久しぶりにまとまった休日でした。(といっても、2・3日のことですが……)(それだけで連休って思えてしまうあたり、社畜って感じがするなぁって、書いてて思います)
こういう時こそ、たくさん映画が観られるって休みの前は楽しみにしていたのに、夜ふかしして、朝寝して、なんだか自堕落に過ごしているうちに半日があっという間に過ぎていきました……それはそれで、贅沢な時間の使いかたって感じがしますけど、なんだかもったいないです。なにかしたい!
マイリストにいろいろ入れすぎて、なにから観ようか迷います。観たい作品や読みたい本はたまっていくばかりで、気持ちに行動が追いつきません。部屋もそうだし、頭のなかもそうだし、どこもかしこもとっ散らかっていて、片づかない。やらなきゃいけないんだろうけど……まぁ今度でいいや。
なんとなく元気が出る感じのが良くて、あと怖くなくて、小難しくもなくて、絶対におもしろい、間違いないやつ。
……………コレだ!
作品紹介
『バクマン。』(英語タイトル: Bakuman。)は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2008年37・38合併号から2012年21・22合併号まで連載された。全176話で、単行本は全20巻。
概要
高い画力を持った真城最高と文才と発想に長けた秀才である高木秋人を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のり・その活動を描く。
実写映画
2015年10月3日に公開。監督は大根仁。第39回日本アカデミー賞話題賞と最優秀音楽賞を受賞した。
東宝では連載中から映画化を念頭に置き「主演には文化系男子代表と呼べるような2人を」と考案。そこでナイーブな演技に定評のある佐藤と、一昨年の映画「桐島、部活やめるってよ」でヘタレ高校生を好演した神木に白羽の矢が立った。
劇中の音楽はサカナクションが担当し、同バンドは主題歌である「新宝島」も同様担当した。
漫画を描くシーンでは、実際の撮影とプロジェクションマッピングを併用した初の試みを行った。
キャスト
福田真太 - 桐谷健太
平丸一也 - 新井浩文
中井巧朗 - 皆川猿時
川口たろう - 宮藤官九郎
服部哲 - 山田孝之
佐々木 - リリー・フランキー
瓶子 - 矢柴俊博
おもしろかったです!
絵は得意ではないので、昔から描けるひとがうらやましいです。わたしがなにか描くと画伯になってしまう。(残念ながら才能には恵まれませんでした)(でも、両親は「上手だね」って言ってくれます。やさしい。)(なので、衣類箱とかに何が入っているか、文字と家族の持ちキャラを描くのはわたしの仕事です。……あれ?良いように使われ………)
小・中学校と美術部に入っている友だちがいたので、よく頼んで絵を描いてもらっていました。あと、描いているところを近くで見てた。描き上がった絵も好きだけど、もっと好きなのは描いている過程だったかもしれません。
たぶん同じような理由で、Eテレで時々やってる「漫勉」が好きです。描くときの音が好き。ペンが紙をひっかく音。ただの紙が、漫画になっていく過程。なにもなかった場所に物語が創られていくこと。
ただただ描いていく作業過程をずっと撮影していくだけでも、かなり楽しいとは思うのですが、そうなると動きがあまりなくて、話もほとんど進みません。だからか、映画では漫画を描いている場面がすごく速い。紙から絵がシュルっと出てきて、床とか壁とかに投影されたり、ライバルと競い合うときにペンと鉛筆を武器に対抗する演出があったり、それでも簡単に描いてしまえているように見えないのは、最高(佐藤健)と秋人(神木隆之介)のやりとりがあってこそだと思います。寝てないとか、疲れすぎてやさぐれていく感じとか、つまらないことで衝突したりとか、過酷さが伝わってきます。ライバルに圧倒されがちですが、それでも負けじと立ち上がる姿はカッコイイです。
そんな、ふたりのライバル 高校生漫画家の新妻エイジ(染谷将太)。才能があるだけでなく、どんな状況も楽しんでしまえるところが強いなぁって思いました。
亜豆(あずき)(小松菜奈)ちゃんが、圧倒的ヒロインで可愛いです。スタイルが良い。雰囲気があります。好きです。
最高の叔父 川口たろう(宮藤官九郎)さんも好きです。最高の「叔父さんが仕事をしているところを見るのが好きだった」って、すごく分かる気がします。最高が子供のころに亡くなっていますが、作品はずっと残る。叔父さんの作品が「あーこれ好きだったわ」って言われる場面があって、良かったなって思いました。なにかが報われたような気がするというか……。打ち切りとか、現実はシビアですけど、世に出た作品は、きっと誰かの心に残ると信じたいです。🦋
クラゲが出てきます!