ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』

 Hello. 

 Amazonプライムビデオにて配信中。途中まで観て、続きを観ようと思ったら「配信終了しました」になっていて(なっているように見えて)、残念に思っていましたが、視聴中リストに残っていたので確認したら、普通に続きを観ることができました。………なんだったんだろう……?

作品紹介

グランド・ブダペスト・ホテル』(原題: The Grand Budapest Hotel)とは、ドイツ・アメリカ合作のドラメディ(コメディ・ドラマ)映画である。とある高級ホテルのカリスマ的コンシェルジュである初老の男と若いベルボーイの交友を描いた作品である。監督・脚本はウェス・アンダーソン、主演はレイフ・ファインズが務めた。

キャスト 

(ウィキペディアグランド・ブダペスト・ホテル」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 すごく有名な作品だと思います。観てはいないけど、タイトルは知っていました。とても話題になっていた気もします。円盤のボックスを買おうか悩んで、結局、購入には至らなかったのかな。

 もともと気になっていたこともあって、概要欄にもミステリーコメディとあったので、ミステリーに重点があるかと思いきや、全体的にコメディでした。おもしろかった。けれど、制作陣の狙い通りに作品を受けとれたかといえば、そうでもないと思います。歴史への理解度、感覚、文化的背景………分かったふりも出来ないので、ここはおとなしく分からなかったと書いておきます。(何事も、楽しむためには教養が必要…φ(..) )

 

 在りし日のグランド・ブダペスト・ホテルの外観は、手の込んだ絵本に出てきそうなくらい、豪華で、瀟洒で、可愛らしい。

 それから、ホテルに菓子を納品する“菓子店メンドル”の箱も商品も、とても可愛いです。

 

 とある作家の銅像の前で、女性がベンチに座って本を読み始めます。

 その本には、作家自身の体験談が綴られていて、かつてグランド・ブダペスト・ホテルに滞在した際、そこの支配人から聞いたという話が語られていました。

 作家は、グランド・ブダペスト・ホテルを訪れました。かつては栄華を極めたホテルも、今となっては廃墟寸前。そこで、支配人から、彼がベルボーイとして働いていた頃、伝説のカリスマ的コンシェルジュであったグスタヴとの出会いと別れの話を聞くことになるのでした。

 

 現在>(小説)>過去 箱の中に箱がある………みたいな感じで、キャラクターを把握するのが難しかったです。小説のなかで作家に対して物語る支配人と、その話に出てくる若き日の支配人(当時の新米ベルボーイ)は同一人物なのに、演者は違う………年を重ねて、見た目に変化があるのは自然です……………が……

 グランド・ブダペスト・ホテルのVIP顧客である老婦人が亡くなり、グスタヴとベルボーイのゼロは、お悔やみを伝えるために彼女の豪邸へ向かいます。多額の遺産に群がる人々。犯人は、明らかです。狂暴で、凶悪で、容赦がなくて、自分本位。おそらく老婦人は殺されたのでしょう。遺言執行人の彼も殺され、すべての罪がグスタヴになすりつけられるかと思いきや、彼は脱獄し、逃走。コンシェルジュ同士のつながりを駆使して、真相を探ります。

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 ドンパチもあるけれど、あっさりと事件が解決して良かったです。

 アガサが可哀想なことになった………と支配人のゼロが回想していたので、犯人に殺されてしまうのではないかとドキドキしましたが、そこは大丈夫でした。アガサの命を奪ったのは、事件や犯人ではなく、流行り病だったようです。

 興味を持たれたかたは、是非!

 画面が明るくて、華やかで、リズミカルです。テンポが良くて、リアリティよりはファンタジー寄り。でも、そんななかに手触りのある感情が感じられる。……不思議です………

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆