ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』

 こんにちは!

 そういえば、冒頭の挨拶を作品に合わせて変えようと思っていたはずなのに、ここしばらくは「안녕하세요」一択だったような気がする今日この頃です。今日は日本のドラマなので日本語✨ (思い出した初期設定………)

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作品紹介

『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』(ア・ターブル れきしのレシピをつくってたべる)は、BS松竹東急のオリジナルドラマ枠「月曜ドラマ」で2023年1月9日から3月27日まで放送されたテレビドラマ。

  • 原案 遠藤雅司(音食紀行)『歴メシ!決定版 歴史料理をおいしく食べる』
  • 企画 清水啓太郎
  • 構成 清水啓太郎(シリーズ構成)
  • 脚本 横幕智裕
  • 監督 吉見拓真
  • 音楽 ベンジャミン・ベドゥサック
  • エンディング 阿児万寿美「Share」

キャスト 

主要人物 イギリスに赴任して空き家となった、吉祥寺から徒歩20分にある夫の親戚宅に住まう夫婦。

  • 藤田ジュン(ふじた ジュン)演 - 市川実日子 大学の学部内の事務員。北海道出身。
  • 藤田ヨシヲ(ふじた ヨシヲ)演 - 中島歩 ジュンの夫。漬物メーカーの管理部門責任者。長野支店に単身赴任していたが、リモート作業が増えたので帰京する。

周辺人物

  • 高梁浩子 演 - 安奈淳(第9話・第10話)ジュンの叔母(ジュンの母の妹)。北海道での生活を嫌い、国内を放浪し気ままに暮らす。チェリーを愛飲する愛煙家。
  • 野菜直売所のおばちゃん 演 - 水木薫(第6話・第8話・第10話・最終話)ニンニクを購入しようとしたがお金が足りずカゴに戻したジュンに、この次にお金を持ってきてくれればよいとニンニクをもっていかせる。
  • 浜口あすか 演 - 神野三鈴(第8話・第11話)ジュンが働く大学の文学部西洋史学科の教授。ジュンが大学時代のゼミの先輩であった。
  • 伏見佐紀 演 - 安藤裕子(第6話)ジュンの大学時代の友人。大手出版社の雑誌編集者。
  • 加賀沙良 演 - 芋生悠(第3話)ジュンの姪(北海道在住のジュンの姉のひとり娘)。東京の大学で哲学を学んでいる。時折、ジュンの家で食事を共にする。文系ながら、量子力学にハマっている。ヨシヲを慕っている。

(ウィキペディア「À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 少し観始めましたが、Amazonプライムビデオでは字幕が出ないので、途中になっていました。わたしがテレビを観る傍で、リンゴを長々と洗ったり、コップを洗って珈琲を淹れたり、あまり気にせず生活音を立てる父。とかく父は水仕事が好きです。というか、長いです。(コップをすすぐのも、リンゴを洗うのも、そんなに時間はかからないはずじゃないですか………楽しいの?)

 主演ふたりの声のトーンに慣れれば、わりと聞き取れるようになります。それでも、会話が主体のドラマで聞き取れないのは困ります………なので、ドラマの会話が生活音でかき消されるようなときは一時停止して、聴き取れなければ何度でも戻すことにしました。生活音がなくても、聞こえないときは聞こえないので、容赦なく戻します。観てるのが自分ひとりだと気兼ねなく操作できて良いです。聴力に問題はないはずですが、日本語のリスニングに難があるので、日本語の作品にも字幕がほしいです!

 

 ヨシヲ役の中島歩さんが年齢不詳で、旦那さんっぷりが板についていて、ぶっきらぼうなようでいて優しい感じが素敵です。ということで、実写版濱地健三郎探偵の候補に入れたいと思いました。それから、唐突ですが大谷亮平さんも。最近、観ているドラマのナレーションから、どうしても姿が脳裏をチラついてしまうのですが、検索したら別人でした。声が似ているのか。弟曰くの、わたしの「ダメ絶対音感」ゆえなのか………

 

 結婚何年目かは分かりませんが、それなりに年月を重ねていそうなのに、ふたりでキッチンに立って、仲良く歴史上の再現レシピに取り組んでいて、夫婦関係が良好そうで良いです。

 というか、夫婦の感じがリアル。回を重ねると判明しますが、夫婦ふたりは5歳差らしいです。妻が年上。大学生と社会人で出会ったみたいなので、結婚10〜15年くらいでしょうか?

 ほどよい距離感と家族感。ケンカではないけれど、ちょっとした出来事をきっかけに気まずくなって、でもケンカではないからこそ逆に修復が難しい………思わず「ごめん」って言ってしまうヨシヲの気持ちは、ちょっと分かる気がしました。でも、謝ったのは自己満足だったと自分を振り返ることができるヨシヲは良い伴侶だとも思います。きっかけを作ってあげるジュンさんも良い。素敵な夫婦です。

 

 9話 マルコ・ポーロ猫耳麺 (名前が可愛いです。本当の猫耳ではなくて、猫耳の形をした麺)(作ってみたいです!🐱)

 ジュンの叔母・浩子さん登場。おなかペコペコでやってきて、歴史ごはんを作るときに隣で飲みながら手伝ってくれます。叔母と姪が仲良さそうで良かった。夫婦でイベントとして楽しむなら良いけれど、遊びに行った親戚の家でいきなり歴史ごはんを作ることになって、出来上がるまで食事はおあずけ………なんてことになったら、なんかイヤです。普通に。外で食べたい。(ドラマにならない) 文句を言いながらもつきあってくれるなんて、叔母さんと関係性が良いんだろうな。作りながら、何を飲んでいるのか気になって検索したら、NOILLY PRAT(ノイリー・プラット)はヴェルモットでした。なるほど炭酸割り。

 「幸福は人格である」(叔母さんは「どこかで見かけた言葉」って言ってましたが、検索したらゲーテでした) 

 浩子叔母「人の痛みを理解したうえで決断するのが大人だと思ってる、でしょう?ね?」

 10話 ベートーヴェン∶いちごのシャーベット(←なんだかんだ、これが1番気になります!) カースヌーデルンも気になります。チーズが中に入ったパスタ。でも今回は餃子の皮で代用しています。良さそう!

 9話と10話は、ヨシヲ不在回です。出張で出かけているので、叔母さんと飲みながら作る。2回目になると、安心して見ていられます。今回も叔母さんは腹ペコで、飲みながら手伝ってくれます。優しい。叔母さんが帰ってから、いろいろ考えたジュンがヨシヲに送ったライン(ショートメッセージ)

質問。

これからやりたいこと、何かある?

 それに対するヨシヲからの返事は、

二人でやりたいこと?

いっぱいあるよ

 たまに間違えるみたいだけれど、やっぱり良い夫婦です。ヨシヲの性質とタイミングが良い。

 11話 クレオパトラ∶モロヘイヤスープ(おいしそう!)

 《禍福は糾える縄の如し》

 良いことが起こったら、バランスを取るために悪いことが起こるのではないかと考えしまいがちなジュン。自分でも自己懲罰意識が強いのでは……と言っていましたが、それに対してヨシヲが少し考えてから「良いことも悪いこともただ起きたことなんじゃない?」って返すところが好きです。ここ。少し考えてってところがポイントです✨ ヨシヲ、好きだなぁ。

 12話 メソポタミア文明∶アカル(ビールで発酵させたパン)は気になるけれど………塩気がないのは無理です。塩コショウがないと、おいしくないような気がする。当時の味を再現するのが歴史メシの醍醐味かもしれませんが、おいしくする努力や工夫はしたい!現代は、塩があります!ね!

 11話で遂に火が点かなくなってしまったガスコンロ。これまでは、点火にコツがあって、ジュンがやると何とか点いていました。今回は、それでもダメで、カセットコンロを出してきて、そこにコンロの五徳を置いて、コーヒーのお湯を沸かします。ガスコンロを買うか、買わないか。ここにも、運命の分岐点が存在するのでは………?!

 運命に抗いたい思いのあるジュン。

 ヨシヲ「自由意志か運命か、それは決めなくて良いんじゃない?過去のことは変えられないし、未来のことは分かんないでしょ?」

 正攻法では点かなくなったガスコンロ。でも、点火ツマミを回して、そのタイミングで火のついた多目的ライターをかざせば………なんと!点くんですね。これでしばらくは使える。だから、買い換えるのも、買い換えないのも、ジュンが決めれば良いよ。って、やっぱり素敵。ヨシヲ。

 ジュンさんのことをよく分かっている感じで、良いなぁって思いました。

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆