大家好!
ダージャーハオ!(こんにちは)
Amazonプライムビデオにて配信中。少し前に日本でリメイク版が制作されましたね。そちらも気になります。(レンタル開始しているみたい!)
作品紹介
『1秒先の彼女』(いちびょうさきのかのじょ、原題:消失的情人節)は、2020年公開の台湾映画。2020年(第57回)金馬奨で作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞を受賞。
- 監督 チェン・ユーシュン
- 脚本 チェン・ユーシュン
- 製作総指揮 イェ・ルーフェン、リー・リエ
- 音楽 ルー・リューミン
- 公開 中華民国∶2020年9月18日、日本∶2021年6月25日
- 上映時間 119分
- 言語 中国語、台湾語
あらすじ せっかちなヒロインが、デートしようとしたら、いつの間にか翌日になっていた。デートの日に何があったかを探ろうとしてキーマンを発見する。
キャスト
- シャオチー - リー・ペイユー
- グアタイ - リウ・グァンティン
- ダンカン・チョウ
- ヘイ・ジャアジャア
- リン・メイシュウ
- グー・バオミン
- チェン・ジューション
- リン・メイジャオ
- ホアン・リェンユー
- ワン・ズーチャン
- チャン・フォンメイ
(ウィキペディア「1秒先の彼女」より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!)
おもしろかったです。
日本語字幕で見ましたが、3部構成(くらい)になっていて………くらいって言ってるあたりで、お察しのことと思いますが、観てから数日経ってしまったのと、覚書きも残していないので思ったこと以外の何もかもがあやふやです。
なので、ふわっと書くので、ふわっと受けとめてもらえたら良いかなって思います。
原題は“消失的情人節”で日本語だと「消えたバレンタイン」章ごとに題が表示されては、そこから部分的に言葉が消えて章題になるのが新鮮でした。漢字だからか、ちゃんと伝わります!……たしか、最初が「消えた人」で次が「消えた記憶」最後が「消えたバレンタイン」だったはず*1
シャオチー(リー・ペイユー)は、何ごとも1秒早い。朝は目覚まし時計よりも1秒早く目が覚めるし、合唱は常に先を歌って他のみんなと合わせられない、体操もひとりだけずれる、映画館では他のひとたちが笑うタイミングよりも早く笑うし、写真ではタイミングを合わせることができずにいつも目を瞑っている。最初は、そんな彼女の視点で物語が展開していきます。
彼女は郵便局で働いていて、彼氏のいないアラサー。バレンタインを数日後に控えているのに、予定はありません。そんなとき、仕事帰りに公園で楽しそうなダンスを教えているイケメンに出会います。遠くで、みんなのマネをしていると、彼が一緒に踊るよう誘ってくれます。後ろの端っこで参加するシャオチー(やっぱり1テンポ早い)。ダンスが終わるとすぐにそそくさと帰ろうとしますが、それを追いかける彼。少し話して、すっかり打ち解けたふたり。彼は保険と口座を新しく開設したいと言い、近いうちにシャオチーの働く郵便局を訪れると約束します。
……………長いな………
まぁ、いろいろあって、バレンタインのイベントにふたりで参加して、賞品を狙うことになります。意気込むシャオチー。気合十分です。負けても何も失うものはないわけですし………
毎日、シャオチーの働く郵便局にやってきてはハガキや手紙を出していく謎の男の存在も、そろそろ語っておくべきでしょう。
バレンタイン当日の朝、いつも通りに目覚めたシャオチーは、身支度をして、約束のイベントに向かいます。バスに乗って、次に目を開けるとベッドの中で、いつも起きる時間を過ぎていて、なぜか日焼けしていて、なぜか靴の中には砂が入っていて、不思議に思いながらイベント会場に向かうと片づけているところで、なぜかバレンタインデーの翌日なのでした。バレンタインに約束をしていたイケメン先生には連絡がつきません。
バレンタイン当日は、出がけにバスで見かけた仲の良さそうな男女がイベントのチャンピオンになって、そのバスの中から女性客が忽然と姿を消したという事件がありました。
そして、郵便局には、いつもと同じように謎の男がやってきて、(いつもとは違ってシャオチーと同じように日焼けしていて、顔の左半分が腫れています)、「謝謝(ありがとう)」「再見(さよなら)」と言って去ります。そして、それっきり再び郵便局に来ることはありませんでした。
っていうのが、「消えた人」です。そして、シャオチーは、自分自身の消えてしまった1日を探し始めます。興味を持たれたかたは、是非!
シャオチーが消えた1日を探していく中で、記憶にない写真、ふらりと家を出て行方不明になってしまった父との思い出、失くしていた私書箱のカギ、そこに届いた数多くの手紙などを見つけます。そして、シャオチーは消えてしまった謎の男ではなく、かつて病院で出会った男の子のことを思い出すのでした。
バレンタイン前日に普通のひとには感知しえないEXTRAな時間が存在していたというのは、とても意外で、おもしろかったです。
そして、その間に動かない彼女を連れ回す彼については、(台湾映画なので、文化の違いがあるのかな………というのを差し引いても)、若干のホラーみを感じました。いろんなポーズをさせて、写真を撮るって………それ楽しいの……?
でも、キスをするかで散々逡巡して、そっと額に口づけるっていうのは、ギリで気持ち悪くない*2落としどころで、彼………実はいいひとだなって思いました。連れ回すけど。
ベランダからラジオDJ!クローゼットからヤモリ(ひとの姿)!それから、豆花(緑豆トッピング)!何度も観たいかと言われれば、そうでもないですけど、なんだか味わい深い作品でした。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆