ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『男と女』

 안녕하세요 *1

 Amazonプライムビデオにて配信中(でした)。

 母がスマホでサクサク韓国ドラマを観進めていて、リビングのテレビは父が占有していて、弟はゲームしたりアニメを観たりしている………わたしは?!(弟と母に「テレビを買えばいいじゃないか」「買えば良いよ」と言われましたが、一家に何台も必要です?)

 部屋の居住スペースには限りがあるのと、テレビは安い買いものではないので、悩みます。(それくらいなら、ブランドの新しい財布がほしい!) しばらくはスマホで良いかな………ということで、何気なく弟に入れてもらったアプリでAmazonプライムビデオを観たら、視聴期限間近な作品ということで紹介されていました。最近、どこかでタイトルを目にした気がします……よ?

 これも何かの縁なので、観てみました。

 ポスターのコン・ユさんが爆イケ!そう思いません?(おひげがないほうがステキです!)(個人の見解なので、異論は認めますよ………)

作品紹介

『男と女』(おとことおんな、原題:남과 여)は、2016年公開の韓国映画。雪の北欧を舞台に、道ならぬ恋に突き進む孤独な男女を描いたラブストーリー。

  • 監督 イ・ユンギ
  • 脚本 イ・ユンギ
  • 音楽 パク・ジュンソク
  • 撮影 キム・ドンヨン
  • 編集 キム・ヒョンジュ
  • 製作会社 映画社春
  • 配給 韓国)ショーボックス、日本)クロックワークス
  • 公開 韓国)2016年2月25日、日本)2017年2月4日
  • 上映時間 115分
  • ハングル:남과 여 発音:ナムグァ ヨ

キャスト

  • チョン・ドヨンイ・サンミン
  • コン・ユ:キム・ギホン
  • パク・ピョンウン:アン・ジェソク(サンミンの夫)
  • イ・ミソ:ムンジュ(ギホンの妻)
  • パク・ミンジ:イ・ハジョン
  • ミン・ムジェ:セナの彼氏
  • ペク・サンヒ:スヒョン
  • ノ・ガンミン:アン・ジョンファ(サンミンの息子)
  • カン・ジウ:ユリム(ギホンの娘)
  • チョン・ソンギョン:サンヒ(サンミンの姉)
  • ユン・セア:セナ
  • チョン・イクリョン:ヒョソン
  • キム・ヘオク:ムンジュの母
  • キム・ヨンソン:お手伝いおばさん
  • チョン・スノン:ハン室長
  • カン・シンチョル:ギホンの友人
  • イ・ジフンギホンの友人
  • イ・サンウォン:ギホンの後輩
  • カティ・オウティネン:タクシー運転手 

(ウィキペディア「男と女 (2016年の映画)」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 お茶の間*2で、家族で観るには向かない作品でした。年齢制限:16+(肌の露出、暴力、飲酒、喫煙、性的なコンテンツ)

 わたしは、キム・ギホン(コン・ユ)さんの柴犬感にどうしても惹かれてしまうようです。好みのタイプ………ではないはずなのに、潤んだ瞳と儚げな顔立ちが、なんだか「しあわせになってもらいたい」と思わせる。

 もうひとりの主演 サンミンを演じたチョン・ドヨンさんは、映画『キル・ボクスン』で主演のボクスンを演じてみえました。(道理で!作品名を見たことがあるはずです。彼女のウィキペディアを見たので………)

 話自体は分かるような、分からないような………

 出会ったタイミングってあると思います。出会った場所……季節……時間………

 どれかが違っていたら、また別の筋書きがあったかもしれない。人生って、そういうものでしょう………?

 ウィキペディアのあらすじには「雪の北欧を舞台に」ってありましたけど、半分以上は韓国が舞台です。たぶん。再会するのも韓国なので。

 肌色多め(婉曲表現)ですが、そういうシーンの演出が綺麗です。グロテスクではない程度にリアリティがありつつ、ファンタジーといった感じ。

 ………それにしても、後半20分くらいのストレスが半端ないです。うっかり停止してしまいました。(そんな場合ではないのに………)(視聴期限が迫っているのに) いや、だって、ショーが終わって、仕事が一段落ついて、久しぶりに会えるっていうときに………終わったら(遅くなるけど)会おうって約束していたのに………何故か約束もしていないのに夫と息子が職場に迎えに来るという………なんということでしょう……………

 そして、一旦は家に帰ったものの、やっぱりギホンに会いに行こうとするサンミン。夫に不審がられて、素直に(隠さず)話してしまう。なのに、ギホンは会いに来たのにドアを開けることなく帰ってしまう。そうして、時は経ち、またしてもフィンランドの地で偶然すれ違うふたり。でも、ことばを交わすことはなく……………

 やっぱり「タイミング」なんだと思います。

 登場人物が誰も死んでいなくて、不幸にもなっていません。フィンランドの雪景色のなか、タクシーにもたれてタバコを吸うサンミンとタクシー運転手。ふたりの背中。雪の木立を真っ直ぐに貫く道路、そこを走るギホンの車。それを俯瞰から眺めた構図で、全体的に明るい画面で終わっています。なんとなく余韻があるなって思いました。

 特に描かれてはいなかったけれど、ふたりの関係性は終わってしまったんだなって。喪失感というか、あるはずのひとの不在を感じてしまうけれど………ふたりとも、なにかを失ったようにも、なにひとつ失っていないようにも見えます。

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆

*1:「アンニョンハセヨ」(こんにちは)

*2:ところで「お茶の間」って伝わりますか?(もしや死語?) リビングとかダイニングみたいな場所のことです。文字通り、お茶で一服するような……🐱🍵