最近、暑いですね。アイスのおいしい季節になってきました。
去年の夏は、わりと見かけた気がするサクレのコーラ味がお気に入りでした。コーラ味のラムネがはいっていて、おなじみのレモンが乗っていて、さわやかおいしかった。今年は、なかなか見かけません。これからでしょうか?
レモン味は定番ですね。氷自体は、ちょっと甘めだけど、上に乗ったレモンが酸っぱくておいしいです。ちょっと思いついて、砕いたサクレ(レモン味)をグラスに入れて、炭酸水を注いでみたら、シャリシャリ食感のフローズンドリンクができあがりました!凍らせるにしても、カチカチに凍ったのを溶かすにしても、理想のシャリシャリに出会うのは難しいです。でも、これならお手軽にできますね。我ながら良い考え。おいしかったです!
作品紹介
『三度目の殺人』(さんどめのさつじん)は、2017年9月9日公開の日本映画。是枝裕和監督のオリジナル脚本による法廷サスペンス。主演は福山雅治。
登場人物
- 重盛朋章 演 - 福山雅治
- 三隅高司 演 - 役所広司
- 山中咲江 演 - 広瀬すず
- 山中美津江 演 - 斉藤由貴
- 小野稔亮 演 ‐ 井上肇
- 摂津大輔 演 - 吉田鋼太郎
- 川島輝 演 - 満島真之介
- 服部亜紀子 演 - 松岡依都美
- 篠原一葵 演 - 市川実日子
- 重盛結花 演 - 蒔田彩珠
- 重盛彰久 演 - 橋爪功
スタッフ
- 原案・脚本・編集・監督:是枝裕和
- 撮影:瀧本幹也
- 美術監督:種田陽平
- 音響効果:岡瀬晶彦
- 音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
(ウィキペディア「三度目の殺人」より抜粋)
STORY
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛(福山雅治)は、なんとか無期懲役に持ちこむため調査を始める。
何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。
金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江(斉藤由貴)に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。さらには、被害者の娘・咲江(広瀬すず)と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。
なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体の知れない三隅の闇に呑みこまれていく重盛。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?
(映画『三度目の殺人』公式サイト ABOUT THE MOVIEより抜粋)
思ったこと。(そしてネタバレ)
よく分からなかったです。わたしには分からないということが、よく分かりました。警察あるいは検察、法律に詳しいひとが観れば、また違った感想があるでしょうか………?
なので、そのまま素直に書き残しておこうと思います。
🐾🐾🐾🐾🐾🐱🏛️📚🔥🔪😼
まず、共感できそうなキャラクターがいません。「仕事は仕事」だと割り切っている重盛(福山雅治)さん、有能であるなら、それで大丈夫だと思います。でも、なによりも強いのは、やはり事実なのではって思いました。
というか、最初から違和感があったのは「弁護士サイドが善人という描かれ方ではないこと」かもしれません。加害者の人権を守るとか冤罪を防ぐとか、そもそも被告人に相応な量刑を得るために働くことが仕事のはずでしょう?それが、被告人の利益になるためなら、真実がどうでもかまわないってところがピンときません。軒弁の川島(満島真之介)さんが言っていることも、そんなに的外れではないと思うのですが、それに対して(経験値と年齢が明らかに)上のふたりが「こいつは分かってないな」って感じなのも引っかかります。おなかのなかは、どうあれ。建前として大切なことって、あると思います。
なんだか「裁判」という制度が茶番に思えてくるような気がしました。真実を明らかにしないのなら、いったい何をよりどころに量刑を決めて、判決をくだすのでしょう? 被告人の証言だけを元にして、こうしましょう、ああしましょうって、なんだか裁判って、みんなで共通の「こういうことがあった(ということにしましょう)」っていう口裏あわせみたいですね。←このへんは、裁判全体というより、弁護士サイドに対しての感想です。
「事実」はさておき、減刑を求めるためには、最初から財布を取る気は なかったほうが良くて、被害者に対して怨恨があったほうが良くて、なんなら頼まれたから仕方なくのほうがより良い……って、なんですか?それ? しかも、本人の供述が二転三転して、そのせいで戦術が崩れていくって、弁護士としてのありようとか姿勢はともかくとして、普通に仕事ができていないのでは……?
最初から、被告人との信頼関係が築けていないのでは……?
なんだか、最初から最後まで、してやられた感です。仕事をしていないわけじゃないのに、結果的に、何もしなかった時と変わらないような気がします。そういうのは、地味にしんどいです。
被告人の利益のために、事実なんて気にせず、都合の良い出来事を並べて、動機を描き出す。ずっと、そうしてきたのに、なんで最後の最後で主義を変えてしまうのかな。犯人性の否認は、明らかに被告人の不利益です。戦術的にもまずいって分かっているのに、被告人の意思を尊重してしまったのは、なぜ?
おなじ「娘をもつ父親」として、思うところがあった……?
(とはいえ、仕事はきちんとしてもらいたいと思います)
そして、結局のところ事実はどこにあるのか……?
そもそも、映画自体、明らかに夢とか想像・空想・妄想といった表現をしない限り、小説で言う地の文というか、そういう「信頼に足る事実」を表しているって理解で良いのですよね?
それなら、犯人は間違いなく彼では?(最初のほうに映像がありますし)(それに、単に自白だけでは起訴できませんよね?)(タクシー運転手の証言とか、手袋の裏や財布の指紋とか、凶器、犯行当時に着用していた衣類なんかの物証、アリバイの有無、証言の信憑性、そういうの全部ひっくるめての起訴ですよね? そのあたりは、検察が有能だと信じたいです。)
もし、本当に咲江(広瀬すず)ちゃんのためだったとして、裁判員への心証以外になにかが変わりますか? 仮に、誰かのためだったとしても、殺人は最悪です。
誰も真相に近づけたくなくて、最期まではぐらかそうと思うなら、それこそ途中で供述を変えずに最初から最後まで怨恨+窃盗で押し通せば良かったのでは……?
「三度目」というのは、自分の証言によって自身の死刑を決定づけたということ? でも、死刑は刑罰であって、殺人とは呼ばないですよね。最初の事件で2人が亡くなっているようなので、今度の事件で3人目ということ?
分かりません。誰の意図も分からない。
それで良かったの?望んだ結果を得られましたか?……という気持ちです。また別の機会に観たら、今度は違った感想をもつかもしれません。🦋
元刑事役で品川徹さんが出演されています。好き💕