけは続編の『ひとまずすすんだ、そのあとに』という作品がラインナップに出てきたこと。なんとなく「今」観るべきなのかなって………
映画といっても、30分くらいの作品なのでサクッと観ることができます。両方合わせても1時間ないくらい。興味があれば！
作品紹介
2015年6月6日（土）公開 / 上映時間：30分 / 製作：2014年（日本） / 配給：DREAM MARKET
あらすじ・ストーリー 市民課戸籍係のカウンター業務をマイペースにこなす独身職員・美幸は30代目前だけれど彼氏なし。父・一雄との二人暮らしから抜け出そうとすることもなく、淡々と生活が続いていくものだと信じていた、ところが今後を左右する大問題に直面し、翻弄されていく。
解説 ほぼ無名のキャスト＆スタッフながら、日本各地の映画祭で上映されて人気を博したインディーズ映画が満を持して劇場公開。地方都市の群馬県藤岡市を舞台に、アラサーの独身女子の等身大の悩みを丁寧にすくい取る。田辺・弁慶映画祭では史上初となるグランプリ、観客賞、女優賞、男優賞の4冠を受賞するなど、新たな才能が放つ輝きを目撃しよう。
スタッフ・キャスト
- 監督 / 柴田啓佑
- 斉藤夏美
- 山田雅人
- 小林優斗
- 矢崎初音
(「映画ナタリー」＞「ひとまずすすめ」より抜粋)
感 想 (ネタバレも？)
あるあるで、等身大で、身につまされます。
ウィキペディアに情報がなかったので、他の作品紹介サイトを回遊していたら、俳優さんのプロフィールに行き着いて、作品中の「もうすぐ30だよ」ってセリフに対して、嘘でしょ*1………って思いました。でも、よく考えたら8年前の作品なので、そこまでサバ読んでないですね。制作している時点では29歳くらいですか。そう考えると、8年の時の流れって大きいです。(今だったら、アラフォーじゃないですか？！)
そんな感じで、普段から10年ひと昔な自分の感覚にも慄きつつ……リアリティーショーな映画でした。おもしろいとか、楽しいとは思わなかったけど、これは……うん、分かる。分かります。
家を出て、家族を顧みず、好きなように生きていたはずの弟が、唐突に彼女を連れて実家に帰って来て、子どもができた、結婚する、家業のボウリング場をゆくゆくは廃業して自分の店にする、親父の面倒は自分たちがみる、などと勝手に言い出します。なんというか、本当に唐突で、本当に身勝手です。そこに、「姉の将来を考えて」「姉のために」というワンステップがあったとしても、ひとり決めには変わりない。なんで、そんな大事なことを、自分だけで決めるかな。相手の将来や生活に関わることなのに、選択肢がない(ように見える)のは何故ですか？
とはいえ、弟が実家で生活するために、姉を追い出すのかと思いきや、普通に一緒に暮らしていて(それもそうか)、それなら良いかな……って思いました。深刻な姉弟の仲違いになるのではないかと少しだけ心配しましたし………
主人公は、市役所の市民課戸籍係に勤めていて、いろんなひとたちの結婚や離婚を間近で見てきている。だからこそ、結婚がすべてではないし、離婚が悪いわけでもない、それは、ただの人生の選択だということを知っているはずなのに、いざ弟が結婚して、実家に戻ってきて、姉は姉で自分の人生を生きるように言われたときに、この先の人生プランをどう描けば良いのか不安になってしまう。分かるような気がします。
街コンの感じ………分かるような気がします。
一方的にジャッジされて、品定めされる、そんな恋愛市場に打って出る気力など………ない！
いろいろな不安や見通せなさに悲しくなっている主人公に、父が言うセリフ「自分のしあわせくらい 自分で決めろ」好きです。
結婚するもしないも、家を出るも出ないも、自分で決めていい。決めればいい。どこにしあわせがあるか、それは自分にしか分からないことです。
なんだかんだ、ぬるっと出会ったひとと、それなりに親しくなっていて、良かったねって思いました。ちゃんと仕事をしている、しっかりした考えを持った、観察力のある、感じの良い相手で良きです。変なのに執着されることもなかった。
街コン、あなどるべからず………
続編では、姪っ子だか甥っ子だかが誕生していて、なんだかんだ街コンで出会った彼とも続いていて、よりハッピーエンドな感じがします。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日！🐥💓
☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように！☆☆☆
*1:38でしょ？！🐥💦
